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火威青さん活動休止と今後のReGLOSSについて【2025/10/03追記】

3/21に、ReGLOSSのボーイッシュ担当を務める火威青さんの活動休止が公式から発表された。
あと10日後に新曲のミニライブを控えている中での活動休止報告は、青さんのファンである読者の方にはもちろん、ReGLOSSのファン全体に衝撃を与えるものであった。

この報告の後、同日20時からの青さんの配信では活動休止に至る経緯の報告がなされた。

まず、運営の活動休止の判断と対応は、出来うる手段の中で最善のものだったと考える。
状態的にこのまま無理を青さんに強いることは出来ないし、「適応障害」という医師の診断書という明確な根拠がある中で、「それでも頑張って」と要求をするのは言語道断である。

ただし、運営側としても既に決まっているイベントや案件などの調整をつける必要があったであろうし、控えているミニライブ当日、不自然に青さんが不在となってしまっては良からぬ憶測がネットを中心に起きかねない。
そのため、発表のタイミングはかなり苦慮していたのではないだろうか。
青さんと1番近い距離でやり取りをするマネージャーさんはじめ、運営側の方たちの各種調整には頭が下がる。

この一連の流れについて、あくまでいちReGLOSSファンの立場から考えてみたいと思い、本記事を執筆していこう。
また、はじめに述べておくが、本記事は青さんやReGLOSSメンバー、運営の皆様を批判する目的の記事ではないことを宣言しておく。
お時間のある方、私の考察にしばしお付き合いくださると幸いだ。


青さんの異変シグナル

連絡チェックが抜けがちであったこと

青さんに起きていた異変は事前にキャッチ出来なかっただろうか、という観点で振り返ってみよう。
まず、私が思い至ったことは、青さん側での連絡確認が抜けがちであったことである。
例えば、儒烏風亭らでんさんが企画した「ハニワを作る企画」が昨年末に制作期間として設けられていた。
この制作は、音乃瀬奏さんが枠を立てて、一条莉々華さんと轟はじめさんも合流して一緒にハニワ作りをしている。

ただし、この企画には青さんは不在であり、同日に行われた宝鐘マリンさんのライブの同時視聴の中でこのハニワ作りに関する話が触れられている。

ここでは奏さんが、ハニワ企画参加の流れなどをかいつまんで説明されている。
ホロライブ内のDiscordの全体連絡のチャンネルでらでんさんがハニワ企画に関する募集を掛け、参加希望者は企画専用のDiscordサーバーの招待リンクから詳細説明等を受けてハニワ制作に関する説明等を受けて制作をスタートするという流れだ。
このサーバーに青さんが不在だったので、奏さんは青さんは企画不参加だろうと考えて、同期の莉々華さんとはじめさんと制作を行った、という流れである。

スケジュール確認という観点では、もう一つ違和感のあったものがある。
3/8と3/9に行われた「hololivefes EXPO 2025」直前の公式配信には、ReGLOSSから奏さん、莉々華さん、らでんさんが登場している。
こちらの配信枠は配信前日時点で公式チャンネルにおいて放送枠が設置されており、公式ツイートでも出演者は上記の3名だと明言されている。

それに対して、青さんは配信当日に下記のような投稿をポストしている。

この予定表が青さん個人のGoogleカレンダーのよなスケジュール表なのか、社内で共有されているものを指すのかは不明だが、芸能界の収録現場でもいわゆる「バラシ」という撮影の予定でタレントのスケジュールを仮押さえしていたけれど、制作側の都合などで撮影がキャンセルになるということは良くある話である。
仮にスケジュール変更が行われていた場合、マネージャー等からその話がタレント側に行っていないはずが無いので、青さんの確認不足なのではないか、と考えるのが私の中では自然であった。

短期の間で2度、スケジュール関連の行き違いが起きていて、どうやら青さん側のチェックが不足しているというのが私が感じる最初の異変だ。
ただ、これだけならば、多忙極めるホロライブのタレントである以上、スケジュール確認が漏れてしまうことはあり得ない話ではないように思うのだが…。

ReGLOSS公式配信内での座り込み

青さんの異変としてより明確に感じることができるのは、2/10に配信されたReGLOSS公式配信内での青さんの立ち振る舞いだ。

この配信内では、頻繁に青さんが地面に座り込む場面が確認できる。
ご本人のモチベーションの問題なのか、それとも体力面でしんどくて立っていることができなかったのか、それとも長身であることを理由として画角のことを考えて姿勢を低くされたのか、真相が語られていない以上は定かではない。
ただ、私の記憶にある中では、「座り込む」というのはこれまでの青さんが公式配信で見せることのなかったアクションであったので純粋に驚いてしまった。

ReGLOSSの話が出てこない/ReGLOSSの話に出てこない

他にも青さんの異変の兆候として考えられたこととしては、同期・同グループ内であるReGLOSSのメンバーとの直近のやり取りが配信上で青さんからも発信がなく、メンバー側からも青さんに関するエピソード発信が出てこなかったことだ。
これは特に年明け以降から顕著になっていたように感じる。

青さんが活動休止の配信を行う前段階では、ReGLOSSの話題よりも先輩である宝鐘マリンさんの自宅にお泊まりをされたという内容の配信をしている比率が圧倒的に多かった。
青さん曰く、収録スタジオと自宅の距離が遠いため、スケジュールが立て込んでいる時にはスタジオに近い場所に居を構えるマリンさんのお部屋へ泊まる形でスケジュール都合をつけていた、ということである。

確かに、収録などの多くのスタッフが関わる仕事に遅刻してしまう可能性は極力無くしたいだろうし、移動時間のロスも減らせるメリットは大きい。
とはいえ、6th fesの近辺ではほぼマリンさんと同居のような形で生活し、さらにはマリンさんの自宅からも配信が行われていたという点は、私の中で懸念であった。

例として、「ペコマリウィーク」と称して兎田ぺこらさんとマリンさんがおよそ1週間に渡って行ったコラボの2日目、ぺこらさんがマリンさん宅にお邪魔して料理を振る舞うという配信を上げておこう。

この配信の裏では青さんも配信を行なっているのだが、配信場所はマリンさん宅の別室からである。
そして実際に、ぺこらさんが作った手料理が青さんにも振舞われていることが確認できる。

マリンさん自身が、青さんが自分の家からの配信を行うことを認めているということなので、その点についてとやかく言うのは無しとしよう。
実際に、マリンさんと青さんは、先輩と後輩の関係値を超えての交流があったことは、青さんの生誕祭ライブのオフショットからも察しがつく。
ただ、マリンさんのファン(宝鐘の一味)や青さんのファン(読者)、双方がこの2人のカップリングを全員が全員是としていなかったであろうことは想像がついた。
プラスして、彼女たちのアンチに餌を与えてしまいかねないムーブに関して、私は懸念を持っていた。

加えて、青さんから同期であるReGLOSSのメンバーとのエピソードの発信がなかなか出てこないと言うのは、いくらマリンさんと接している時間が増えているといっても腑に落ちなかった点でもあった。
事実、青さんがReGLOSSのメンバーの近況を語るシーンは少なく、活動休止配信時にも同期のメンバーに対して言及するシーンはかなり少ない割合であった。

逆に、ReGLOSSの他のメンバーからも、青さんに関する動向がエピソードトークとして出てこないのもなかなかに不思議な状況であった。
例として、一条莉々華さんはレッスンの後に奏さんやらでんさんと一緒にカフェへ行ってご飯を共にした話などを配信上でしている。
はじめさんも、さくらみこさんが主催したタイピング大会の練習を莉々華さんとしていたり、仕事終わりにらでんさんと一緒にうどんを食べていたらと同期内での交流があることをX(Twitter)で発信している。

同期内で必ず仲良くしていなければいけない、と言うわけではない。
ただ、ReGLOSSが所属するDEV_ISセクションは、ユニット・グループとしての活動が主体としてある。

実際彼女たちの楽曲はフォーメーションダンスが前提として振り付け構築されているので、頻度は毎回でなくとも、集まっての練習があって然るべきではある。
カバー株式会社が公開したホロライブプロダクションのブランドムービー内でも、ReGLOSSが揃ってダンストレーナーの先生からレッスンを受けている様子(フォーメーションや振り付けから推測すると、「瞬間ハートビート」の練習風景であろう)が映っていることからも、そこが活動の核なのであろう。

だからこそ、接点があるはずのメンバーとのエピソードが青さんからも、他の4人からも出てこないという状況は、今にして思えば青さんと他の4人との間に距離が生まれてしまっていたのではないかという推察へ繋がる。

「サクラミラージュ」のショート動画に未登場

この距離感とも繋がる話かは定かではないものの、ReGLOSS名義で3/10にデジタルリリースされた新曲「サクラミラージュ」のショート動画が、翌3/11からhololive DEV_ISの公式チャンネルで供給されるようになった。

このショート動画は、ReGLOSSの各メンバーがちょっとした掛け合いを挟みながら、サビが来たタイミングで振り付けを揃えて踊るというもので、楽曲の認知度を高まる効果と、ショート動画をよく見る若い世代へReGLOSSの周知を兼ねていると見ている。
ほぼ毎日のように投稿されているショート動画ではあるが、最初の1週間は莉々華さん・はじめさん・らでんさんの3人の組み合わせがパターンを変えて代わる代わる投稿されていた。

このことから、ファン側も「青さんと奏さんのペアでショート動画が出るのでは?」と期待をしながら日々のショートを見ていたことだろう。
実際、奏さんがショートに登場したのは3/20の投稿分である。

もっとも、「サクラミラージュ」のサビのダンス自体はReGLOSSのメンバーが全員で出演したEXPOのゲームステージ内でお披露目されている。
そこでは、青さんも振りは簡略的にされてはいるが、他のメンバーと共に踊っているのである。

実際のダンスレッスンがスタートしたのはもっと前の段階からであるということを、莉々華さんが自身の配信の中でも明かしている。

莉々華さんが語ったことによれば、ダンスレッスンスタート時はかなりボロボロだったということで、メンタルリセットの意味も兼ねてメンバー限定配信が多くなっていたとのことである。

この情報と照らし合わせてみると、「サクラミラージュ」の振り入れがスタートしたのは、莉々華さんのメンバー限定配信頻度を考慮すると、どんなに遅くとも年明けの1月中旬頃という推察が可能となる。
ダンスレッスンがどのような進行で振り入れを進めていくかは不明だが、サビのダンスはショート動画を投稿するということも計画に組み込むと、比較的早い段階で振り入れを行なった可能性は高いと見ている。
その後に、楽曲の進行に応じたフォーメーションの立ち位置や移動などといった全体を絡める動きが付け加わっていく形式なのではないかと考察している。

そうなると、ショート動画未登場の青さんが今後のショート動画でも登場がないと仮定すると、「サクラミラージュ」のショート動画撮影は遅くとも3月初旬のフェス前に一気に撮り溜めを行なっている可能性が浮上する。
この時期にはちょうど2/27に行われた青さんの生誕祭ライブもあり、そちらの事前撮影やライブで披露する歌の練習、何より青さんはこのライブで自身のオリジナル曲である「Club Blue Fire」を初披露しているので、そちらの練習にリソースを回していた可能性が高く、全体練習への合流があまりできていなかったのではないかという仮説が生まれる。

この仮説の裏付けとしては、生誕祭ライブでReGLOSSメンバーで歌唱した楽曲が、フォーメーションダンスを必要とする自グループの歌ではなく、青さんも過去の歌ってみた動画で公開していたゴールデンボンバーの「女々しくて」であったことが1番にあげられる。
2月初旬に行われたらでんさんの生誕祭ライブの際には、「Our Bright Parade」を含む2曲がReGLOSSメンバーで披露されていたので、こちらの収録は1月頃に行われたのであろう。
つまり、2月になってから青さんのスケジュールに余裕が持てない状況が出てきてしまっていたと推測できる。

ミニライブのリハーサルに不在?

最後の異変として私があげるのが、3/19に予定されていたReGLOSSメンバーが集まってのリハーサルに青さんが参加した様子が見受けられなかったことだ。
まず、この日がおそらく30日に予定されるミニライブのリハーサルであることは、莉々華さんのX(Twitter)のポスト内容からほぼ確定している。

このリハーサルに関しては、前日ないしは当日に、奏さん・はじめさん・らでんさんも下記の通りX(Twitter)で言及している。

ただし、青さんのポストは前日と当日は下記の内容であった。

ご覧になると分かる通り、青さんのみ「ミーティング」という言及なのである。
これはおそらく、21日に発表となった活動休止に関する公開のタイミングなどを踏まえた最終調整のミーティングだったのであると推察できる。

また、リハーサル前日の時点で「明日は配信がしたい」と記載があるということは、青さんとしては配信が可能な時間帯でフリーになれることが見込めていたということでもあろう。
そうなると、ミニライブのリハーサルには当初から不参加ということが内々で確定していた可能性は高いと私はみている。

実際に青さんが医師からの「適応障害」の診断書を会社へ提出したタイミングや活動休止のタイミングが確定したタイミングなど、細かな日程に関する情報は表には出てきていない。
そのためこれは私の完全な予想になるのだが、青さんが活動休止になることが決まったのは2月中旬から遅くとも3月初旬の話だったのではないかとにらむ。

情報発表のタイミング、つまりミニライブ10日前の段階から青さんのパートを誰が歌うのかを決め直したり、フォーメーションの変更をかけていくのはとてもではないが準備期間として不足してしまう。
また、青さんがライブ出演をする予定であったのならば、1人欠けた状態でのリハーサルの決行は、代役のアクターでポジションを埋めて行うにしても無理が生じる。
それらを踏まえての予測である。

今後のReGLOSSについて

5人での表題曲は当分リリース不可

ユニットメンバーが一人欠けてしまっている状況下で、ReGLOSS名義での5人歌唱の新曲をリリースするのは当面の間は難しい。
これは誰しもが想像のつく話であろう。

活動休止の報告配信の中でも触れられていたが、青さん自身は「配信をしている時は平気でも、ダンスの練習時に涙が止まらなくなる」と語られている。
歌のレコーディングには支障はなさそうではあるが、その新録する音源でのダンスを考えると憂鬱になってしまわれるかもしれない。
なので、当面は青さんがダンスに対しての気持ちが前向きになるまでは、静養してメンタルを整えていくのが無難であろう。

ただし、青さんも語っていたことではあるが、症状は再発する可能性がゼロではない。
実際、青さんはReGLOSS加入以前の5年前に、医師から「適応障害」と診断が下されたとも語っている。
そして、症状のトリガーとなるのがReGLOSSの活動と切っても切り離せないダンスである以上、ReGLOSSで活動をするということは青さんが自分自身に時限爆弾を抱えて活動をしていくということと同義である。
勿論、休養中の状況などを運営側とコミュニケーションを重ねながら、復帰を前提に置いた道を模索していくこととなるだろうが、青さんの回復状況によってはReGLOSSの活動からの脱退やホロライブからの卒業という万が一の可能性も運営側は考慮をしなければならないだろう。

4人のReGLOSSの活動方針を考えてみる

青さんの活動休止期間は無期限と運営側も定めているので、復帰を急かすことはしないだろう。
そうなると、ReGLOSSは残った4人での活動を基本として今後は進んでいくことになるだろう。
「サクラミラージュ」の公式ショート動画は、そういう意味では「どんな組み合わせがファンに人気なのか」を先を見据えて確認する市場調査も兼ねていると考えることも可能である。

ストレートにReGLOSSを2つに分けてみると、「歌とダンスのパフォーマンス特化」コンビの奏さんとはじめさん、「配信と案件獲得も見据えた新規マーケット開拓」コンビに莉々華さんとらでんさんという分け方がオーソドックスだろうか。

実際に、奏さんとはじめさんは1stアルバム「ReGLOSS」に収録されている「LAKI MODE」という楽曲を一緒に歌い踊っている。
歌唱力で引っ張る奏さんと、ダンスで魅せるはじめさん。
ただ、もう片方の能力も共に遜色なく、パフォーマンス面においては非常にバランスの取れた優等生コンビだと私は考える。

他方、莉々華さんとらでんさんのコンビは、「りりらでん日本酒の会」などを通して息のあったトークを繰り広げているだけでなく、ゲーム配信においてはシングルタスクで周囲の状況把握をやや苦手とする莉々華さんと、3D酔い・画面酔いを起こしてしまいゲーム配信をコンテンツとして展開することが難しいらでんさん、双方の弱点部分を互いに補い合える関係でもある。

実際にこの2人がタッグを組んで行ったゲーム配信は、直近ではモンスターハンターワイルズがあるが、その際も強敵を仕留めるためにプレイに集中する莉々華さんのプレイングは単独でコメントを確認しながらゲーム画面にも視点を移すというマルチタスクを課される時よりも鋭さを増していたし、らでんさんの独特なモンハン世界に対しての着眼点は、多くのモンハンプレイヤーにとっても目から鱗な楽しみ方だったであろう。
事実、莉々華さんのβテスト終了後のモンハン配信では、この2人で行なった配信が同時接続者数もアーカイブの再生数も1番出ている結果となっているこのことから、この2人の組み合わせは莉々華さんのファンである秘書見習いとらでんさんのファンであるでん同士、双方にとってもポジティブに受け入れられているものと考えられる。

案件で行われたPUBG配信でも、らでんさんが擬似的なIGL(インゲームリーダー)となって指示を出し、莉々華さんが最前線のアタッカーとして的確なヘッドショットを決めて、多くのキル数を稼ぐことに成功していた。

この2人の阿吽の呼吸は、数多のホロライブコンビの中でもひときわ連携が取れたものだと感じる。

その他の組み合わせとしては、奏さんと莉々華さんは現在担当されているマネージャーが同一の方ということもあり、レッスン等のスケジュールが比較的合わせやすい。
奏さんは、莉々華さんをお姉さんのように甘えることもあれば、「莉々華シャッチョは奏の女」と彼氏ムーブも行ってみせるなど、自由に奏さんらしく安心して振る舞うことができ、彼女の良さは莉々華さんの持つキャプテンシーによって余すことなく発揮することができる。

はじめさんとらでんさんは、2人で旅行に行くなど元々仲は良く、「愛包ダンスホール」で一躍時の人となったVtuberデュオのHIMEHIMAさんとのコラボ配信と歌ってみた動画に参加するなど、コンビを組んで外部との開拓を広げていくことも可能である。

踊りのはじめさんと、知識のらでんさんという静と動の組み合わせのギャップもあり、2人ともが相手との距離感をはかるのが上手なこともあり、安心して活動を見守ることもできる。

奏さんとらでんさんのコンビは、ときのそらさんも加わって横浜で一緒に遊ぶなどしているので、この2人の相性も悪くはないとみている。

美術や落語などの芸術方面の蘊蓄に富むらでんさんと、五目並べなどで見せる地頭の良さを持つ奏さんの「知」のコラボレーションは、ホロライブではなかなかお目に掛かれなかったインテリジェンスな空気感を演出していくことも可能であろう。

莉々華さんとはじめさんは、ダンスの実力は真反対であるという点で着目しやすいが、少女マンガや高橋留美子作品を嗜むなど、意外と乙女な側面を持つはじめさんと、アニメやゲームなどのサブカルチャー方面に明るい莉々華さんという点で案外シナジーがある。
また、お互いがお互いのことを尊敬・尊重しあっている関係性でもあるので、ポジティブな意味での切磋琢磨も可能であろう。

はじめさんは最近莉々華さんの自宅の近くへ引っ越されたということなので、オフコラボなどもしやすくなる物理的距離感にもなった。
実は私的には、これからのコンビ仲の発展を楽しみにしている組み合わせでもある。

このように、4人の組み合わせのパターンを考えてみてもなかなかに楽しみなペアが多い。
運営側も、ピンチをチャンスに変えるべく、今後はいろいろなReGLOSS内でのコンビネーションを、扱う楽曲のテーマや請け負う案件のイメージに合わせて、臨機応変に手札を切っていくことが可能である。
また、5人全員での動きが原則だった動き方も、2部隊に分けて同時展開することができるので、これまで以上にアプローチしていけるだろう。
もちろん、メンバーがひとり欠けていることにより各メンバーに強いる負担の強度は大きくなってしまう。
そのため、これまで通りのダンスレッスンをスケジュールとして詰め込んでいくという方針にも、ミニライブ終了後は見直しが入ってくる可能性は高いと思われる。

1stアルバム「ReGLOSS」収録の全体曲の扱いは?

ただ、運営側も検討しなければならないポイントがある。
それは青さんが休止期間中の、青さんパートの歌の割り振りと、5人フォーメーションの4人への変更だ。
特に、ReGLOSSのデビュー曲でもあり代名詞とも言える「瞬間ハートビート」と、フェスでも披露され聴衆を盛り上げるキラーチューンでもある「フィーリングラデーション」は、披露の機会も多い算段であろうことから、優先的に変更が必要になる。

音域的なことを考慮すると、らでんさんが青さんのパートを担当するには少し低音が出ない音域にあるので、自然と担当者は奏さん・莉々華さん・はじめさんの3択で考えることになるだろう。
ただし、元の音域にこだわるという枷を外せば、らでんさんなりのアプローチで青さんパートを担当するのもやぶさかではない。

「瞬間ハートビート」の方は、青さんパートの前後に莉々華さんやらでんさんが控えるケースが多いので、莉々華さん、あるいはらでんさんがまとめて担当する選択肢もあるし、歌の割り振りのタイミング的に奏さんやはじめさんが担当するという手も選択肢として可能である。
こちらは歌割は比較的4人バージョンへの転換がしやすいのだが5人がそろっていることで披露が可能な「☆」のフォーメーションダンスが実現できなくなってしまうのは非常にもったいない。

変更のしやすさでいうと、「フィーリングラデーション」も実はダンスフォーメーション的には青さんの穴は埋めやすい。
「フィーリングラデーション」の5人ならではのダンス演出は、サビ前のソロパート担当者を残る4人が正方形になって囲む場面と、サビの「フィーリングラデーション」の歌詞に合わせて幾何学模様を五人で形作るポイントであるが、前者は三角形のフォーメーションに変更することで対応が可能、後者は立ち位置をずらすなどでオリジナルに近い代替的な演出をすることが可能だろう。
2番のパートで青さんと奏さんが向き合ってミラーダンスをするところは、青さんのパートの後に歌割が来るらでんさんとはじめさんには担当が難しいので、莉々華さんが奏さんの相方役として入れば解決が可能である。
どちらかというと、歌割の変更を緻密に計算して行わないと、「フィーリングラデーション」は4人バージョンでの披露は難しそうだ。

上記は素人視点での代替案であるので、実際にはダンストレーナーの方を含め、多くの関係者の方が知恵を絞りながら4人バージョンでも魅力あるパフォーマンスを発揮できる方法を考え、それらの設計図をもとに4人のメンバーは変更点を踏まえた練習に励んでいることだろう。
ただ、やっぱり5人そろってのオリジナルのパフォーマンスには、感動は及ばないのではないか…とも思ってしまう。

おわりに

青さんの復帰が比較的早期になるのか、想定以上に長引いてしまうのか。
おそらくそれは青さん自身にもわからないことだろう。
ただし、青さん自身は活動休止の報告配信内では「僕は辞めないぞ!」と読者の方々を安心させるように力強いメッセージを発してくださっている。
それならば、我々ファンにできることは、青さんが再び元気な姿でステージで歌い踊る日が来ることを願いながら、4人で頑張るReGLOSSメンバーたちの配信をはじめとしたそれぞれの活動をあたたかく応援していくことだろう。

ReGLOSSを代表して、莉々華さんは青さんが活動休止を選択された日の配信内で以下のように語られている。

青くんの体調不良の件についてアナウンスが出ましたが、莉々華たちも今日あのアナウンスが出ることを知ったので。
なんかまだ整理できていない部分もあるんですけれども…。
ただ、結構体調を悪そうにしていたのは知っているし、力になってあげられることがあればいいなと思いつつも、なかなか莉々華たちも自分のことで手一杯すぎて、どうしても青くんにちゃんと寄り添ってあげれてなかった部分もあるのかな…なんて思いつつ。
今言えるのは、青くんが少しでも心を落ち着かせることができて、また昔と同じようにみんなと一緒に元気に、ReGLOSSで5人で活動できるようになったらいいなと思っています。
ライブに関しては今回は青くんは不参加ということで。
今、莉々華たちReGLOSS残りの4人で青くんのパートも含めて最高のパフォーマンスができるように新しく練習などをさせてもらっているので。
ライブ自体は、本当に今、莉々華たちができる最高のものにしたいなと思っています。
悲しいことではあるけど…。でもみんな各々が頑張っていくしかないと思うからさ。
結構ReGLOSSで青くんとはね、ずっと楽しく、それこそ読者のみんなにもすごく、たくさん一緒に応援してもらっていたと思っているから。
今きっと、読者の皆さん、そしてGLOSSERの皆さんがね、すごく心配していたり、さみしい気持ちになっちゃうとは思うんだけど。
今、青くんを待つしかないのかな…と思うし。
(後略)

2025/03/21公開
【holo8】ホロライブの異変が集まる場所だときいたんですけど…
【一条莉々華/hololive DEV_IS ReGLOSS】より書き起こし

また、各メンバーもX(Twitter)にて青さんの投稿を引用する形でそれぞれがメッセージを送っている。

青さん、どうか無理はせず、ここまで全力で走ってきた体も心も労わるようにゆっくりとお休みください。
そしてまた、心身ともに元気な姿でReGLOSSの5人で素敵なステージを見せてくれること、ホロメンの方々との軽妙なやり取りで私たちリスナーを楽しませてくれる日がくることを楽しみにしています。

「Club Blue Fire」火威青

追記(2025/10/03)


ホロライブ公式より、以下の発表がありました。

青さん、お疲れ様でした。

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