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そばを、ずっとスプーンで食べてた。

こないだね。
イソジみーちゃんの同級生のオトモダチと、ランチした。

久しぶりに会ったけど、
変に気を張ることもなくて、
「みんな、なんとか生きてるね」って空気で、
それがちょうどよかった。

お店の人がメニュー表を持ってきて、
「こちらからランチメニュー選んでください」って言う。

メニュー表は、デカイ字で見やすい。
それは、いいの。

困るのはね、
昨今よくある、QRコードを読み込んで、
自分の携帯から注文するあれ。

携帯の文字は、
メニュー表と違って、小さい。

見えないわけじゃない。
読めないわけでもない。

でも、
小さい画面に、情報が分断されると、
今、自分がどこを見てるのか、
分からなくなる。

みんなイソジでしょ?

だからさ、
結局どうなったかっていうと――
携帯を、みんなで離して見るわけ(笑)

腕をぐーっと伸ばして、
「まだ小さいね」
「これ、見える?」
なんて言いながら。

そしたらね、
老眼鏡を持ってきた子がいてさ。

もう、拍手もの。

私と、もう一人は、老眼鏡初体験。
かけた瞬間、

もーーーー
びっくりするほど、
よく見えた。

世界が急に、
ちゃんとピント合った。

正直に言うとね、
私、老眼だってことは
薄々どころか、くっきりはっきり分かってた。

でも、どうしても
「老眼」に抗ってて。

外では遠近両用コンタクト。
家では普通のメガネ。

なんとなく、
やり過ごしてた。

でも今回、
遠近両用コンタクトレンズつけたまま
老眼鏡をかけたら、
「こんなにも見えるのか」って、心底びっくりした。

今までそばを、ずっとスプーンで食べてた感じ

食べられないわけじゃない。
でも、うまくは食べられない。

こぼれるし、時間かかるし、
それでも
スプーンだって全然平気だしと無理してた。

箸を使ったら、
「あ、こういうことか」ってなるのに。

老眼鏡も、同じだった。

負けた感じは、しなかった。
年を取った証拠でもなかった。

ただ、
自分にピタッたり合う道具を見つけただけ

これからは、
そばは、箸で食べればいい。

それだけの話

#脳出血
#高次脳機能障害
#note書くのがリハビリ
#老眼鏡デビュー

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