見出し画像

Case Report〜第77回獣医師国家試験不合格者の一例〜


こんにちは。小苦労です。今回は私が第77回獣医師国家試験不合格となってしまった原因についてケースレポートと題して分析します。

私は最初の記事で書いた通り大学入学以降ギリギリではあるもののストレートで進級し、卒業試験も本試験で合格することができました。しかし、国家試験本番で不合格となってしまいました。

そもそも論として
①6年生後期までの知識が周りよりも浅く、身についていなかったにも関わらず勉強を始める時期が周りと同じだった。(本来人より早く国試勉強を始めないといけない最下位層だった)

というのは原因の一つだと思います。
しかし、10月中旬頃からの猛勉強の結果、卒業試験では本試験で合格することができました。
私たちの代は卒試の本試験では約20名ほど不合格となりました。その後年明けに再試験があり、追加で10名ほど合格しました。
ここでシミュレーションすると第77回獣医師国家試験で北里大学は101/109名の合格者を輩出しています。そして私の卒業試験での順位は96位でした。順当に成績が上から101人受かると仮定すると私はギリギリ合格のラインだったと思います。

しかし、現実の結果は違いました。ここで不合格の原因を分析するときに卒業試験の前後での変化に着目すべきだと思いました。

②周りの人と一緒に勉強しすぎた。

これはこれから国試を受ける人には注意してほしい部分です。なぜなら、大学では「国試は周りと一緒に勉強すべきで1人で勉強している人は落ちる」と言われるからです。

私はこのアドバイスを真面目に聞きすぎました。私は2年生の春(十和田キャンパス移動後すぐ)から6年生の卒業試験まではトイ・プードルを飼っていました。一人暮らしで犬を飼うのは決して簡単ではありません。私は授業が始まる数時間前には起床しすぐに外に一緒にお散歩しに行きました。大学での授業が終わればすぐに帰宅して愛犬と共に過ごしていました。つまり、私の大学時代は常に愛犬と共に愛犬中心の生活を送っていました。卒業試験期間中もその生活は変わりませんでした。但し、国試対策授業は午前で終わるので今までの授業と同じく夕方頃までは研究室で友達と一緒に勉強していました。そのあとは家に帰って1人で勉強していました。つまり、卒試までは1日3-4時間程度は友達と一緒に勉強するが、それ以外は1人で勉強していました。

しかし、卒試終了後、父親(獣医師)に国試はそこまで甘くないから犬を実家に戻して大学で勉強しなさいと言われました。愛犬と離れるのはとても寂しかったですが、私が国試勉強に集中するために気を遣ってくれたのだと思いその提案を受け入れました。

この時から私は愛犬がいなくなって帰宅する必要がなくなったため毎日研究室で友達と勉強するようになりました。しかし、他人とずっと一緒にいると私の今までの勉強スタイルが崩れました。また、周りが私よりも優秀だったので周りの会話がわからずに焦ってしまい、自分の勉強を中断して友達が話していたところを勉強したりし始めました。こうして自己肯定感が下がり、メンタルもキツくなってようやく夜になって家に帰っても愛犬がいないため癒されない。私は国試直前の大事な1カ月合わない勉強法で成績が伸びず、自分のメンタルを半壊させながらもなんとか堪えながら頑張りました。これらは全て「国試は周りと一緒に勉強すべきで1人で勉強している人は落ちる」という呪縛に囚われていたために起こったことでした。

私は国試のプレッシャーで冷静に考えられていませんでした。実は上記のアドバイスは間違いではありません。私の勘違いでいつしか「国試は常に周りと一緒に勉強しなければ落ちる」というものにすり替わってしまったのです。

そこで私の実体験を踏まえてのアドバイスは以下の通りです。
「国試は周りと一緒に勉強すべきで1人で勉強している人は落ちる。但し、自分に合った勉強法があればそっちを優先すること。完全に独学のみをしてきた人は週に1回数時間で良いから周りと知識を確認できれば十分である。」

第78回獣医師国家試験では上記の反省点を踏まえて勉強していきたいと思います。私の不合格の原因は現役特有のものとも言えるので既卒となった今年は同じ理由で落ちることはないかと思います。しかし、既卒となった今年は周りと一緒に勉強する環境がなくなったことで完全な独学のみになってしまいがちだと思います。実際に毎年既卒者の合格率が圧倒的に低いのはこの部分が大きいとも思います。
さらに第78回からは出題基準が変更されました。こうした情報や時事問題に関する情報が得られなくなってしまうのは大変だと感じています。
私はまずは既卒者の時間がたっぷりあるという利点を活かして出題基準の分析を始める予定です。出題基準の項目から過去問やまとめ資料にリンクできるような教材がないので作成できたら自分の勉強にもなるし良いのでは?と思っています。
第78回獣医師国家試験受験者や既卒者で獣医師国家試験に合格した方は今回の記事を読んでの感想や私に対するアドバイスなどnoteのコメントやXでのリプライやDMを頂けると幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!