『トンボと虹』 ~愛川あかりの小説~
こんにちは。愛川あかりです!
今日は、私の作品『トンボと虹』を紹介させていただきます。
ぜひ、お読みいただきたいです。
『トンボと虹』 愛川あかり(著)

【紹介文】
あやめの谷戸で生まれたトンボ、谷戸がすべてと思っていた。
だけど里山の向こうを見て、世界は広大であると知る。
世界はどこまで続いているのか、果てを目指して旅に出た。
いろんなものに出会い、いろんなことを学び、挫折を知って妥協も覚えた。
それなりの月日を重ね、それなりの暮らしの中で、わかったつもりになっていた・・・
でも、生きるってそうじゃない! ようやく本当のことに気づいた。
夢見た、挑んだ、見つけたいなら探せばいい、オレにしかできないことをやり遂げるんだ!
冬が迫る中、トンボはやり残したことにもう一度挑む。
【目次】
第一章
あやめの谷戸
大きなカメ
山の向こう
広い世界
第二章
旅立ち
島の子犬
海の上の虹
虹の伝説
小さな公園
冒険の終わり
高原行の列車
第三章
トンボの楽園
王様への道
運命の集会
第四章
秋の訪れ
故郷の池
燃え残る夢
虹のふもと
【物語が出来たきっかけ】
何年か前、高原の牧場に行きました。
牧草地の柵にトンボがいっぱいとまっていました。
「水もないのにどうしてトンボが?」
人里で生まれたトンボは、高原で盛夏を過ごし、秋になると再び人里に戻って卵を産むと知りました。
「人間と逆だな」
そう思いました。
「いや、同じなのか?」
若者が集まる場所で何かに挑み、何らかの成果を手に故郷へ帰る・・・
トンボと人の一生がぴったりと重なりました。
【ここを見て欲しい】
舞台は田んぼや高原。私の好きな場所ばかりです。
カメラで景色を切り取るように、一番きれいな風景が、頭の中いっぱいに広がっていくような表現を心掛けました。
それから、これは初夏から初冬にかけての物語です。
季節が移り変わるにつれて変化していく自然を、雲だったり、花だったりを使って印象付けることを心掛けました。
まるで映画を見ているように、情景が次から次へと浮かんでは消えていく、そんなふうに感じていただけたなら大成功だと思っています。
そして、季節が進むにつれて意識される死・・・
われわれ人間と何も変わらない、限りある命の輝きがそこにあります。
こんなお話です。ぜひ、たくさんの人に読んで欲しいです。
たった一人でもいい、誰かの心に刺さって欲しい、心から願っています。
【自画自賛ポイント】
「若いの、本当に本当のことが知りたいのなら、お客さんじゃダメだ。目の前の現実に飛び込んで、がむしゃらに突き進め。どんなに傷ついても、どんなにぼろぼろになっても、それでもなお進み続けるやつだけが真実にたどり着ける。この世のこと、お前の言う壮大な物語に観客席はない。知りたければ参加するしかないのだ」 by 漆黒の帝王
