【515.今日の防災】エレベーターの防災!戸開き走行防止&地震時最寄階停止。
◆今日の防災
本日も、通院中の病院で見つけた防災です。エレベーターの利用者の安全性向上のため、戸開き走行防止装置や地震時管制運転装置が義務付けられています(建築基準法施行令、H20.9)。

◆義務化の背景
平成17年の千葉県北西部地震において発生したエレベーターの閉じ込め事故、平成18年の港区シティハイツ竹芝のエレベーター戸開き走行事故を受け、社会資本整備審議会建築分科会建築物等事故・災害対策部会で審議・とりまとめが行われたようです。
戸開き走行保護装置の設置義務化
エレベーターの駆動装置や制御器に故障が生じ、かご及び昇降路の全ての出入口の戸が閉じる前にかごが昇降したときなどに自動的にかごを制止する安全装置
指定性能評価機関の性能評価を受けた上で、国土交通大臣の認定を取得する必要がある
日本建築設備・昇降機センター、日本建築センター、ベターリビング

地震時管制運転装置の設置義務化
エレベーターについて、地震等の加速度を検知して、自動的にかごを昇降路の出入口の戸の位置に停止させ、かつ、当該かごの出入り口の戸及び昇降路の出入り口の戸を開くことなどが出来ることとする安全装置
おわり。
戸開き走行防止装置や地震時管制運転装置の存在は知っていましたが、その経緯となった平成17年の千葉県北西部地震において発生したエレベーターの閉じ込め事故、平成18年の港区シティハイツ竹芝のエレベーター戸開き走行事故については知りませんでした。
こういった義務化や規制の背景には、災害や事故があり、私たちはそのことを忘れてはいけません。
