MVWをハラ落ちさせるための私の解釈
株式会社オークラ商事 ApparelX事業部/デリバリ統括部の責任者をさせていただいている山本善文です。通称”ヤマヨシ”と申します。
2026年5月21日からの宮崎にて弊社の責任者合宿が開催され、責任者で2日間、寝る時間以外を話し合い、ミッション・ビジョン・ウェイを決めてきました。
それまでも、弊社には経営理念、経営基本方針、ビジョンはもちろんありましたが、それらを一新するわけではなく、今まで大切にしてきた価値観や志、培ってきた行動の一つ一つを共有しながら、脳に汗をかいて、心に刺さるMVWが出来たものと感じています。
振り返り
ビジョナリー・カンパニーの解説書を課題図書として、責任者全員がミッション・ビジョン・ウェイの重要性とそれを決める上での覚悟を共通認識として臨み、全社の共通認識として出来るミッション・ビジョン・ウェイが完成したと心の底から思っています。
とても味わい深い思い出として、その時を振り返ると、まさに一言一句を生み出す産みの苦しみにも似たような、本当の意味でのブレインストーミングを行ったなと感じています。
今までもブレストは経験してきましたが、お互いの意見を否定せず、作り上げたMVWは、今後の働く我々の指針となることになります。
ミッション・ビジョン・ウェイとは?
ミッション・ビジョン・ウェイという物がなにを指すのかというところを、共通認識として持ちたいと考えましたので、私の考えを残しておきます。
ミッションとは
ミッションとは、日本語で言うと、理念、使命、存在理由という言葉で表されることが多いです。私の中では、存在理由がもっともしっくり来ています。なんのため、誰のために存在しているのかということです。
有名な話でレンガ積みの職人の話があります。
ある旅人が、道でレンガを積んでいる3人の男にこう聞きました。
「ここでいったい何をしているのですか?」
1人は
「何ってレンガ積みに決まっているだろう?なんでこんな仕事をしているんだか・・・他にはもっと気楽な仕事をしているやつもいるというのに・・・」
また、1人は
「大きな壁を作っているのさ。家族を養っていくためには働かないとね!」
そして、1人は
「歴史に残る大聖堂を作っているんだ。多くの人がここで祝福を受けるんだ。素晴らしいだろう?」
これは個人の働く上でのMVWですが、良い影響を社会に与えるかは明白だと思います。これは会社も同じです。何をしたくて仕事をするんだという存在理由がミッションです。
「業界の未来を明るくする」
このために会社が、組織が存在しているということです。
業界では良いニュースより、暗いニュースが最近は多いですよね。それでも、新商品が開発されたり、新素材、新しいコミュニティなどが日々作られています。ものづくりにこだわっている方も多くいます。
そんな業界をもっともっと明るくするんだ!
お客様、仕入先、縫製工場様、まだ見ぬ関係者の皆様がもっと明るくなる。楽しいよ!ってなる。そんな未来を作るために我々は存在しているのです。
ビジョンとは
ビジョンは目指す姿、あるべき姿、tobeなどの言葉で表現されます。よく目標とも勘違いされることもありますが、ビジョンは目標ではありません。目指す姿であり、目的地です。目標は定量的、つまり数字で測定可能なもので、目的は定性的で数値ではないという違いがあります。
今回の「世界一のアパレルビジネスプラットフォームをつくる」というビジョンで、世界一とは何なのか?これを自問自答、そして、お客様の立場で考えながら目指していくということになります。
普段の仕事から、今やっていることは世界一の基準になっているのか?を自問自答しながら、業務をすることで、世界一に繋がっていきます。
「散歩のついでに富士山に登った人はいない」
まさに目指さなくては成し得ないビジョンです。そしていきなり世界一にもなりません。そのための逆算的な目標をしっかり立て、日々の行動を行っていかねばなりません。
ウェイとは
ウェイは行動指針、価値観とも言えます。多くの会社ではValueという表現もします。
これはミッションを土台にビジョンがあり、日々の行動をする際のより細かな行動をする際の指針です。羅針盤という表現もできるかもしれません。
2つの行動で迷った時に、どちらを選ぶか、その時に立ち返るのがウェイです。
ウェイは電話は1コール以内に取るなどの具体的な行動を示しているわけではありません。一段階抽象度をあげたものです。
ただ、「お客様第一」という行動指針があれば、当然お待たせして喜ぶお客様はいないわけですから、電話はすぐ取るということになります。
お客様第一とは?
誠実一路な行動とは?
創造と実行を出来ているだろうか?
学習と成長は出来ているだろうか?
チームプレーは出来ているか?
仁義礼智忠信孝悌を学び実践しているか?
遊び心をもって楽しんでいるか?
今これを読んでいる段階でパーフェクトに出来ている!という人はもしかしたら謙虚さが足りないかもしれません。私自身もこの行動指針をいかに自分の日々の行動に落とし込むかを必死にやっています。
一つ一つ出来ることをコツコツと積み重ねてきた我々であれば、お客様からみて、社員の誰に会っても「あなたの会社の人は皆、いい人だね!」と言っていただけるようになると信じています。
私の想い・コミットメント
私は、今回のMVWがとても腑に落ちています。いわゆるハラオチ状態です。
とてもワクワクしている言葉の方が正しいかもしれません。言葉を決めただけでまだ何かを成果として出したわけではありません。しかし、合宿から帰ってからの思考や行動がちょっとだけだと思いますが、良くなっていると感じています。
Excyグループに所属する仲間に対して、我々の指針を示しました。それであれば、まずは自分が背中を見せないといけない。「ヨシさん、言っていることはかっこいいけど、やってないよね!」なんて言われないように行動をし続けます。
定期的に会議でもこのMVWについては掘り下げて話していきましょうね!
ApparelX事業部としても、世界一の資材・OEMのプラットフォームとして、今後もお客様が感動して下さるような商品・サービスを開発していきます。BtoBでの取引では、「長年ここで仕入れているから仕入れている」や言葉を選ばなければ「次もここでいっか」という感覚で仕入れられている方も多いと想います。ApparelXでは「ずっとApparelX」と思っていただけるように、日々の行動に移していきましょう。
そうすることで、お客様そして、ご参画いただいているメーカー、関係各所がもっと明るくなるようになっていくと確信しています。

