「指先に触れた風景 ― SNS遍歴の回想録」
序章 ― 静かな夜、画面の光を思い出す

夜の深いところで、ふと、スマホの画面の光を思い出すことがあります。
指先で触れてきた、いくつもの世界。
賑やかな場所もあれば、そっと寄り添ってくれる静かな場所もありました。
SNSは、ただの道具ではなく、私の時間の流れに寄り添ってきた「風景」のようなものだったのかもしれません。
その風景を、年表とともに静かにたどってみます。
第一章 風の地図 ― 世界を分類するということ

SNSは、風のように多様で、それぞれに違う空気が流れています。
テキストの風。
画像と動画の風。
コミュニティの風。
匿名の風。
趣味の風。
その風の中を、私はゆっくり歩いてきました。
第二章 影のはじまり ― mixiという入口(2008)
初めて触れたSNSは mixi でした。
懐かしい友人と再会できる場所であり、新しい人と出会える場所でもありました。
けれど、拙い文章で発信する自分にも違和感があり、そっと離れました。
第三章 光の習慣 ― 読書メーター(2009)
読書メーターは、光のように静かで、淡々と続けられる場所でした。
派手さはないけれど、本の記録を積み重ねていく時間が、私の生活の中に静かに根づいていきました。
気づけば、私のSNSの中でいちばん長く寄り添ってくれているのは、この読書メーターなのかもしれません。
第四章 蒼の芽生え ― Amebaブログ(2010)
Amebaブログで「空蒼ノオト」を開設した年。
創作の芽がふくらみ、アメーバピグにも夢中になった時期でした。
怖い思いをして辞めてしまったけれど、あの頃の創作の火は、今もどこかで静かに灯っています。
第五章 生活の河 ― X・LINE・Facebook(2011〜2013)
Twitter(現X)は、アカウント連携のために始めたSNSでした。
ほとんど呟かないまま、気づけば15年。
LINEは、生活の連絡ツールとして始めたけれど、愚痴が増えてしまい、今ではほとんど開かない。
Facebookは、実名の河に踏み出すことができず、静かに距離を置きました。
第六章 森の静けさ ― 2020年代のSNS
Instagram(2020)少し怖い経験があり、投稿は控えてリールを見るだけになりました。
GRAVITY(2021)
匿名で安心できる森のような場所。
静かで優しい空気が流れていて、心が休まる居場所になりました。
note(2023)
創作の拠点。
言葉を置く場所。
反応をいただけることが励みになっています。
Xへの移行・Threads登場(2024)
SNSの変化を静かに見守る時期。
対立構造に巻き込まれたくなくて、Threadsは静観。
YouTubeへの興味(2025)
画像・動画編集への興味が芽生えた年。
Filmarksへの興味(2026)
映画好きとして、感想を残す場所にも心が動き始めました。
第七章 海のように広がるこれから


Note、GRAVITY、そしてX。
この三つの場所で、私も、読んでくださる皆さまも、心の歩幅に合った時間をゆっくり重ねていけたらと思っています。
止まっていた読書メーターを再始動し、Filmarksにも挑戦したい。
YouTubeは、見るだけだった世界から、作る側へとそっと手を伸ばしてみたい場所。
Instagramのアカウントもあるので、Threadsを少し考えてみてもいいのかもしれません。
TikTokはまだ距離を置いています。
学習や経済、ゲームのSNSも同じです。
終章 ― 歩幅の記憶
SNSという広い世界を歩いてきて、自分に合う場所と、合わない場所が少しずつ分かってきました。
これからも、心が落ち着く場所を大切にしながら、新しい世界にそっと手を伸ばしていきたいと思います。
急がず、焦らず、比べずに。
自分の歩幅で。
ゆっくりと。
その言葉を道しるべにしながら、これからもSNSと付き合っていきたいです。

