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【エッセイ】特急長女

長女と次女は3学年差

年齢としては2歳と数ヶ月差になる


その絶妙な年齢差のせいで、長女におもちゃを我慢させた事がある。

シルバニアファミリーの家のセットを欲しがったのだが、当時の次女が口に入れそうな小さい部品が怖かったのだ。

後に「まだ遊ぶかな?」と思って安売りしていたのをふとした時に買った。
「もうちょっと小さい頃にあそびたかったな」と言われてしまったけれど、まぁ、次女と共に遊ぶ姿をみていると楽しんでいるようでほっとした記憶もある。

三人きょうだいの長子として、他にも我慢させている事もあるだろう。

我慢している中で、ひょっとしたら「親を待っているより自分で進んだ方が早い」と思って行動的になっていったのかもしれない。
いや、元々の性格なのかもしれない。

小学校の時は自らクラブ活動を立ち上げて親を驚愕させ

パパに誘われて危険物取扱者の丙種を取得している。実名の資格だから証明出来ないけど、小6で取った。
大人に混じっての試験会場は面白かったらしい。

そして数年後の高校受験

「高専に行きたい」

長女からそう言われた時、もっと頑張らせて公文を続けさせればよかったと思った。

とはいえ、長女と次女が公文へ通っていたのは1年ほど。引っ越してきた家の近くにあるので子ども自身で通えるからという理由で始めさせたのがきっかけだった。

私自身、学習塾と言われるものに行ったことがなく、まさか定期的に公文の先生と親の面談があるとは思わなかった。という所からのスタートだった。

先生は長女の数学の出来の良さに、もっと乗り気にさせて先へ進めさせようと私に促していた。

私は

「はぁ……まぁ……」
と歯切れも悪く、長女自身もそこまでやる気はない。何故塾に入らせたんだと思われるだろう(笑)

だから、すぐにやめてしまったのだ。

もう少し長女をよく見てあげていれば「公文式のおかげ♪」とかノリノリで言えた時があったのかもしれない。

のらりくらりと徐行運転をしっぱなしの私からすると特急並みに感じる程ペースと決断力が早くて「私の子なのか?」と驚く事がいっぱいだ。

けれども、気に入ったYouTuberを応援したり、ゲームに没頭したりと間違いなく我が子である姿を毎日眺めていると

私に似ていて私と違う、長女の将来が面白いものに間違いないのは断言できるのだ。


#木曜日は3ースデイ

《今週の三題噺》
1.シルバニアファミリー
2.徐行運転
3.公文式のおかげ



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