ラディ太郎、鬼退治に行く
若い頃の話と思って大目に見ていただけると有難いです…
むかしむかしあるところに2ヶ月だけ短期で働きに行きました。
いつも求人を募集しているその理由を、入社当日に感じたその殺伐とした雰囲気から即理解しました。
次の就職までの繋ぎとして、通勤時間や短時間勤務OK、高時給などの条件が揃っているそのあるところを私は辞める気ございませんでした。
先ず誰もなにも教えてくれませんでした。かろうじてヤル気の無い責任者がレジの使い方を5分ほどレクチャーしてくれました。
あとは見て覚えろ
こう察しました。
女性ばかりの職場でみんな👹みたいな顔をして働いていました。
提供する商品は別の人が作ります。
レジから注文された商品を取りに行くと
👹『邪魔』
と、別レジの👹に一喝されました。
( ゚д゚)………ラディ太郎絶句。
働いて1時間も経たない間に、ここの雰囲気を察知することが出来ました。
2ヶ月後にはおさらば。
そんな気持ちから、遠慮なく振る舞う事に決めました。
メニハメヲハニハハヲ
気遣い不要と判断したのです。
勤務2日目。
特に初日に『邪魔』と一喝した👹は私を目の敵にしました。
👹『アンタほんま邪魔やな』
( *`ω´)チッ。
ラディ太郎大きな舌打ち。
👹に鬼の形相でニラまれる。
………
忙しいお店でした。
商品を取りに行って👹とガッチャンコする度にキレられました。
勤務3日目
👹『もう、ほんまめっちゃ邪魔やねんけど!』
私の太々しい態度に怒り心頭の👹が肘で私の腕を押し退けました。
腕がめっちゃ痛かったです。
ムキーーーッとなった私は
『先に私が取りに来たんですけどっ』
と横尻で👹をつき飛ばしました。
伝家の宝刀
横尻アターーーック!

華奢な👹は商品を手に持ったまま吹っ飛びました。

本来なら
『大丈夫ですか?』
と声をかけるところですが、あまりに昔ばなしの物語のように👹が吹っ飛んで行ったので私はブーーーッと吹き出しました。
👹も笑いました。
👹『ちょっとっっっ、なにすんのよっ、笑』
ラ『やりすぎました、めっちゃ飛びましたね、笑』
それから👹は、たまに人間の姿をみせてくれるようになりました。
めでたし、めでたし…?
後日談。
ラ『あの時腕めっちゃ痛かったんですけど』
👹『悪かったねぇ、たまたま当たったんよ(大嘘)私も吹き飛ばされたんは初めてやわ』
ラ『あんな綺麗に吹っ飛んでいく人初めてみましたよ(笑)新人入っても、もう邪魔とか言わんといてくださいよ!また吹き飛びますよ!だからみんな辞めていくんですよ!』
👹『仕事出来ひん人は邪魔やん』
👹は鼻で馬鹿にするように、フンッと笑いました。
言いたいことはたくさんありましたが、やめときました。
わかり合いたい人ではなかったからです。相手へ伝えたい、自分の気持ちをわかって欲しいという自分のエゴだけで伝えたいことを言うことは、わかり合いたい人以外には不要だと考えます。
わたしは👹に謝りませんでした。
最後まで好きになれませんでした。
でも、👹と話して笑い合ううちに悪い人ではない事はわかりました。
笑えない状況も笑えたら、少し居心地が良い場所になりました。
横尻アタックしといて何ですが
メニハメヲハニハハヲ
の考え方はあまり好きではありません。本来は平和主義者なラディです。あと、暴力反対です!(今更…)
ラディ太郎、鬼退治に行く
おしまい。
