■大河ドラマ『光る君へ』をめぐる旅⑪―ファンミーティング@NHKホールへ行ってきました2
えりたです。
2024年大河ドラマ『光る君へ』の放送もあと1話となりました。この間、第1話を見て「道隆さまだ!」「円融天皇だ!」と、独自路線で萌え散らかしていたはずなのに。お二人とももう天に召され、すでにその孫世代を描くところまで時間は進んでいます。ほんとに、一年が早かった!
そんな「物語の終わり」がちらりほらりと姿を見せ始めた12月2日、東京で「大河ドラマ『光る君へ』ファンミーティング」が開催されたのです。
どこからチケット運を引っ張ってきたのか、当選倍率18倍をかいくぐり、見事参加券をゲット! いそいそと渋谷のNHKホールへ(迷子になりながら)参りました。そして、ほんとうに楽しく温かな心持だけがある、すてきな時間をいただいたのです。あれから一週間経った今も、まだその余韻は残っています。
そんなイベントの様子を記事にしました。前回はNHKホールに辿り着くところから「開会宣言」までを書きましたので、今回はイベントの内容に触れていきたいと思います。
駄菓子菓子。
今回のイベントは放送されることも決まっています。また、たくさんの方がTwitter(現 X)で内容を報告されてもいます。なので。情報が後発なワタクシはちょっと趣向を変えて書こうと思うのです。そうして、少しでもあの時間を思い出したり、魂を飛ばした方も楽しんでいただけたりしたら、幸せです。
ちなみに、前回の記事はコチラです。
ではでは、レッツゴー。
■今日の中関白家
かなり懐かしい項目を出してきました(笑) 第1話から、伊周さまがご逝去なさる第39話まで毎回書き連ねた「今日の中関白家」。まさか、ここでもう一度書けるとは思っていませんでした(感涙)。
もちろん、ファンミイベントにこの項目があったわけではありません。ですが、中関白家―伊周さまが話題に上る場面があったのです。全身全霊、全力中関白家推しとしましては、そこを逃すわけにはまいりません(謎使命)。なので、そこからまずは書いていこうと思うのです。
・ ・ ・
イベントは
1⃣ 名場面BEST10
2⃣ 出演者さまのトーク(印象的な場所や場面)
3⃣ 質問コーナー
という形で進みました。テレビで放送されるときも、おそらくこの構成、この順番でなされることでしょう。また、Twitterで流れる感想を見ていても、イベントの場面を一つずつ、つぶさに報告されている方が多いように感じました。ですから、私はちょっとまとめた形で書いていこうと思うのです。で、捻り出したのが「今日の中関白家」なのです!
ではでは、行ってみましょう(るんるん♬)。
■第9位 呪詛クッキー
名場面BEST10の第9位にあったのが「狂気の呪詛」でした。えぇ、伊周さまの目がイっちゃってたアレです。
このときの映像が会場で映し出されましたが、大きな画面で拝見すると、伊周さま―三浦翔平さんの狂気っぷりもさらに迫力を増し、ぐいぐい心をえぐってきて、改めて背中がぞわっとしたのでした。また、この第9位を見たとき、柄本佑さんが「ぼくがいちばんくらってる」とぼそり呟かれているのも、ちょっぴりツボでした(笑)
・ ・ ・
この場面についてのトークが始まったとき、出演者さんたちが「呪詛クッキー」という語をかなりフツーに口にされていたことが強く印象に残りました。たとえば、「クッキー食べてるとこ」とか「クッキー撒くとこ」とか(笑)
イベントでは、ほかにもTwitter上で見かけた言葉を、出演者さんたちがフランクに会話で使っていらっしゃる場面が多くあったのです。それらの会話に、SNS全盛だからこそ培われる「心的距離の近さ」を感じました。細かなことではありますが、そういうことを演者さんと共有できるのってうれしいですよね。
ちなみに、呪詛クッキーのお話は、先日吉高由里子さんのご出演の「あさイチ」でも言及のあった黛りんたろう監督が演出されました。満月の夜に銀粉を降らせたあの方です。
伊周さまがクッキーを食べたり撒いたりすることは、台本にはなかったとのこと。それでも、あの「呪詛クッキー」があったからこそ、伊周さまの陥った心の闇が全力で伝わったと思うと、発想のすさまじさやそれを表現する演者さんのすばらしさに改めて感じ入ります。
考えてみれば。『光る君へ』って、藤式部と藤原道長の純愛ストーリーなんですよね(いろいろ鬼展開はしてますが)。その中で、傍流?とも言える伊周さまの場面が第9位にランクインするって、それくらい多くの人の心に刻まれたということであり。それだけで、ファンミに行ってよかったと思う中関白家推しなワタクシ。
にも拘らず、紹介の終わるころに放たれた「まったく効いていないけどね」という柄本さんの身も蓋もない結論に、伊周さまの報われなさが際立って、ほろりとしたヲタクがここにいたのでした(´Д⊂グスン
■今日の彰子さま
そりゃあ、「今日の中関白家」が来たら、「今日の彰子さま」を書かねば! ですよね♬(謎使命その2)
■第3位 告白
というわけで、名場面BEST10の第3位は「告白」でした。彰子さま一世一代の叫びを絞り出されたあの場面です。思い出すだけでも、甘酸っぱい…♡
このとき、見上愛さんが「はずかしい!」と叫び、それを受けて、吉高由里子さんが「かわいい!」と叫んで…と、なんだかもう、ステージ上にかわいいが渋滞しておりました…あな、とうと♡
そして、あの映像が流れまして、彰子さまの「お慕いしております!」が会場に響き渡ると、出演者のみなさまが口々に「言った!」「言ったぁぁ!」と大はしゃぎ(笑) そして、放たれる「また、来る」。すると、すぐにファーストサマーウイカさんから一条天皇=塩野瑛久さんに対し
「すぐに返事してよ」
が炸裂したのです。いやぁ、マジそれ! ですよね。画面の前で、全光る民が直秀になりかわり「帰るのかよ」と突っ込んだアレ。あの時間さながらに、ウイカさんと吉高さんのツッコミがするどく刺し込まれ始めたのでした(笑)
「苦しゅうない、近う寄れって抱き締めてよ」
「いたたまれないよ」
「何しに来たんだよ」
相手は、かりにも「お上」であらせられるのに、ものっそい勢いのブーイングが放たれていました。それがなかなかに痛快でずっと笑っていたのです。が、刺し込まれた当の塩野さんは
「いきなりなんだもん。ああなるよ💦」
「一回持ち帰らせてくれ💦」
とぼそり。それに対して、見上さんが
「すぐ返事ほしい」
とおっしゃったのがたいへんに可愛らしく、会場全員が「それはそう」と、首がもげる勢いで全力同意! ってなった瞬間でもありました。
また、このとき、彰子さまの心情にもお話が広がりました。想像通り、彰子さまは「まひろ、助けてぇ」となっていたそう。それに対して、さすがは我らがまひろさま、「こっちも絶望的だから」とスパリ言い放たれたのです。しかも、台本にも「まひろ『今…?』」とト書きされていたそうで。画面の前の全光る民と同じく、まひろさまにも直秀が出てきていたそうです。
いやぁ、今これを書きながら、いろいろ思い出してもニヤニヤが止まりません(あふれだす不審者み)。
■生告白
そのままの流れで、見上愛さんに生告白をしてもらおう! となりました。初めは「(>_<)💦」となっていた見上さんですが、そこは役者さんですからすぐに気持ちを切り替えられ、「行きます!」と。そうして、会場へ向けられた
「お慕いしております!」
…もうね。cuteという言葉は、彼女自身を指し示すものではないかと思われるほどcuteで、かわいらしくて、すてきで。客席全員、お目目がハートになっておりましたとさ。
ですが、そのままで終わるはずもなく。なぜか、会場から一条天皇=塩野瑛久さんに向けて生告白する流れに(笑)
前の記事にも書きましたが、ワタクシ、最愛の推しさまの促す勝鬨や鬨の声にも反応しない不逞の輩なのです💦 ですが、このときばかりは、みなさんとご一緒に叫びましたよ、
「お慕いしております!」
って。そうして、約3000人分の「お慕いしております」を受け止めた一条天皇の「…また来る。」。めちゃくちゃ艶っぽくて、あやうく恋に堕ちそうになったのでした。役者さんって、ほんとに半端なくすげぇですね…
■この役に会えてよかった
さて、質問タイムのお話です。見上愛さんに向けて、「彰子さまを演じていてよかった瞬間はどんなときですか」といった趣旨の質問がありました。それに対して、見上さんが
「この役に出会えてよかった」
と晴れやかにおっしゃっていたのが印象的でした。とてもよい笑顔でしたよ。
また、最初のころは「仰せのままに」だけだったので、セリフを覚えるのが楽だったそうです。一方で、他の役者さんに対して、ひとり罪悪感を抱いていたとのこと(ノд-。)クスン
でも、あの「仰せのままに」もたった一言ではありますが、その一言で彰子さまの現状や性格を表すわけですから、長いセリフとは全く違うご苦労もあったのだろうなと思いながら、お話を伺っておりました。
もう一つ、まだうまく気持ちを言葉にすることのできない彰子さまをまひろが的確に評価した場面について、「まひろのセリフで、生きててよかったと思えたんです」とおっしゃっていました。
誰かひとりでも、自分を理解してくれる人がいれば、それだけでそれまでの時間は報われるよね……と、ここでもほろりとしかけていたワタクシなのでした。
■うるわし男子列伝
■第5位 打毬
第5位にランクインしたのは、F4の若かりし頃を象徴する「打毬」の場面でした。映像が出た瞬間、「若っ!」「さわやかっ!」との声が口々に。
町田さんも金田さんも、みなさん、もちろん現在進行形でさわやかですてきです。でも、映像の中の若い公任さまや、若い斉信さまは、それはもう、ぴちぴちしていらっしゃって! 皮膚の撥水効果は絶大だろうなぁと思わせるに足るつやんつやん加減で! 「トレカ、つくって」とおっしゃったウイカさんに完全同意な、ある種の迫力に満ちた映像でございました。
そうして、このときの打毬のお話。
他の貴族さまたちはたくさん練習して臨んだのに、町田さんだけはその時間が取れずに本番を迎えられたそうです。それをスタッフさんに言われた瞬間、「あ、やるんだ」とフツーに仰る町田公任さま。しかも、しれっとこなされており、他の方々から「リアル公任」「ガチ公任」と言われていらっしゃいました(笑)
お馬さんに乗るだけでもたいへんなのに……町田さんってやっぱり前世が公任さまなのかしらん? と思うなどするヲタクがここに一匹(笑) うるわしの公任さま、最終話ではご出家なさったお姿も披露されるようですし、不肖ワタクシも最後の最後まで萌え散らかす所存でございます。
■おばちゃんF4
質問タイムでのお話。町田啓太さんに雅な現場での撮影の裏話を伺う質問がありました。それに対して、「現場の雰囲気は、ぜんぜん雅じゃない(笑)」とおっしゃる町田さん。
F4/四納言のみなさまは、おしゃべりな方が多いそうで、中でもいちばん喋るのは金田さんだとか。そのくだりで、ウイカさんが
「ほぼおばちゃんだよねぇ」
とおっしゃったのです。画面のなかでは雅なF4/四納言さま方の、画面のそとでのおしゃべりが「おばちゃん」! その様子がありありと目に浮かぶところもなかなかに趣深く(笑)演者のみなさんの仲の良さが伝わって、とても幸せでした。
また、町田さんは常にお庭をご覧になっていて、植えてあるものが変わり、景色そのものが雅だともおっしゃっていました。この言葉から「平安大河」という前代未聞のドラマ制作に全力で挑まれ、全身で楽しまれていたことが伺えて……それはきっと町田さんだけでなく、みなさんがそうだろうとも思えて。このドラマのさりげなくよい雰囲気はこういうところからも醸成されているのだろうと感じました。
■「欠けたることも。」「なしとおもえば。」
町田さん関係でもうひとつ。名場面BEST10の第4位は「望月の夜」でした。道長どんがぼそぼそっと「このよをば…」と詠んだあの場面です。
あのとき、道長どんの歌を皆で復唱していましたよね。あのとき、貴族の皆さま方からは「そんな一回で覚えられるのか?」との疑義が発せられたそうです。録画を見ながら同じことを思っていたのはワタクシですが、それはともかく(笑)
そんなこともあり、ロバート実資さまがリピートアフターミーをなさり、そこからの斉唱という場面ができあがったそうです。で、そのリハーサル時に町田さんは「卒業式みたいだね」と思ったと。
「みんなで行った。」「修学旅行。」
「楽しかった。」「運動会。」
っていうアレですね、めちゃくちゃ分かります(笑)
しかも、演出さんから、皆で立ち上がって言ってみるとのご提案があったそうで! そうすると、さらに「卒業式感」が増したとのこと。そのため、その案はなくなったのです。
が、その話題がステージで展開されているとき「道長が生徒代表だよね」との発言があり。それを伺ってから、改めてあの場面を見たら、おそらく卒業式にしか見えないよなぁと、くすくす笑い続けてしまいましたとさ(笑)
いやぁ、雅なはずのあの場面この場面が、もろもろ面白場面に変わってくのがたいへんに趣深い時間でもありました。
■お上の孤独
彰子さまの告白でいじられまくった一条天皇=塩野瑛久さん。質問タイムでは、御簾の向こう側での演技について尋ねられていました。
すると、リハーサルでは御簾のない状態で演技をなさるとのことで、そこから想像しながらの本番だったそうです。また、御簾が間にあろうとも、帝の側から外側を見ることはできていたのも、助けになったとか。
ですが、貴族たちは目を合わさずに話をするため、お上としては「自分のことばは通じているのか」「それは本音なのか」がわからなかったと。お上の孤独がじわじわと伝わるお話です。
それに関連して、女性陣からは「帝が来るときは、床の木目ばかりを見ていた」との発言がありました。そう言われて場面を思い出すと、そうですね、「帝のお渡りです」とお上が姿を見せると、皆一斉に頭を下げていましたよね。
駄菓子菓子。
女性陣のお衣装は、吉高由里子さんによると「12㎏くらい」だとか。それに、あの長髪のかつらが加わった状態で頭を下げれば、「首がへし折れそうになる」と。そうしているうちに、「話長いな…」と夏の校長先生のお話扱いされるお上。……涙がちょちょぎれます(´;ω;`)ウッ…
また、別の質問のなかに「いちばんおいしいご飯は?」という内容のものがありました。すると、さまざまなお答えの並ぶなか、いちばんお金持ちであろう帝=塩野さんが「食べてない」とお答えになり、ステージ上のボルテージはあがります(笑)
実は、平安時代の天皇が、どのように食べていたのかについての具体的な記録はいっさい残っていないそうです。すると、「両手でハムスターみたいに食べていたとか?」というご意見が(笑)それを一条天皇=塩野さんがされているところを想像したら……か、かわいいじゃねぇか……(/ω\)イヤン
そのほかにもいろいろいじられていた塩野さん。ほんとにみなさんに愛されているのだなぁと、ほっこりしておりました。
■ちなみに
名場面BEST10で、第2位まで発表が終わり、さあ第1位は! となったとき、ウイカさんが
「ってことは、第1位は定子さまってことでいいですか?」
とおっしゃったのが、ものすごく大好きでした♡ 以前のトークショーでも爆裂させていた定子さまLOVE♡をここでも変わらず魅せてくださり、ウイカさんマジ大好き♡となっていたワタクシなのでした。
■まとめ
という訳で、「大河ドラマ『光る君へ』ファンミーティング」の模様をお届けしました。全部は書けませんでしたが、少しでも楽しい雰囲気が伝わればいいなと思います。
兎にも角にも、このファンミに参加できてよかったです。
出演者のみなさんがお役やドラマをこの上なくたいせつになさり、みなさんで力を合わせて培ってきたことがダイレクトに伝わってきたことは最上の喜びでしたし、また、いつもはTwitterなどを通すしかなかったファンの皆さまの熱量を直に浴びることができたのも、貴重な体験でした。もちろん、その熱量の一端を自分が担うことができたことも。
一年間がんばって、でも、それ以上に楽しすぎて追いかけた大好きなドラマをこうして締めくくれて、とても幸せです(まだ1話残っていますが/笑)。
演者のみなさま、スタッフさま、画面を通してご一緒にドラマを楽しんでくださったみなさま、ほんとうにありがとうございました!
■ファンミで話題に出てきたもの
■大河ドラマ『光る君へ』をめぐる旅⑥―国宝「道長の経筒」に会いに行ってきました
見上愛さんが、国宝である彰子さまの筆箱をご覧になったお話をされていまいた。おそらく、このとき展示されていた経箱のことをおっしゃっていたのだと思います。
■大河ドラマ『光る君へ』をめぐる旅④―宇治 大河ドラマ館へ行ってきました
宇治の旅記事をまだ書いていないことに、今気が付きました…(/ω\)イヤン 宇治の様子が少しでも伝われば。記事はそのうち書きます。
■おすすめマガジン
■大河ドラマ『光る君へ』関連マガジン
大河ドラマ『光る君へ』に関連する記事をすべて収めてある無料マガジンです。毎話の感想や、深掘りするための参考本の紹介などもこちらにあります。
■大河ドラマ『光る君へ』を100倍楽しく見るために
2024年の大河ドラマ『光る君へ』をより楽しく深く見られるヒント満載のマガジンです。毎話の感想を読み返すなら、こちらのマガジンがおススメです。
■えりたマガジン
有料記事が全部入ったお得なマガジンです。これからも週に複数本更新していきます。
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んじゃ、また。
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