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宿開業を目前に控えてここまでを振り返る。松本市乗鞍高原でゲストハウス始めます。

今日、無事に消防と保健所の検査が完了し、いよいよ宿のオープンに向けた最終調整段階に入った。目標としていた8月1日の開業になんとか間に合うところまで漕ぎつけることができた。

4月の上旬に物件の購入を完了してから約3ヶ月。振り返れば、とにかく全力で走り続けてきた日々だった。 朝起きたらまずは朝食を食べる間のなくDIY作業に取りかかり、不足している資材や工具があればすぐにネットで注文し、必要とあらば山を下りて街まで買い出しに走る。ハード面の整備が落ち着いてくると、次はWi-Fiをはじめとするネット環境などソフト面の構築に追われた。寝る直前まで次の日の作業内容を頭に描きながらそのまま眠りにつくような日々。

その傍らで、妻との衝突も絶えなかった。 自分は「とにかく目の前のトイレや施工を一日も早く仕上げなければ」というハード面に焦り、妻は「8月からの予約枠を開放し、売上を立てるための準備を並行して進めなければ」とソフト面のことも考えながら作業していた。自分はそして速度重視で雑。妻は性格重視で遅い。お互いに心の余裕がなく、喧嘩をする暇すら惜しいほどギスギスした状態がずっと続いていた。 だが、保健所の担当者が帰り、検査通過が確定した瞬間、2人してようやく深く肩の荷を下ろすことができ、ハイタッチまでしてしまった。

もちろん、やるべきことがすべて終わったわけではない。しかし、ここで一度立ち止まってここまでのプロセスを振り返ってみたいと思う。

この3ヶ月は本当に怒涛で、100日連続投稿を達成した後に掲げていた「週1回のNote更新」すら、気づけば滞ってしまうほど忙殺されていた。宿の準備だけに集中できればよかったのだが、地域おこし協力隊としての業務も残っていた。 4月以降は地域おこし協力隊の活動発表会をはじめ、信州大学の学生たちの前で乗鞍の地域について話をさせてもらったり、松本市の公民館関係者を乗鞍の現地へ案内するガイドを行ったりと、手と足を動かし続けていた。その傍ら乗鞍観光協会のnote執筆も入ってきて、もうてんやわんや。阿弥陀籤で決まった登板がこの忙しい時に被ったのもある意味持ってるなとも思ったり。

夜は12時頃に就寝できていたため、他者から見ればそこまでの酷使ではないかもしれない。しかし自分にとっては、人生の中で最も睡眠不足と精神的ストレスを常態化させながら動いていた期間だったと感じる。それが今、ひとまず一つの大きな山を越えた。

が、東京時代の残業とは違って、明確に何かに向かって進んでいる実感が楽しくて精神的にきついなってことは一切なかったのは印象的。

宿がこうしてひとつの形になり、改めて「Eureka(ユリイカ)」という場所の魅力について考えている。

この4ヶ月間、自分たちの手でDIYを重ねて作り上げた空間が、訪れるお客さんにどう映るかはわからない。古い建物の質感も残っているし、乗鞍という土地特有の暑さや寒さをダイレクトに感じる場面もあるだろう。それでも、「良い空間を作ることができた」という手応えはある。

そして何よりの強みは、温泉だ。 乗鞍の温泉の特性を熟知した地元の大工さんに手掛けてもらい、源泉の魅力を最大限に引き出す最高の浴槽が完成した。自分自身、いまや1日に2回以上は湯に浸かるほど気に入っている場所であり、一日も早くこのお湯をお客さんにも体験してもらいたい。現在は温泉の「総湯当番」も担当しているが、自ら管理に関わることで、地域が守ってきた源泉のありがたみをより一層実感するようになった。

薪ストーブが入った洋室の共用スペース。照明が印象的な畳の共用スペース。どちらもまったりできて、友人が泊まりに来てくれた時は夜遅くまで語らうこともできた。

試しに客室で寝てみたら、窓から星空がくっきり。これは友人の投稿だが部屋からこんな綺麗な星空が見えるなんて、、、こんな宿あるのか??

まーーじですごいんだ

開業を目前にして強く思うのは、地域の人々に救われ続けてきたということ。 壁塗りや改修作業など、一体何人の地元の方が手伝ってくれたのか、正直数え切れない。「助けてほしい」と声をかけた時はもちろんのこと、何も言わなくてもふらっと立ち寄って手を貸してくれたり、適切なアドバイスを残していってくれたりする人が大勢いた。乗鞍の人々がいなければ、この時期までに宿を形にすることは絶対に不可能なことだった。

いつも気にかけてくれるこの地域で何か大きな挑戦をさせてもらっているのだという感覚は、これからの自分たちの背中を確実に押してくれている。

まだ細かな仕上げは残っているが、この「Eureka」という場所を通して、訪れた人に何かしらの「気づき」が得られる体験を提供できればと思う。

予約システムの本格稼働はもう少し先になるが、現在はメールやInstagramのDM等で個別に予約を受け付けている。興味を持ってくれた方には、ぜひ乗鞍へ足を運んでもらいたい。

これからも応援よろしくお願いします!!

▼インスタはこちら!
https://www.instagram.com/eureka.norikura/?hl=ja


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