【Q&A 2】卵子の質は何歳から低下するのか?
将来妊娠で困らないために、20代のうちから知っておきたい“妊娠力”の話
はじめに
「いつか子どもが欲しい」と思ったときに、後悔しないために。
将来の妊娠・出産を見据えて、20代・30代のうちから“自分の体を知る”ことが大切です。
このシリーズでは、産婦人科専門医が著した書籍
『20代で考える 将来、妊娠で困らないための選択』に基づき、
妊活や女性の健康にまつわる24の医学的知識を、わかりやすいQ&A形式で紹介していきます。
プレコンセプションケア(妊娠前の健康管理)や、ライフプランとしての妊娠・不妊の基本知識を、
“今すぐ妊娠したいわけではない”方にも届けたい。
そんな想いを込めて書かれたこのシリーズが、あなたの選択肢を広げる一助になれば幸いです。
目次
Q:卵子の質はいつから低下する?
「35歳を過ぎると妊娠しづらくなる」
そんな話を耳にしたことはありませんか?
実際に、医学的に“卵子の質”は年齢とともにどのように変化していくのでしょうか。
A:35歳前後が分かれ目
卵子は年齢とともに、その「質」が下がっていきます。これは排卵している卵子が、もともと胎児の頃に作られた“古い細胞”だからです。
30代後半から卵子の染色体異常が急増し、受精・着床しても妊娠に至らないリスクが高まります。
特に35歳を過ぎると“卵子の質の低下”が明らかに加速するというのが、多くの研究と臨床現場の実感です。
本書『20代で考える 将来、妊娠で困らないための選択』でも、以下のように説明されています:
「30代半ばから急激に“卵子の質”が低下し、染色体異常が増えるため、妊娠率が下がり、流産率が上がることが分かっています。」

妊娠率と流産率に及ぼす影響

Self-Awarenessへの問いかけ
「“いつか子どもが欲しい”と思っているなら、その“いつか”を現実的にイメージできていますか?」
年齢とともに「妊娠力(妊孕性)」が変化するという事実は、キャリア・恋愛・人生設計すべてに影響を与えます。
それを知った今、あなたはどんな未来を描きたいですか?

まとめ
卵子の“質”は30代半ばから急激に低下する
染色体異常の増加により妊娠率は下がり、流産率は上昇
自分の年齢と妊娠のタイミングをセットで考える視点が大切
次回予告
次回は「卵子の数はいつどれだけ減るのか?」について。
“質”だけでなく“量”も同時に減っていく卵子のリアルを、検査の仕組みとともにお届けします。
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この記事は『20代で考える 将来、妊娠で困らないための選択』に基づいて執筆されています。
本書では、プレコンセプションケアや不妊治療の基礎知識を専門医がやさしく解説しています。
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