上司の「これバグってます」報告が実は仕様だったあるある
「このExcel、バグってるよ」
上司や同僚からこう報告されて確認したら、実は仕様通りに動いていた——そんな経験、ありませんか。
「バグ報告」が実は仕様だったあるあるパターン
① フィルタがかかっていることに気づいていない
「合計が合わない」と言われて確認すると、オートフィルタで一部の行が非表示になっているだけで、数式自体は正しく計算されていたパターンです。
② 更新ボタンを押していない
「データが古いままだ」という報告が、実は「更新」ボタンを押さずに前回の結果を見ていただけ、というオチで終わることがあります。
③ 別のシートを見ている
「金額が表示されない」と騒がれて確認したら、似た名前の別シートを開いていただけ、というケースです。
④ 意図的に設定した仕様を「バグ」と呼んでいる
「0円の行が表示されない」という報告が、実は「0円は非表示にする」という以前の依頼通りの仕様だった、ということもあります。
⑤ Excelの仕様(浮動小数点誤差など)をバグだと思っている
「0.1+0.2が0.3にならない」という現象は、Excel(というよりコンピュータ全般)の浮動小数点演算の仕様であり、バグではありません。しかし説明してもなかなか納得してもらえないことがあります。
なぜこの行き違いが起きるのか
「思っていた結果と違う」という体験は、原因を確かめる前に「バグだ」という結論に飛びつきやすい性質があります。特に忙しいときほど、原因を1つずつ確認する時間を惜しんで「とりあえず担当者に聞く」という行動に出やすくなります。
また、「仕様」という言葉自体が、事前に共有されていなければ「バグ」と区別がつきません。仕様変更の経緯を知らない人からすれば、意図的な設計もただの不具合に見えます。
「バグ疑惑」を減らすための工夫
① 仕様変更の履歴を残しておく
「なぜこの動作になっているか」を変更履歴として残しておくと、後から見た人が「バグではなく仕様である」とすぐに確認できます。
② 確認前にチェックすべき項目を伝えておく
「合計が合わないときは、まずフィルタがかかっていないか確認してください」のように、よくある勘違いパターンをあらかじめ周知しておくと、確認の手間が減ります。
③ 「バグ報告」を受けたら再現条件を先に聞く
「バグってます」と言われたら、すぐに直そうとせず「どういう操作をしたら、その状態になりましたか?」と再現条件を確認する習慣が、無駄な調査時間を減らします。
まとめ
「バグ報告」の多くは、実際にはフィルタ・更新忘れ・仕様の理解不足が原因です。仕様変更の履歴を残し、確認手順を明文化しておくことで、「バグだ」「いや仕様です」という不毛なやり取りを減らせます。
あなたにも、「バグってます」に対応したら実は仕様だった、という経験、ありませんか?
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