【#04③ 前半】FPに人生を変えられた3つのストーリー
〜「3人の教育費…無理だ」諦めていた家族が希望を取り戻すまで〜
今回の物語は、
3人のお子さんを育てる35歳のパパ・山田さん(仮名)の話。
相談に来たときの彼は、
まさに“限界一歩手前”という表情をしていました。
■ 「私立なんて無理。子どもたちに申し訳ない」
深い溜息とともに山田さんは話し始めました。
「3人分の教育費なんて、とても準備できません。
私立なんて無理だし、
正直、大学も行かせてあげられるかわからない…
子どもに申し訳なくて…」
彼の声はかすかに震えていて、
“父親としての責任感”が胸を締めつけているのがわかりました。
でも、私は知っています。
教育費の不安は
「能力の問題」でも
「収入の問題」でもなく、
“知らないまま独りで抱えてしまうこと”が問題なんだと。

■ 「教育費って結局いくら必要なんですか?」
山田さんが特に不安だったのはここ。
よくある一般論ではなく、
“自分の家族の場合はいくら必要なのか”
それがまったくわからなかったのです。
長男:8歳
次男:5歳
三男:3歳
これらを踏まえ、私は伝えました。
「教育費は “見える化” すれば怖くありません。
お子さん3人分を、一緒に数字にしていきましょう。」
山田さんは、
ほんの少しだけ肩の力を抜いたようでした。
■ 「教育費=漠然とした恐怖」という正体
教育費の不安は、大きく分けて2つ。
① 金額が“見えない”
→ 何をどう準備すればいいかわからない
→ 結果、常に不安がまとわりつく
② 準備方法が“わからない”
→ 保険?投資?貯金?学資?
→ 情報が多すぎて判断ができない
この2つが重なると、
未来は真っ暗に見えてしまう。
山田さんもまさに、
“情報の海で溺れている”状態でした。

■ 「まずは、現実を正しく知るところから始めましょう」
私は、3人分の教育費を
18年間のタイムラインに沿って整理しました。
幼稚園
小学校(公立/私立)
中学(公立/私立)
高校(公立/私立)
大学(国公立/私立文系/私立理系)
ここで初めて山田さんは、
“教育費は単発ではなく、波がある”
という事実を理解したのです。
すると彼はぽつりと言いました。
「…なんだ、ずっと“全部まとめて”考えていたんですね、僕…」
そう。
教育費は“累計額”だけでは見えません。
いつ、いくら必要なのか。
そこさえわかれば、恐怖は半分以上消える。

■ 「よくここまで一人で頑張ってきましたね」
教育費の整理が進んでいく中で、
山田さんの表情が何度も変わっていきました。
驚き
安堵
そして、悔しさ
途中で彼は小さな声で呟きました。
「…僕、ずっと間違えてましたね。
教育費は“頑張ればどうにかなる”と思ってた。
でも違ったんですね。
“仕組み”なんだ…」
私は優しく頷きました。
「ええ。山田さんは能力不足なんかじゃありません。
知らないまま戦っていただけなんです。」
その瞬間、
山田さんの目にじんわりと涙が浮かびました。

■ ここから、3人分の教育費が“明るい未来の地図”へ変わっていく
この前編では、
教育費の不安の本当の正体
山田さんがどれほど苦しかったか
なぜ教育費が“見えない恐怖”になるのか
を中心に描きました。
次の後編では、
具体的に“いくら必要なのか”
どのように準備していったのか
どんな順番で積み立てを始めたのか
教育費と老後資金を同時に守る方法
3人分1,800万円の計画をどう作ったか
など、
“希望が形になるプロセス”を丁寧にお話ししますね🕊️
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