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遠野物語

瀬織津姫に、コメントを頂き、
久しぶりに

「遠野」

のキーワードに触れました。

若い頃から、柳田國男が大好き。

「遠野物語」

あの雰囲気がなんとも言えなくて。

もう、30年以上前ですが、
当時、何冊か、遠野、遠野物語の解説本があり、今でも大切にしていますが、
その内容を辿るように、たびたび遠野に足を運びました。

今は遠野も、故郷回帰的な動きで、少し垢抜け感が出てきましたね。
当時は、訪れる人は少なく、まあ、何もない所でした。

マニアックな方が、来るところだったのではないでしょうか。

諏訪の足長神社で、鎌倉街道(いざ鎌倉へで使われた道ですね)の研究されてる方に声をかけられたり、
北海道の斜里のストーンサークルを、雨の中眺めている男(後でキャンプ場で友人になりますが)とお互い、変人がいるなあ、的に、牽制したりと、
まあ、そんな感じの人しかいなかったような(偏見か)。

オシラサマ、河童、座敷童子と、
ネタの多い所ですよね。

いろいろ周りましたが、
遠野物語にも登場する

遠野物語拾遺68話
「会下の十王堂」

を訪れた時のこと。

今はどうなのでしょうか、
確か、個人のお宅に伺ったような記憶が
あります。

応対に出てくださった、おばあちゃま。
先ずはノートに、名前と住所を、と。
今では、個人情報云々で、無くなりましたねぇ。この感じ。

そのまま、どうぞと、十王堂にご案内頂きました。
正座で向き合いながら、
見学者に慣れていらっしゃるのでしょうね、解りやすーく、東北弁を和らげて、
説明して下さいました。

うわあ、まさに遠野物語の世界、
田んぼの泥の、足跡のお話しをして下さいました。
さすがに、

「どんとはらえ」

は、無かったですけどねえ。

すると、十王像の方へと目をやる、
おばあちゃま、

「婆さまの木彫の像の手がとれてる、
 直して」

と。

ええ、これ、文化財なんじゃないの?
触っていいの?
と、思いつつ、きゅっきゅと、手を差し込みました。
うわあ、なんと貴重な体験。
これは誰も、経験無いでしょう。
私の密かな、自慢です。

写真はありますが、当時はフィルム、
データにはしてないので、
アップは出来ません。

あ~あ、東北、
行きたくなって来ました。

早池峰の瀬織津姫、
座敷童子に会いたいなあ。


十王像を
ジブリ風に

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