完璧主義より、完了主義で!
一般的に、完璧主義の人ほど先延ばししやすい。
何事も最初から完璧を求めてしまう。
自分に課す達成基準が高すぎるため、それに届かない結果になるのが怖くて、下手に手を付けられないというのがその理由。
完璧主義と先延ばしの関係にもセルフ・コンパッション(あるがままの自分を受け入れる)が影響している。
完璧主義者には、完璧を目指すけれど、「とはいえ、8割ぐらいの成果で終えられればOK」と考える人と、「準備段階から100%完璧以外は認めない」と考える人の2タイプがある。
前者は、取り組んだ後の所々の失敗は、織り込み済みのため、あまりセルフ・コンパッションが下がらず、先延ばし行動も起こりにくくなる。
しかし後者のような完璧なる完璧主義は、完璧にできなければ自分を責める傾向が強く、セルフ・コンパッションが低くなりがち。
それが先延ばし行動につながってしまう。
そもそも、完璧に準備が出来てからスタートできるタスクなどない。
もし出来たとしても、完璧を期するためにも、貴重な時間を大きくロスしてしまう。
完璧を目指すことはいいが、それが強迫的な考えになってしまうと効果はマイナス。
そのためにも、タスクに取り組む際には、完璧主義ではなく、完了主義になるべき。
10割でなくてもいいから、8割を目指す。
完璧でなくてもいいから、2割ずつ片づける。
高いクオリティを目指しながら、自分に妥協もできることが重要である。
妥協できずに始められないのではなく、妥協してでも終わらせる。
これもセルフ・コンパッションを高めて、先延ばしを防ぐ心掛けの一つである。
