帰り際、キョウちゃんが僕の袖を・・・今日の小説タイム☕(120)│2026.5.18更新
がんばるあなたに、ちょっとひと息✨
今日の小説タイム、スタート☕
■連載小説 「僕の彼女」

高校2年生の浅野タケシは、クラスで浮いた存在。彼がひそかに思いを寄せるのは、クラスの誰もが憧れる「キョウちゃん」こと、坂本京香だ。
ところが・・・
ある日、タケシは、同じくクラスで浮いた存在の内田靖子、通称「やっちゃん」と読書の話題で意気投合。
運命の人、やっちゃんとの出会いは、タケシの日常を大きく変えていく。
■前回まで
「えッ?」
僕は、またしても声が裏返ってしまった。
キョウちゃんは、
「冗談、冗談。てことで、気分転換しよ!」
と言って、いつもの明るい笑顔に戻った。
それから、僕とキョウちゃんは、好きな音楽や映画の話で盛り上がった。
帰り際、公民館の駐輪場に向かう途中、キョウちゃんが僕の袖を引っ張ってきた。
「浅野君、今度うちに来ない?」
「見せたいものがあるの」
「えッ?」
今日3度目で、声が裏返ってしまった。
(第5話につづく)
■第5話: 「やっちゃんの入院」 (1)
公民館の駐輪場に向かう途中、キョウちゃんが僕の袖を引っ張った。
「浅野君、今度うちに来ない?」
「見せたいものがあるの」
「えっ?」
「きょ、キョウちゃんの家に?」
僕は、突然の誘いに、うまく答えることができなかった。
キョウちゃんは、
「やっぱり、まずいかな?」
と、僕の顔をのぞき込んだ。
今日の小説タイムの3つの楽しみ方
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