【食の歳時記365日】衣替えと「氷室(ひむろ)」の知恵
%name%さま
気温が高くなるにつれ、少しずつ
暮らしのなかの装いが
軽やかになっていくのを
感じる頃となりました。
多くの家庭や学校、そして職場で
「衣替え」が行われる時期ですね。
寒い季節のの気配をそっと仕舞い、
夏の風を通す。
この準備一つひとつに、
私たちは季節の切り替わりを
肌で感じるものです 。

ところで、熱い時期の食材の保存に、
「氷室(ひむろ)」というものが
あったのをご存知ですか?
冬の間に山に積もった氷を、
雪深い場所に作られた「氷室」という
特別な穴に埋めて保存し、
夏になると都へ運ぶという仕組みでした。
冷蔵庫のない時代、
夏に冷たい氷を口にすることは、
時の権力者にとっても
最高級の贅沢であり、
生命力を高めるための
特別なひとときだったと想像できますね。

蛇口をひねれば、
あるいは冷蔵庫を開ければ
いつでも氷が手に入る現代において、
かつての氷室の氷がどれほど尊く、
人々の憧れだったか、
少し想像するだけで、
歴史が好きな私は、
胸が震えるようなロマンを
感じてしまいます(笑)
【食と仕事の視点】
6月に入った今、%name%さんの
食卓やお店のメニューには、
どんな「小さな涼」が並んでいますか ?
家族やお客様に対し、
ただ冷たいメニューを出すだけでなく、
「なぜ今、この食材なのか」という
季節の理由を添えてみてください 。
季節特有の身体の変化に寄り添った提案は、
お客様の心をじんわりと温める、
何よりのサービスになりますよ 。
今回も最後までお読みいただき、
ありがとうございました!
