まだまだ知らないところばかり。アップデートされていく旅のリアル。

お休みを使って、岩手に旅行に行ってきました。
岩手は大人になってから四年ほど住んでいた場所で、しかも県内をあちこち回るような仕事をしていたので、それなりに知っているつもりの土地でした。
今回は三泊四日で、温泉に入りたいというのと、パートナーからのわんこそばをやってみたいという希望があって、それ以外の行き先は自分でいろいろ探して組み立てていきました。

旅のスタイルとしては、事前にガチガチに決めておくというよりは、こういうところがあるという候補だけ先に押さえておいて、当日の天気とか気分で行き先を決めていく感じです。
だいたいこのあたりを回ろうか、そうすると移動でこれくらい時間がかかりそうか、というくらいのざっくりした組み方で動いています。
特に二日目はほとんど予定を決めていなくて、当日の朝にちゃちゃっと調べてみたらいろんなものが出てきたので、じゃあこれを順繰りに巡ってみるか、という進め方になりました。

その中で結構おもしろかったのが、滝観洞という場所の洞窟探検みたいなものでした。
ヘルメットをかぶって、鍾乳洞の中を一時間くらいかけて歩いていくというもので、狭いところは屈まないと入れなかったりして、夏なのに中の温度は15℃くらいしかないんですよね。
ほかにも、海側の三陸のリアス海岸のような、住んでいた頃にはあまり足を運んでいなかったところにも行ってみました。
どちらも今回が初めてで、四年住んでいた県内にまだこんなところが残っていたのか、という感じでした。

一番の気づきは、住んでいた地域で、しかもどちらかというといろんなところに行っていた方だったのに、まだまだ行ったことのない場所や知らないことがたくさんあったということでした。
当たり前のことかもしれないんですが、自分の中の認識がどんどんアップデートされていく感覚は、やっぱりすごくおもしろいなと思います。
知っているつもりだった土地ほど、その落差が大きかったのかもしれません。

もう一つ感じたのが、そのときそのタイミングでしか見られないものがある、ということです。
今回で言うと中尊寺がそうで、もともと行ったことのある場所ではあったんですが、ちょうど区切りのいいタイミングに重なっていて、普段は見られない仏像を見ることができました。
解説も聞くことができて、同じ場所なのに前に来たときよりも知識がすっと深まっていく感じがあったんですよね。

いろんなところに、いろんなタイミングで行ってみることって大事なんだなと、改めて気づいたのが今回の一番の収穫だった気がします。
一度行ったから終わりとか、住んでいたから知っている、ということではないんだと思います。
これからも、知っているつもりの場所にこそ、もう一度足を運んでみたいと思います。

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