「自分の脳が自分の元に帰ってきた」と思った日
こんにちは♪monです🌱
今日は、5年前に長男を産んだ時の話。
赤ちゃんが生まれてから、私の生活は一変した。
それまでの私は、
首も座ってない赤ちゃんを抱っこするのが怖かった。
いとこの赤ちゃんや友達の赤ちゃんに、
「ぜひ抱っこして〜」
と言われても、
「私の腕を固定しとくから、赤ちゃん置いて。」
ぐらいの感覚。
おくるみでガチガチに包んでくれたら、なんとか抱き上げられる。
そんな赤ちゃん不器用な私やった。
でも、赤ちゃんは大好き。
赤ちゃんを見ると、
「癒される〜👶」
って思う気持ちはずっとあった。
そんな私が、5年前に長男を出産した。
まずぶつかったのは、授乳。
乳首が痛くて痛くて。
赤ちゃんの吸わせ方も分からへん。
赤ちゃんも、まだ吸うのが上手くない。
もう初心者同士のぶつかり合い。
乳首は傷だらけ。
授乳室で、スムーズに赤ちゃんに授乳してるママさんたちを見て、
「なんであんなに上手くできるん?」
って思ってた。
「あ、明日退院するんかな?」
「5日経ったら、私もあんなに上手くなるんかな?」
と思ってたけど、
今思えば、多分あのママさんたちは、その子が1人目じゃなかったんやと思う。
5日くらいで、あんなに上手くはならん。笑
そして次にやってきたのが、夜泣き。
寝れなすぎる。
赤ちゃんも寝なさすぎる。
お腹の中でよく聴いてた歌を歌ってみたり、
抱っこしてみたり、
何をしても寝ない。
泣き続ける。
ナースコールして、
「なんで泣いてるか分かりません……」
って助けてもらったり。
授乳の時の咥えさせ方も、何度も教えてもらった。
そしてズタボロの状態で、
いよいよ明日退院。
嬉しいはずなのに、
めちゃくちゃ不安やった。
初めて犬を飼うような感覚。
「これから私、家でどうやって育てたらいいんやろ。」
「もっと取り扱い説明書みたいなん欲しい。」
「助産師さんなしで育てられる気がせえへん。」
そんなことを考えて、何度も泣いた。
里帰りやったから、実家に帰ってからは母がいてくれた。
食事の世話だけじゃなく、育児も手伝ってくれた。
それでも、
部屋着から着替える余裕もない。
化粧する余裕もない。
「ヤンキーからママになった人たちも、ほんまにこうやって赤ちゃん育てれてるんやろか。」
「しんどすぎて辞めてまわんのやろか。」
とか、今思えばアホみたいなことまで考えてた。
でも当時は、それくらい必死やった。
もしあの時、母がいなくて完全に1人やったら、
私はどうなってたんやろ。
ほんまに、産後鬱になってたんちゃうかなと思う。
夜中も、
抱っこしてやっと寝たと思ったら、置いた瞬間に起きる。
だから抱っこしたまま寝たり。
自分の身体もボロボロやのに、
その身体にさらに鞭打って、
明らかに腰に悪い体勢で、
ベッドマットにもたれかかるようにして、
自分を赤ちゃんのベッド状態にして寝てたり。
今思えば、ようやってたなと思う。
授乳後は、
「絶対ゲップさせないといけない」
と思ってた。
授乳しながら寝たのに、
わざわざ起こしてゲップさせて、
そこからまた抱っこして、ゆらゆらして寝かせる。
ゲップさせずに寝かせたら、
起きる時の泣き声が苦しそうに聞こえて、
「ゲップしてないからや。」
って思い込んでた。
泣いたら授乳。
また授乳。
しっかり飲ませた後は、おっぱいもしぼんでる。
「またお乳を作らな!」
と思って、大量に水を飲む。
あの頃、たぶん1日4リットルくらい飲んでた。
今思えば、
赤ちゃん、飲みすぎて苦しくて泣いてたこともあったんちゃうかな。
それなのに、
「泣いた!」
「おっぱいや!」
って、また咥えさせられて飲まされて。
寝て。
また泣いて。
また飲んで。
ほんま、常に必死のパッチやった。
2週間検診で病院に行く時も、
余裕がなさすぎて、
赤ちゃんは肌着のまま。
私はパジャマにしてた服で着の身着のまま。
もちろん、すっぴん。
病院に着いたら、
一緒に入院してたママさんたちがいた。
入院中はみんなパジャマ姿やったのに、
ちゃんと外着を着て、
子どももきれいな服を着せて、
お化粧もしてる。
「え?」
「どうやったらそんな時間取れるん?」
不思議で仕方なかった。
1ヶ月検診の頃には、少し余裕が出てきた。
私も外着を着られた。
赤ちゃんにも可愛い服を着せられた。
そして少ししたら、
親元を離れて、自分の家に帰った。
実家から車で10分のところやったけど。笑
それでも不安で不安で仕方なかった。
日中、1人。
赤ちゃんが寝た。
でも私は、赤ちゃんが寝ている間も落ち着かへん。
おくるみで包んだらよく寝るらしい。
しかも自分の匂いがついてたら、もっとよく寝るんちゃうか。
そう思って、自分のシャツに包んで寝かせたり。
料理するときも、
「寝てるけど大丈夫かな。」
って不安やから、
赤ちゃんをキッチンまで連れてきて、キッチンで寝かせたり。
普段はソファの上で赤ちゃんが過ごしていて、
トイレから帰ってきたら、
ソファから私を見てくれてた。
その姿が可愛くて。
でも寝返りしそうになってきたら、
ソファから落ちたら危ないから、床に移動。
その時、
「もうソファからこっち見てくれることはないんか……」
って思って、
成長が嬉しいのに、なんか泣けてきたり。
一分一秒、逃したらあかん。
そんな気持ちで、
ほんまに赤ちゃん中心の生活やった。
友達が家に遊びに来てくれることはあった。
でも、まだ友達と外に遊びに行ったことはなかった。
7ヶ月くらいになった頃、
やっと、
「友達と遊びに行こうかな。」
と思えるようになった。
と言っても、
家からめちゃくちゃ近いコメダ珈琲。
それでも、私にとっては大きな一歩やった。
そして、その時に思った。
赤ちゃんと一緒にいると、
頭の中が常に赤ちゃんに占領されてる。
友達と話している間、
久しぶりに、
自分のために頭を使ってる。
自分から言葉を話してる。
自分が面白いと思う話をして、
自分が笑ってる。
そのカフェが、
めちゃくちゃ楽しかった。
「あぁ……私の脳が、自分の元に帰ってきた。」
そんな感覚やった。
私はもともと、
内省多め。
結構いつも自分と対話してる。
あった出来事を頭の中で何回もリピートしたり、
「なんでこうなったんやろ?」
って意味を考えたり、
人の言動を分析したり、
勝手に統計みたいなことを考えたり。
そういうのが癖みたいな人間やった。
でも子育てしてると、
それができへん。
何か考え始めても、
それ以上に気になることが突然降りかかってくる。
「これってどういうことなんやろ。」
と思った次の瞬間、
「泣いた!」
「おっぱいかな。」
「オムツかな。」
「眠いんかな。」
ってなる。
夜になったら、
考えるどころか疲労困憊。
赤ちゃんと一緒に寝落ち。
気になることも、
基本的に全部赤ちゃんのこと。
そんな毎日やった。
だから友達とコメダで話してる時、
ものすごく思った。
自分の脳が、自分の元に帰ってきた〜〜〜。
あの感覚は、今でも覚えてる。
1人目の子育てって、
赤ちゃんを育てるだけじゃなかった。
私自身の生活も、
私の時間も、
私の頭の中も、
全部いったん赤ちゃん中心になった。
そして私は、
そこから少しずつ、
「母親」だけじゃない自分を取り戻していったんやと思う。
5年前の私は、
そんなことも分からず、
ただただ毎日必死のパッチで赤ちゃんを育ててた。
今、3人目を育てていても、
あの頃の自分を思い出すことがある。
「あの時の私、ほんま頑張ってたな。」
って。
そして、
3人育てても、
初めてのことってまだまだある。
でも、
1人目の時の私は、
何も分からなかったからこそ、
あんなに必死になれたんやろうなと思う。
あの頃の私に、
「大丈夫。ちゃんと育つで。」
って教えてあげたい。
今では子供3人居て
親元から遠く離れた九州に移住
初めましての自己紹介記事はこちらです
