#481 人は「安定」と「不安定」のシーソーを内包しながら生きてる
人材開発マネージャーの福井です。
このチャンネルは、新卒で教育系NPOに10年勤め、妻の単身赴任を機に6歳と3歳の子どもたちとの1年間の父子家庭生活を経て、リモートでNPO法人でマネジャーとして働いている中での、子育てや人材育成、マネジメントにつながる気づきについてお届けしていきます。
さて今日は、「人は「安定」と「不安定」のシーソーを内包しながら生きてる」というテーマでお届けします。
10月がスタートいたしました!ちょうど1年前に妻が家を出て東京に旅立ちました。そう書くと、離婚したみたいですが、単身赴任に出かけていっただけです。
人間の感覚はすごいなと思っていて、なんとなくこの季節の温度の感覚を肌が覚えている感じがして、一抹の寂しさと不安が訪れている感覚があります。
◯ 環境の激変と生活リズム
ちょうどそのタイミングに合わせて仕事もやめたので、仕事はなくなるわ、妻はいないわ、子ども2人いてワンオペだわで、てんやわんやしていたのがちょうど1年前のことです。後にも先にも、これほどまでに大きく自分の周りの環境が変わることってなかったし、これからもない気がします。
環境が変わったことによって、毎日の生活が変わります。生活が変わってから気づきましたが、毎日一定のリズムがあると人は安心して生活することができて、そのリズムが変わると急に不安になるということです。
◯ “マンネリ化”への距離と当時の心持ち
同じサイクルで回り始めると、「マンネリ化」になりますが、1年前の自分に「マンネリ化」は全く先が見えないぐらい遥か遠くにあって、「マンネリ化」って言いたい〜と思っていた記憶があります。
とにかくそれほどまでに寂しいし、不安だし、心細かったです。でも、そんな言葉を口にしてしまうと力が抜けてしまうような気がして、我慢して取り繕っていたような気がします。
いい・わるいの話ではなく、当時のことをいま振り返ると不安や心細い感情を出せずにいたとも言えるし、それを出さず、がむしゃらに目の前の家事・子育て・仕事探しに邁進したからこそ、半年後ぐらいにはワンオペ生活もややマンネリ化するところまでもっていけたとも言えます。
◯ 安定と不安定のシーソー
こういうのが人間のおもしろさだなと思っています。1年前の自分みたいに、「安定」という欲求が満たされていないときに、「不安定」な状況がくるとすごくこわくなるし、不安になる。
でも、そんな自分も半年後には不安定だらけのワンオペ生活が「安定」してきて、そうなるとマンネリを感じて、「不安定さ」を求めてしまったり、この生活がまだまだ続くのかと思ったりする。
シーソーみたいにどちらか一方が満たされると、他方は満たされなくなり、逆も然りということです。
「となりの芝生は青い」という言葉も、矛盾しているようにも感じる、複雑とも言える欲求のシーソーが人にはあるからこそ、生まれてくる言葉なのであると解釈すると、随分と理解が変わってきます。
◯ 他者の“急な変化”にどう向き合うか
ところが、実生活において他人の行動を見ていると、そのシーソーのバランスって一瞬一瞬で動きがあるはずなのですが、ずっと同じ空間で同じ行動をしている人なんていないので、ずっと見ていられるはずもなく、急にそのバランスが大きく変わることがあります。
特に他人の言動だと、その変わった様に目が行きやすく、それゆえに「なんで急に変わったの?」と反応的になりやすくなります。反応的になると、あんまりその微妙なバランスを保っていたことやあることをきっかけにどちらかに大きく振れたことの結果だけに目が行きがちです。
◯ “結果”ではなく“過程”を見る
でも、大事なのは「そこまでの過程において何があったの?」ということであり、どんな出来事に直面し、その結果、その人の中でどんな変化が訪れたのか?ということです。その心の動きを一緒にふりかえったり、追従したりできると、理解を深めることができます。
人は矛盾した感情を同時に内包する存在であるし、それゆえにわかりにくいことも多いですが、起きた出来事や言動だけに捉われず、なにがあったの?という過程に興味をもつことができると、理解が進みやすくなると思っています。
そんなわけで今日は、「人は「安定」と「不安定」のシーソーを内包しながら生きてる」というテーマでお届けしました。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
明日もすてきな1日をお過ごしください!
では、また次回お会いしましょう。
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おいしいお酒を飲んで、ニヤニヤしながらまた今日も生きていきたいです!