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42日目 昔々のグラフィックデザイナーの話①

71歳 同い年の女房とふたり暮らし
昔々のグラフィックデザイナー
その頃はチラシ1枚を作るにも大変な工程を経ていました。
Mac(Macintosh マッキントッシュ)が使われる前のお話です。

商品広告におけるグラフィックデザイナーは以下が主な仕事です。
SPツール(セールスプロモーション/販売促進のための主に印刷物)のデザイン
・カタログ
・リーフレット
・ポスター

広告デザイン
・雑誌広告
現在はデジタル(PC)で制作しますが、昔はアナログでした。
アナログと言われてもピンときませんよね。

写植・版下はご存じでしょうか?
上記のSPツール、広告の土台となるものです。
例えばA4のリーフレット(チラシ)を制作するとします。
1、グラフィックデザイナーが全体的なデザイン・レイアウトを考えます。
2、使用する写真(主にポジを使います)とフォント(文字)を決めます。
3、それに合わせて写真とフォントのレイアウト(大きさ・配置)を決めます。

写植・版下屋(何と呼んでいたか?覚えていません)に発注します
・指定されたフォントの写植を打ち、レイアウトにそったA4の版下をつくります。

版下の上にはトレーシングペーパー(通称トレぺ)を被せた形でデザイナーに届きます。
通常トレぺは巻いて版下の上部裏側と下部裏側をセロテープで留められています。

デザイナーはできあがった版下に被せたトレーシングペーパー(通称トレぺ)に色指定を書き込みます。
その際カラーチャート(※CMYK)を見ながら指定していきます。
時には※DICの色見本帳から切り取った1片を添付することもあります。

※シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック 青・赤・黄・黒の網点(ごく小さな点)で色を再現しています。印刷物をルーペでよく見ると分かりますよ。
※DIC株式会社(旧:大日本インク化学工業)が出している色の見本帳

ちょっとした豆知識
この場合のKがなぜブラックなのか分かりますか?
青・赤・黄だけだと真っ黒にはならないそうです。そこでブラックを入れることで
真っ黒にします。ならKではなくBなのでは?と思いますよね。
日本語の黒のKuroからとったK?、でもないのです。
KeyPlateからのKということです。
印刷ではブラックがキーの色、重要な色というなのでKを使っています。

この色指定という作業、今考えると大変な作業です
カラーチャートを見ながら指定します。
全体的な色を想像しながら、範囲、場所をしていくのです。
現在でしたら、PCの画面を見ながら色のバランスを見ることが可能です。
全く白紙の状態で想像しながら指定していく作業になります。

レイアウトと色指定した版下、写真のポジ原稿を揃えた状態で
印刷所に入稿します。

※お暇でしたら覗いてみてください。
Canvaで作成した、主にバナーを模写したポートフォリオです。

上記のポートフォリオのサイトURLです。
https://magurotoro.my.canva.site/black-and-white-modern-elegant-trendy-portfolio-cover-page





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