吊り橋効果を知っているか?
吊り橋効果というものがある。
例えば、吊り橋の上で意中の人に告白すると成功率が高くなる。
高い場所に立つと、それだけでドキドキする。
そんな時に告白されると、無意識に好きでもない人に告白されたのに、ドキドキしているという違和感が生まれる。
これを、認知的不協和という。
すると、人は認知的不協和が起こっている状態を避けようとする。
この状況で、認知的不協和を解消するためには、告白された状況を消すか、ドキドキしている状態から脱するか、目の前の相手を好きだという感情を持つのかのいずれかである。
こういった際の多くの場合、自らの感情の方が変えやすいと言われており、目の前の相手を好きだという感情を捏造することで、この違和感から逃れようとする。
これを、認知的不協和の解消という。
ここで注目すべきは、好きという状況や状態に合わせて、後から生まれてくるということ。
言い換えれば、自分の状況や状態から感情という内部状態を自ら予測しているとも捉えられる。
実際の吊り橋の実験は、より定量化しやすい形で実施されている。
相手の動きを予測する機能が発展して、自らの感情を生んだとすれば、他者と関わるからこそ、豊かな感情が生まれるとも思えてくる。
