閑話休題「独り暮らしの知恵」
現在の日本は核家族化が進んだあげくの超高齢社会になりました。
つまり独居老人が大量生産される世の中になったという事になります。
私も60歳を過ぎて独り暮らしですから、恐らくこのまま独り暮らしで人生を終える事になると思っています。
私が独り暮らしを始めてからまだ6年程しか経っていませんが、最初の頃一番失敗が多かったのがスーパーでの買い物と自宅での調理でした。
私の場合、独り暮らしを始める直前まで常時家族3〜5人くらいで生活していましたし、当時の妻は買い物も料理もしない人でしたのでその仕事は私の役割でした。
毎日仕事を終えたらスーパーに行き人数分の食材を買い、家に帰って食事を作るといった事を何十年もしていましたから、急に一人分だけ準備する事になっても感覚の方が追いついていかないのです。
頭の中ではちゃんと一人分と思って買い物をしているのですが、いざ自宅で調理を始めると結構な量のおかずが出来上がるといった事を繰り返していました。
そんな失敗も徐々に少なくなって今ではそうした事はなくなりましたが、その過程で身についた知恵の様な物を今日はシェアしたいと思います。
まず一つ目ですが、固形タイプのカレールーは包丁で刻んでしまって少しずつ使える様にすると便利です。
最近はフレークタイプのカレールーを売っていますから、それを購入すればこんな手間のかかる事をしなくても良いのですが、昔から使っているカレールーを変えたくないという事もありますし、特売で安くなっているとつい買ってしまうこともあります。
固形タイプだとどうしても作りたい量のカレーと出来上がるカレーの量が合わないことがあり、特に少量作りたい時には仕上がりの調整が難しくなります。
そんな場合でも、開封したカレールーを一旦まな板の上で全て刻んで保存しておけば少量作る場合でも微調整しながらカレーを作ることが出来ます。
二つ目はご飯の炊き方でしょうか。私は調理師ですので普段仕事でご飯を炊く場合には、家庭の炊飯器みたいに水加減の目盛りを見て炊くことはしていません。
最初に必要な量のお米の重さを量り、それに対して水加減を計算して加水しますが、自宅でもそうしています。
例えば無洗米の場合でしたら、米の重さの1.5倍の水を加えて炊きます。お米が100gだったら水は150ccという事です。この1.5という数字は季節や使うお米によって加減しながら炊きますので基本が1.5倍という事です。
無洗米でなく普通に洗って炊く場合には最初1.3倍くらいで一度試してみれば良いかと思います。
独り暮らしで食べる量の少ない人などはお米を1合単位で炊くと中途半端に余る事がありますので、こうした事を覚えておくと便利です。
最後に味噌汁ですが、これは即席味噌汁を使えば問題ないですし私もそうする事が多いのですが、鍋を使わずお椀の中で一人前だけ作る方法もありますのでご紹介します。
お椀に顆粒出汁の素などお好みの出汁を入れます。私の場合は粉末のイリコ出汁を常備していてこれを使っています。これはイリコを粉砕して粉にしたもので、化学調味料は入っていませんしカルシウムも一緒に獲れるのでおすすめです。
そこに適当に味噌を入れて好きな具を加えたらお湯を注いで味噌を溶かせば完成です。
入れる具材も最近は「味噌汁の具」として数種類の野菜が入った乾燥タイプのものが売っていますので包丁を使うこともありません。
長くなりましたのでここまでにしますが、また何かあれば続き書きたいと思います。
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