「都会に暮らす」罪悪感が消えた日。葛藤の先に見つけた私の役割
「都会」に暮らす葛藤を越えて見つけた私の役割
「地元が過疎化や衰退でいろいろ課題があるけど、都会(東京など)住んでいることに罪悪感を感じる。」
周りの知人から時々そんな声を聞くことがあります。
実は、私自身もかつて同じような思いを抱え、激しく葛藤した一人でした。
過去の決意:二度と東京には戻らない
私は高校卒業後、大学進学のために首都圏を離れ北海道に旅立つ時に「住む場所として東京に戻ることはないぞ」という強い決意を持っていました。
その後、北海道→カンボジア→関西で計12年ほど住んでいました。実際、森林・里山をテーマに起業したのも関西です。
しかし4年前、転機が訪れます。
夫はずっと地元(東京)に戻りたい・東京で自分が望むキャリアを歩みたいと考えていて、何年も悩んだ末に「自分の信条を曲げてもいい」と思いきり、私も東京へ戻ることを決断しました。
悩んでいた自分に、林業仲間がかけてくれた一言
関西に残るか東京に戻るか毎日のように悩んでいた時、そんな私を救ってくれたのは、林業の仲間がかけてくれた言葉でした。
「自然が多い場所(地方)に移住して仕事をしたい人はたくさんいる。だからこそ吉成さんは、都市に住みながらも、自分にしかできない動き方や役割を発揮できるんじゃないかな」
この言葉に、ハッとさせられました。
地域の自然環境に貢献できる仕事をするにあたり、地方に住みながら事業/仕事をする道がすべてではない。都市にいるからこそ、果たせる使命があるのではないか。そう思えた瞬間、私の視界は大きく開けたのです。
今のスタンス:都市と森林・里山を繋ぐ「営業代表」として
現在、私は株式会社プノントイの代表として、森林・里山を活かしたライフスタイルブランドPhnom Toiの運営や、法人向けの環境経営支援、森林体験型企業研修などの事業を展開しています。日々、サービスを届けるお客様と向き合う中で、東京という立地の強みを強く実感するようになりました。
都市部の自治体、大手企業、大学などと圧倒的に連携がしやすい。
地方の豊かな自然や課題を、都市部の企業、自治体、大学、一般の方々へと翻訳して伝えることができる。
今の私は、「全国の森林・里山の価値を届ける営業代表」のような気持ちで、納得感を持って東京を拠点に暮らし、各地を飛び回っています。
ありがたことに、全国の森林事業者さんから、森林保全にあたり企業連携の方法を知りたい/一緒に作りたいというご相談や、逆に都市部の企業や自治体、大学さんからは地域と連携した森林プロジェクトを作りたいといった相談を日々いただきます。
最後に:葛藤や罪悪感を抱えるあなたへ
都会にいることに罪悪感を持つ必要はありません。
そこにいるからこそ、あなたにしか繋げられない「自然と都市」や、「地域と都市」の形がきっとあるはずです。
それは必ずしも仕事や事業じゃなくても、ライフワークや趣味の延長でも良いと思います。
都会にいながらも、自分の地元や好きな地域に、どうやって"関わり"を作りたいですか?
プノントイでは、都市部に住みながらも里山保全や生物多様性の活動を実践するフィールドワークプログラムを開催しています!
6/20(土)里山ネイチャーポジティブ実践講座 |里山保全活動体験 編
7/18(土)里山ネイチャーポジティブ実践講座 | 香りと食の商品化体験 編
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