古事記は最古の科学書かもしれない ――「古事記×科学 寺田寅彦入門」開催
『古事記』は神話の本です。
そう言うと、「科学とは正反対ですね」と言われるかもしれません。
しかし、本当にそうでしょうか。
昔の人々も、空を見上げ、風を感じ、雨や雷に驚きながら生きていました。
世界はどのように始まったのか。
なぜ昼と夜があるのか。
なぜ人は生まれ、死ぬのか。
それらの疑問に答えようとして生まれたのが神話です。
一方、科学もまた、同じ疑問から始まります。
寺田寅彦は、「不思議に思う心」を何より大切にした科学者でした。
落ちるリンゴも、鳴く虫も、地震も、誰も気にしないような身近な現象も、寺田寅彦にとっては自然が投げかける問題だったのです。
実は寺田寅彦は、『神話と地球物理学』という随筆を書いています。
その中で寅彦は、『古事記』や各地に伝わる神話・伝承の中に、地震や津波、噴火などの自然現象の記憶が残されている可能性について考察しました。
神話を単なる作り話として片付けるのではなく、自然を観察し続けた人々の経験や記憶が含まれているのではないか――そんな視点で神話を見つめていたのです。
6月27日(土)14時から16時まで、fermi cafeで康寧堂さんによる「古事記×科学 寺田寅彦入門」を開催します。
この講座は、全10回で『古事記』を読み解く「古事記×科学」シリーズの第1回です。
古事記を知らなくても大丈夫です。
科学が得意でなくても大丈夫です。
神話と科学。
一見遠く見える二つの世界が、実は同じ「なぜ?」から始まっていることに気付く時間になると思います。
寺田寅彦が遺した視点を手がかりに、『古事記』の最初の一ページを一緒に読み直してみませんか。
開催概要
【日時】
6月27日(土)14:00~16:00
【講師】
康寧堂さん(漢詩人)
【参加費】
イベント参加費は無料です。
本企画は、東京応化科学技術振興財団のご協力により開催します。
ただし、fermi cafe利用料が必要です。
【fermi cafe利用料】
・大人 500円
・小学生~大学院生 300円
【対象】
小学生から大人まで
古事記や科学の予備知識は必要ありません。親子での参加も歓迎します。
神話を読む目と、科学を見る目。
その両方を少しだけ広げてくれる2時間になるはずです。
お申込みはこちらから↓
古事記×科学|第1回 寺田寅彦入門 | Peatix
