【ちょっとひと息✨】 今日の小説タイム (115)│連載小説 「僕の彼女」:第4話「公民館での密会」 (ライトノベル)│2026.3.30更新
■連載小説 「僕の彼女」

高校2年生の浅野タケシは、クラスで浮いた存在。彼がひそかに思いを寄せるのは、クラスの誰もが憧れる「キョウちゃん」こと、坂本京香だ。
ところが・・・
ある日、タケシは、同じくクラスで浮いた存在の内田靖子、通称「やっちゃん」と読書の話題で意気投合。
運命の人、やっちゃんとの出会いは、タケシの日常を大きく変えていく。
■前回まで
キョウちゃんは、一度、教室を見渡してから、僕に目配せをした。
「放課後、公民館行こ」
「えッ?」
僕は、また声が裏返ってしまった。
「でも、部活は?」
「気分転換」
とキョウちゃんはいたずらっぽく笑った。
僕はとりあえず、
「わかった」
とだけ言って、また机に寝そべった。
僕の顔は、多分、真っ赤だったと思う。
放課後。
僕とキョウちゃんは、学校の近くの公園で落ちあって、公民館へ向かった。
■第4話: 「公民館での密会」 (5)
公民館には談話スペースが設けられていて、ゆっくりおしゃべりができる。
しかも、公民館を利用しているのは、年配の人が中心で、学生はあまり見かけなかった。
もちろん、宮本たちに見つかる心配もない。
(キョウちゃんは、わざと公民館を選んだのかな?)そう考えると、僕は緊張を抑えきれなくなってきた。
談話スペースに着くと、僕とキョウちゃんは、窓際のテーブルに座った。
僕は、ペットボトルのミルクティーをキョウちゃんに渡して、
「ここ、よく来るの?」
と聞いてみた。
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