応援するってこういうこと
地下アイドルを好きになってから気づいたことがある。
それは、「推しがいる」ことと、「推しを応援している」ことは、似ているようで少し違うということだ。
推しがいるだけなら、SNSを見たり、配信を見たりするだけでも十分楽しめる。
でも、「応援している」と感じるようになったのは、現場へ通うようになってからだった。
ライブへ行く。
特典会で「今日もよかったよ」と伝える。
次のライブの予定を確認する。
その繰り返しの中で、いつの間にか「見ている」だけではなく、「一緒に歩んでいる」ような感覚になっていた。
もちろん、自分一人の力で何かが変わるわけではない。
でも、会場が少しずつ埋まっていくことや、新しい衣装、新曲、ワンマンライブの発表。
その一つひとつを「自分もこの時間を一緒に過ごしてきた」と感じられることが、地下アイドルならではの魅力だと思う。
だから、自分は結果だけを応援しているわけじゃない。
成功するまでの過程を応援している。
うまくいかない日も、悔しい日も、少しずつ成長していく姿も全部含めて好きなんだ。
地下アイドルは、完成されたスターを眺める世界ではない。
誰かの夢が少しずつ現実になっていく過程を、一番近くで見届けられる世界なんだと思う。
