白熱電球のテーブルランプ
ニトリで、LEDのテーブルランプを買おうと思った。
冬、西向き窓の私の部屋は、朝のうちは日が差し込まず、暗い。
それでも小さなこたつがあって、一日の大半をそこで過ごす。
そのこたつテーブルの上に、明かりがあれば、心も明るくなれる気がした。
なんでもっと早く思いつかなかったんだろう。
遠い昔に使っていた、乙女チックなランプが家にあることは、忘れていたわけではなかった。
ニトリで新しいものを買う気満々だった。
なのになぜだろう、気が変わった。その家にあったランプをやっぱり使おうと、出してきて拭いた。
ピンクのすりガラスの、お花をかたどったランプシェードに、付いていたのは白熱電球。
たしか私が小学1年生の頃に買ってもらった、もう30年以上前のもの。
コンセントに繋いでみたら、灯った!
白熱電球の、夕日みたいな、あたたかな光。
これでいい。いや、これがいい。
暗い朝はテーブルのランプを灯し、その光にほっとしている。
でも不安は生まれる。
この電球のフィラメントが切れてしまったら・・・白熱電球は、もう生産されていないそう。
代わりに合うLEDがあるだろうか?
・・・まだ起こってもいない先のことを考えて、不安にならなくてもいいか。
今、この光に、心あたたまっていよう。
冬は心も冷える。
意欲も冷めれば、心根も冷たくなる。
12月、少しの体調不良で何もが滞り、やりたいはずのことがプレッシャーに変わって、一旦放り出した。
明かりを灯すように、楽しいことだけ考えた。
年明けには、着物を着て初詣に行きたいな。
暗ければ、明かりを照らせばよかった。
そうすれば、自ずと先も見えてくるだろう。
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