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■「現実」が「歴史」になる瞬間を知る―『きまぐれエトセトラ』

ときどき、昭和に書かれたエッセイを読みたくなります。

「自分が昭和生まれだから」という、どこかノスタルジックな気持ちもあるのでしょう。でも、それよりも、昭和に書かれた文章にある言葉づかいや、思考の鋭敏さの在り方、あるいは、それらから得られるスルドい刺激が心地よいからというのが、理由の本筋である気がします。

…とまぁ、そんなことは後付けの理由でして(笑)とりあえず、面白そうだったからという単純な理由で読み始めたのがコチラです。


■『きまぐれエトセトラ』について

■星新一著
■角川文庫
■1986年8月/2019年11月

本書は、「ショートショートの神さまは、一度疑問に思ったら、考え抜かないと気がすまない!」というわけで、著者である星新一さんが「絶えず世界を観察し、自己と向き合ったエッセイ」。

1975年から1983年までに、あちこちの雑誌に掲載されたエッセイ36編が、年代順に並んでいます。

■歴史って現実なのだな

本書では、星新一さんご自身の幼年時代のことや、お父さまの事績に関するお話も話題に上がっています。

でね。

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1,395字
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