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【おうちで漬物・保存食】#47 この時期ならではの小メロン(摘果メロン)で手軽な浅漬け2種、めんつゆ漬けと甘くない焼酎漬け

この時期、直売所で見つけたら是非買いたいものがあった。
それは摘果メロン(または子メロン)。間引き過程で収穫された小さなメロンなのでほんのりメロンの香りと甘さがあり、かつ瓜のような爽やかさも持ち合わせ、漬物にすると大変美味しいのだ。初夏にぴったりの爽やかな味。
とは言え毎回のように書いて恐縮だが、私は甘い漬物や酒粕使用の漬物の類が得意ではない。摘果メロンは主に砂糖を加えたビール漬けや焼酎漬けにされることが多く(静岡では粕漬けも人気があるようだ)、美味しいけれどもっと砂糖を控えてくれれば…と思うことが多かった。

という訳で自分で漬けたらどうだろう?と機会を狙っていたのである。
買えました。横須賀「すかなごっそ」にて購入。漬物用に比較的小ぶりなものを選び、6個入りで200円。お買い得!

この6個を、半分はめんつゆ漬け、半分は砂糖を加えない焼酎漬け(もはや塩漬け)にしてみる。爽やかさが身上の摘果メロン漬けなので長期保存は目的とせず、浅漬けで美味しくいただこう。

まずはめんつゆ漬け。
狙ったのは市販の「浅漬けの素」的な味で、ベースには私が普段愛用するヤマサの「昆布つゆ(三倍濃縮)」使用。色も薄く、風味も柔らかいので浅漬けの調味料としても適していると思う。かつおや濃口醬油が濃いタイプはメロンの風味を消してしまうため、これにはあまり向かないかも。

今回の分量は、以下のレシピを参考にさせていただいた上で、使用するめんつゆに含まれるかつおの風味と砂糖を割愛してアレンジ。

<市販の浅漬けの素風めんつゆベースの調味液>摘果メロン3個分
 ・ヤマサの昆布つゆ(三倍濃縮タイプ):40cc
 ・濃口醤油:小さじ1
 ・酢:大さじ1
 ・水:50cc
 ・酒:少々
 ・赤唐辛子:1/4本分ほどを種を抜いて厚めに切る
これをごく軽く煮立たせ、冷ましてから使用。

それではメロンの準備。
①摘果メロンの表面には細かい毛がびっしりと生え、皮もややごわごわしているので洗った後ピーラーで粗くむく。几帳面に全部むくのではなく、虎刈り程度に残した方が香りも食感も楽しめると思う。

②これを2つ割にしてスプーン等で種を除き、7~8mm厚さに切ってファスナー袋に入れ、上の調味液を注ぎ、冷蔵庫へ。

こうして見るとほぼ白瓜

基本的にはやや厚め、7~8mmが味のしみ方・食感共に最も美味しいと思うが、今回は敢えて半割のままでも漬け込み、追って比較するつもり。

やや厚めが美味しいです

こちらは漬けて5時間ほど。さすがにまだ味がしみ切ってはいないが、歯触りがよく爽やかで美味しい。このまま食べるのはもちろん、なんとなくクリームチーズを合わせたくなる味。パンに挟んでも美味しそう。バゲット系にも食パンにも、どちらにも合いそう。

続いてまる2日近く経った現在の状態。
メロンから出た水分や糖分で漬け汁はやや濁り、味はしっかりしみてめんつゆの旨味や唐辛子のピリ辛感もあって美味しい。食感もちょうど良い。不思議と味が染みた後の方が、メロンらしいほんのりとした甘さを感じる。冷蔵で5日程度(※追記:冷蔵保存で2週間大丈夫でした)は保つようなので、半割の分も追って食べてみよう。たのしみ。
※さらに追記:めんつゆ漬けは味が染みると更にメロンっぽい風味が味わえておすすめ。半割は10日経っても切り立ての面はフレッシュなので、はじめ半割で漬けておくのもやはり良いかも。

さて、もう半分は焼酎漬け。
と言っても上述通り、一般的な焼酎漬けは甘い。今回参考のため参照したのは以下の記事だが(摘果メロンの漬け方が四種も紹介されている)、小メロン3個に対して砂糖30g・・・はちょっと二の足を踏む。

他にもいくつかのサイトや記事を参照したところ、摘果メロンならではの風味をそのまま楽しむため、砂糖も酢も使わずに漬けておられる方を発見。それならと思い、普段漬けている白かぶの塩漬けとほぼ同じような漬け方で、保存を幾分良くするため+かぶとは違って摘果メロンからはあまり水分が出ないため、それを補う程度のホワイトリカーを使って軽く漬けてみた。
即ち、
①洗って皮を虎刈りにむいた摘果メロンを薄めのくし形切りにしてファスナー袋に入れる。種は全て除いても構わないが、今回は気になる部分のみ除いてより摘果メロンらしさを楽しむことに注力。
②摘果メロンの正味重量の2.5%の塩、ホワイトリカー30㏄(全体がひたひたになる程度)、昆布パウダー少々、種を抜いて輪切りにした赤唐辛子2~3切れを入れて空気を抜きつつファスナーを閉じ、軽く揉んで全体をなじませ冷蔵庫へ。

めんつゆ漬けと同じく、漬けてからまる2日弱の今の状態。言われなければきゅうり若しくは白瓜漬けによく似た香りと味だが、ほんのりとメロンっぽい風味が漂ってくる。おにぎりのお供にぴったりだな、と味見して感じた。お弁当の隅に入っていたら嬉しいカリカリした食感と爽やかな後味。これも刻んで豆腐にのせたり納豆に混ぜたり、薬味としても使える味。

今回は砂糖と同じく焼酎も極力控えているので焼酎っぽさはあまり感じないが、しっかりとした甲種焼酎をたっぷり使って漬ければよりキリッと大人の味になりそうな気も。我が家にはその手の焼酎在庫がないので今回は梅仕事用に買ったホワイトリカーを使ったが、いずれ別の焼酎で試してもよいかも。もちろん、機会があればビール漬けも。

そんな訳で、今回は浅漬けを2種類試したが、摘果メロンはピクルスにしても美味しいし、生のままサラダやマリネ、天ぷらにしても美味しい。もちろんメロンなので生ハムもよく合い、私は熟したメロンよりもまだ若いメロンに生ハムを巻き、バターで軽くソテーするのが好き。
ひょっとして、めんつゆ漬けの摘果メロンを天ぷらにしても美味しいのでは?ベニエっぽいふんわりした衣も合いそう。機会があればまた試してみよう。
ともかく、摘果メロンを見掛けたら、調理法がわからない…と敬遠したりせず是非買ってみてください。美味しいですよ。

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