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やっちゃんの秘密。今日の小説タイム☕(133)

がんばるあなたに、ちょっとひと息✨
今日の小説タイム、スタート☕

■連載小説 「僕の彼女」

高校2年生の浅野タケシは、クラスで浮いた存在。彼がひそかに思いを寄せるのは、クラスの誰もが憧れる「キョウちゃん」こと、坂本京香だ。

ところが・・・
ある日、タケシは、同じくクラスで浮いた存在の内田靖子、通称「やっちゃん」と読書の話題で意気投合。

運命の人、やっちゃんとの出会いは、タケシの日常を大きく変えていく。

■前回まで


(何でそんなこと聞いてくるんだろう...)

僕は不審に思い、
「おいしかったけど、何で?」
と聞いてみた。


するとやっちゃんは、
「あれ、兄さんのお昼ご飯だったんだよー」
と笑った。

「兄さん?」


「正確に言うと、これからお兄さんになる人ね」
「来月、孝彦兄さんのお父さんとうちの母親が結婚することになったの」
と、やっちゃんは淡々とした口調で話しはじめた。

僕は正直、どんな態度で接するのがいいのかわからなかったけれど、できるだけ普通にしてあげようと思った。


僕は、「うん」とだけ言って、話の続きを促した。

やっちゃんは、安心したような表情を浮かべて、話を続けた。

(第8話につづく)


■第8話: 「やっちゃんの秘密」 (1)

やっちゃんは、
「うちはね、母子家庭だったの。お父さんは、私が小学校5年生の時に、病気で死んじゃったんだ」
と、教えてくれた。

彼女が一人っ子だというのは知っていたけれど、家庭の事情までは知らなかった。


僕は、相槌を打つことしかできなかった。

「私ね、どうしても大学に行きたいんだ」
やっちゃんは、そう続けた。


「大学に行って、東京の出版社に勤めるの」
「そして、ゆくゆくは、自分で小説を書くの」

やっちゃんの顔は、真剣そのものだった。


★エンディングテーマ★

僕の運命の人

               作詞:山中サトシ
               作曲:Musicful AI

どうして泣いてるの
描いてた夢は、すぐそこにある

こんなに晴れ渡る空の下
夢に向かい、ただ歩き出せばいい

教室の隅、語り合ったあの日々
季節(とき)が二人を隔てても

僕は忘れない
君がいたあの夏のことを

君は、僕の運命の人



★おすすめの一冊★

★スペサンマガジン★


#スキしてみて #創作 #短編小説 #恋愛


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