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まっすぐ歩かないから まっすぐ歩けないから  僕が歩いたあとは 曲がりくねった迷路


雪が降ったら、絶対にこの曲を聴く…..

のんびり屋さんを気取り フトンに入ったままで
何かから何まで全部 埋めていく雪の日
道路を埋めて 線路を埋めて 地図はもういらなくなる
国境はなくなっちゃった
あわてて重たいドアを ゆっくり開けて出かける
月の上を歩いてる 銀色の雪の日
右足で踏んで 左足で踏んで どんどん足跡になる
とうとう道になっちゃった
迷路 迷路 迷路 迷路 迷路 迷路 迷路 迷路
僕が歩いたあとは 曲がりくねった迷路

のん気に浮かんでいるよ ブーンと小型飛行機
頭のとこだけ半分 銀色の写真機
道路をバチり 線路をバチり どんどん出来上がる地図
それから雪が降ってくる
迷路 迷路 迷路 迷路 迷路 迷路 迷路 迷路
僕が歩いたあとは 曲がりくねった迷路
まっすぐ歩かないから まっすぐ歩けないから
僕が歩いたあとは 曲がりくねった迷路
迷路 迷路 迷路 迷路…

迷路/THE HIGH LOWS 甲本ヒロト



僕が最も信頼し、何度も心の支えとなってきたアーティストのひとりが、甲本ヒロトさんです。

最初に引用したのは、THE HIGH LOWSの『迷路』という曲の歌詞です。
THE BLUE HEARTS時代の有名な曲をおさえて、社会人になってからは一番励まされた曲なんです。
好きな曲はもっといっぱいあるのですが、何かあった時に聴くのはこの曲でした。
なんでこんなに励まされるのか、考えてみたら2つの視点があるんじゃないかって思いました。


①「とにかく歩け」 

ストレートに励まされる

右足で踏んで 左足で踏んで どんどん足跡になる
とうとう道になっちゃった

まっすぐ歩かないから まっすぐ歩けないから
僕が歩いたあとは 曲がりくねった迷路

迷路/THE HIGH LOWS 甲本ヒロト

雪が降って道も見えなくなったところをどんどん歩くことで道ができるってことなんですが、この部分は力強く歌われていてワクワクします。

「まっすぐ歩かない」「まっすぐ歩けない」を重ねているところで、物事を斜に構えて「まっすぐ歩かない」ようにしてきたつもりがいつの間にか、「まっすぐ歩けない」ようになってしまっているのではないかと…..

ただ、まっすぐでも、まっすぐじゃなくてもどっちでもいいから歩け、
歩かなきゃなんの道もできないって言われてるんだと思います。

雪が降った休日には、何度かこの曲を聴きながら足跡のついていない雪の上を歩く衝動にかられ河川敷まで行きました。
まっすぐでも、まっすぐじゃなくても、とにかく歩くために。


②「国境はなくなっちゃった」 

大きな視点で世界を軽くする


道路を埋めて 線路を埋めて 地図はもういらなくなる
国境はなくなっちゃった

のん気に浮かんでいるよ ブーンと小型飛行機
頭のとこだけ半分 銀色の写真機
道路をバチり 線路をバチり どんどん出来上がる地図
それから雪が降ってくる

迷路/THE HIGH LOWS 甲本ヒロト


こちらは、国境なんて言葉が出てくるから、軍事スパイみたいなものまで想像してしまうけど、それすら雪に消えていく。

ここをのんびり楽しく歌っているところが最高なんです。
国家間の軍事工作すら無価値に見えます。
大自然の中ではちっぽけな存在なんだみたいなことが感じられます。

ちなみに「大自然の中ではちっぽけな存在なんだ」みたいな言葉は
わざわざ言うなよ、今そう感じてるから喋らなくていいよって思う派です。
ここは、あえて皮肉的な表現になっていて、むしろ楽しそうに歌っているのが最高だなと。


甲本ヒロトって….

甲本ヒロトって、まっすぐな言葉が若者に届くみたいな評価を
昔の音楽番組とかでされていたと記憶しています。

ただ、僕はそれだけじゃないと思ってます。
語りかける言葉は「まっすぐに」、
でも、世間や世界を見る視点としては「まっすぐでいられない」。

こういう二面性があるから、心に刺さってくるんだって思うのです。

もしよろしければ,…..いや、無理矢理にでも聴かせたい一曲です。







今日は、そこまで埋めつくされなかったです。
あと、雪国の人はどんなふうに思うのかちょっと気になりました。

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