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PayPayドームで5万人と歌った第九と、お腹の赤ちゃんの名前の話

こんにちは。
大阪市内から九州の田舎に移住して、2児(もうすぐ3児)を子育て中の mon です🌿

今日は、11月23日に福岡のPayPayドームで体験してきた
「5万人で歌うベートーヴェンの第九」と「お腹の赤ちゃんの名前」の話を、
自分の記録もかねて書いてみようと思います。


① 夜中の嘔吐と、福岡行きを迷い続けた数日間

実は、福岡に行けるかどうかは、本当にギリギリまで分かりませんでした。

3歳の娘が11/17(月)に微熱を出して保育園からお迎えコール。
翌日も、朝は微熱/日中は平熱で元気/夜になるとまた微熱。
ひどい日は、咳き込んだ拍子に嘔吐してしまうこともありました。

ある夜は、シーツも枕も、私の服も娘の服も嘔吐まみれ💦
息子も同じ布団で寝ていたので、「人間テーブルクロス引き」みたいにシーツだけ引き抜いて(笑)、
タオルを敷いて応急処置して、手洗いして、洗濯機を回して…。

夜中で眠いし、心配だし、

「この状態でもしかして福岡無理ちゃう…?」

って気持ちが、正直何度もよぎりました。

水曜日小児科に行って、
インフルエンザ検査は陰性。薬も出してもらって、
日中は一緒にテレビを見たり、折り紙で遊んだり。

「この調子なら、もしかして行けるかもしれへん…」
と思える時間と、
「いや、やっぱり無理かも…」
と思う時間を、行ったり来たりしていました。


② 「この日のために」積み重ねてきた土曜の練習

日曜のイベントというのは、
PayPayドームで5万人で第九を合唱するコンサート。

オーケストラが生で演奏してくれて、
オペラ歌手さんたちがソロで歌ってくれて、
そこに5万人の大合唱が重なります。

私と夫は、その中で
サビとフィナーレの部分を歌うメンバーとして参加しました。

この日のために、8月頃から毎週土曜日の練習に通って、
難しいドイツ語の歌詞を、何度も何度も口ずさんで…。

しかもこのイベント、

「来年も同じ企画がある」というわけじゃなくて、前に大規模開催されたのもかなり昔で、
次あるとしても何年後になるか分からないし、もしかしたらもうないかもしれないイベント。

だからこそ、

「行きたい」気持ち と
「子どもの体調が心配」な気持ち の間で、
ずっと揺れていました。


③ それでも福岡に行くことを決めた日

何日かそんな日が続いて、
娘も木曜頃から少しずつ「いつもの元気」に戻ってきました。
金曜は念のため保育園はお休み。

夫とも何度も話して、
小児科の先生の話とも照らし合わせて、

「よし、これなら福岡行けそうやね」

と判断しました。

大阪の両親も、わざわざ福岡まで来てくれて、
当日は子どもたちを見ていてくれることになっていました。

ここまで家族みんなで調整して、
やっとたどり着いた「福岡に行けるね」の一言。

福岡に向かう車の中で、すでにちょっとじーん…としていました。


④ 5万人の第九。本番前のリハーサルで、一番ぞわっとした

当日、PayPayドームに着いて席に座って、

「すごい人…ほんまにここで歌うんや…」

と実感してきたころ。

本番は13時から。
その少し前、12時半ごろに

「じゃあ、声出し兼ねて、サビとフィナーレだけ合わせましょう〜」

とリハーサルが始まりました。

実は、この リハーサルの瞬間 が、一番ぞわっとしました。

九州中から集まってきた5万人が、
それぞれの生活の中で、
難しいドイツ語の歌詞を必死に覚えて、
この日のために予定を調整して、
ここに集まってきている。と思ったら、胸がいっぱいになって、
歌いながら泣きそうになりました。

本番が始まり、その5万人が一斉に「歓喜の歌」を歌い始めます。
オーケストラの音も、
オペラ歌手さんたちのソロももちろんものすごい迫力。

でも何より心に残ったのは、

「自分もその一部として声を出してる」

という感覚でした。
練習の時はドイツ語の歌詞を追いかけるので精いっぱいだったけど、
本番では勝手の歌詞が口から出ていて、心から歌ってました。

ああ、ここに来られてよかったなぁと本当に強く思いました。


⑤ 開いていく屋根と、「世界へ届け」と願った瞬間

そしてクライマックスのフィナーレ直前。

ふと見上げると、
ドームの屋根が、少しずつ開いていくのが見えました。

私にはどうしても、

「このドームの中で響いている5万人の、
平和を願う歌声が、
ここから外へ、世界へ広がっていきますように」

と、空に向かって解き放たれていくように見えました。

お腹の中の赤ちゃんにも、
きっとあのオーケストラの響きと、
5万人の声と、
ドームの熱気が伝わっていたんじゃないかな〜と思っています。


⑥ 三人目の赤ちゃんに込めたくなった、平和への祈りと名前

第九を歌い終わって、
拍手と余韻の中で、一番最初に浮かんだのは、

「ああ、この経験にちなんだ名前を、この子につけたいなぁ」

ということでした。

  • 第九

  • 歓喜

  • 平和

  • 希望

こういうイメージをどこかに込めた名前をつけたいな、と思っています。

今日の検診で、ちょうど性別も分かったので、
いよいよ本格的に名前を考えていくタイミングになりました😊


⑦ 日常に戻った今、あの日のことを思い返して

福岡から帰ってきてからは、
またいつもの日常が始まっています。

子どもたちは元気に保育園に行って、
私は洗濯して、ご飯を作って、
夜には

「お風呂〜!歯磨き〜!はい寝る〜!」

って言っている毎日。笑

でも、その日常の奥には、

  • 夜中に嘔吐まみれになりながら洗濯していた日々も

  • 行くかどうかギリギリまで悩み続けた自分も

  • PayPayドームで5万人と一緒に第九を歌った時間も

ぜんぶまとめて、

「それでも、あの日行けてよかったなぁ」

という感覚が、静かに残っています。

お腹の中のこの子が生まれて、
いつか大きくなったときに、

「あなたがお腹の中にいるとき、
パパとママと、5万人で第九を歌ったんだよ〜」

って、このnoteを見せながら話してあげるのが、小さな夢です😊

ここまで読んでくださって、ありがとうございました🌿

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