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10.都心水辺散策③:日本橋川

はじめに

都心の水辺を探して週末に散策しています.今回は,水道橋駅付近で神田川から分流する日本橋川沿いを散策してきました.日本橋川は千代田区と中央区を流れ、隅田川に合流する河川です.そして、今回はなんといっても“日本橋“を見るのを楽しみにしています.
 このシリーズでは、これまで、水辺沿いの写真を延々と載せていましたが、今回からは、お気に入りの写真を先に幾つか紹介します.その後は長々と...

お気に入りの水辺

常磐橋と防災船着場(左下)
日本橋と首都高
日本橋
豊海橋端から隅田川・永代橋を望む

散策開始

東京都内の河川(東京都庁HPより引用)

水道橋駅付近で神田川から分派して日本橋川が始まります.日本橋川のファーストインプレッションは、残念ながら“暗い”でした.川の真上に首都高が建設されており、↓こんな様子がほぼ最下流まで続きます.ただ、石橋や石垣が多く残っており、部分的には魅力的な場所となっています.

あいあい橋

次は、大手町川端緑道です.錦橋から竜閑さくら橋までの約800mにわたる歩行者専用道です.開放的で憩いの水辺が整備されています.すぐ横には大手町合同庁舎がありました.後から気づいたのですが、コロナワクチン接種でお世話になった会場でした.

大手町川端緑道
大手町川端緑道

沿川には下↓のような説明板が充実しており、江戸時代の様子や、地区名や橋の由来が分かります.

説明板 鎌倉河岸
説明板 江戸時代から現代に至る水辺利用の変化

常磐橋と防災船着場.震災などで鉄道や首都高が使えなくなった時には、船によって物資を運ぶため、防災拠点が整備されています.日本橋川は、遊覧船も走っており、防災と水辺空間の利用が結びつく場所です.

常磐橋
常磐橋船着場

なお、この場所は、日銀の真横にあり、その反対側には渋沢栄一像があります.

ようやく日本橋川です.ちょうどこの場所では、首都高が二つに分かれており、橋の上から日差しが差していました.日本橋は、舟運の拠点でもありましたが、東海道などの五街道の拠点でもあったのは有名ですよね.現在でも、五街道沿いには“日本橋まで⚪︎⚪︎km”といった標識がありますね.

日本橋
日本橋
重要文化財
重要文化財
歴代の日本橋

あっという間に、日本橋最下流まで来ました.最下流は、新川地区の横を通り、隅田川に合流します.新川地区は、北西から流れる日本橋川と北東から流れる隅田川、日本橋川から分流して隅田川の下流に流れる亀島川に囲まれる地域です.ちょうどここで首都高の向きが変わり、視界が開けます.

新川地区の航空写真(Google mapより)

↓は日本橋川から亀島川が分流する場所です.高潮や津波襲来時にこの日本橋水門と亀島橋下流の亀島水門を閉じることにより、新川地区を守るそうです.

日本橋水門

亀島川は、護岸壁面やテラス部などの水辺空間の緑化が進められているそうです.

亀島川

日本橋川最下流には、豊海橋があります.豊海橋は、技術的に優れ、景観にも配慮されているとのことで、土木学会推奨土木遺産に登録されています.また、区民有形文化財にも登録されています.

豊海橋

最後に、豊海橋端から隅田川・永代橋を望む景色です.お気に入りです.

豊海橋端から隅田川・永代橋を望む

おわり

日本橋川は、首都高に覆われているものの、歴史的な場所が幾つもあり、また説明板も充実しており、江戸時代を想像しながら楽しみました.
次は隅田川を散策したいと考えています.隅田川は、沿川の整備が進んでおり、日本橋川とことなり、現代の水辺空間となっているようです.

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