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【本感想】悩むときの考え方『理不尽仕事論』にみる処方箋

『理不尽仕事論』
ラジオアプリGERAのPodcast番組「LAUGH & BIZ - 笑える理不尽ビジネス論 - 」の内容を再構成した一冊。坂井風太氏とぐんぴぃ氏の二人が、心理学や哲学を数多く織り交ぜながら、日々の仕事や生活で感じるモヤモヤの正体を解き明かしていく。

たくさんの理論が述べられているが、仕事の悩みに役立つものも多くて大変参考になった。今後の生活で使いたいもの含め、印象に残った考え方や心構えを整理。


  • 挫折経験を生かすためには、
    ①自分の糧になったと前向きに解釈する。
    ②周りの助けを思い出す。

  • 後悔を減らすためには、
    やらない後悔よりやる後悔を選ぶ。

  • 現状維持の打破には、
    ①死ぬ時にやらなかった後悔が残るか考える。
    ②今持っているものが取るに足らないと思い込む、または一度捨てる。

坂井    岡本太郎が言うところの「積み減らす」です。これ、デジャヴだと思ったらスキマスイッチの「全力少年」だったんですよ。
ぐんぴぃ   「積み上げたものをぶっ壊して」!(笑)
坂井    そう、これこれ!って。積み上げすぎると壊せなくなるから積み減らすか、限界を迎える前に何か違うことをしなきゃいけない。

本著p.49
  • 燃え尽き症候群を回避するためには、
    ①あえて夢は叶えずに取っておく。
    ②終わりは始まりだと考える。

坂井    燃え尽き症候群の克服法って、結論『キッズ・リターン』だなと思っていて。最後のセリフーー
ぐんぴぃ   (ビートたけしのモノマネで)「俺たちもう終わっちまったのかな」「バカヤロー、まだ始まっちゃいねえよ」
坂井    それ、監督の武さんじゃなくて金子賢さんと安藤政信さんが自転車で走りながら言うセリフですよ(笑)。大学時代に観て、結構衝撃を受けたんです。

本著p.103
  • 才能や環境に恵まれない時は、
    ①才能ではなく努力の差だと考える。
    ②ありもので頑張る。

坂井   「◯◯がない」ではなく「今ある素材で調理して料理を作ればいいじゃない」というのがブリコラージュ。この視点を持っているという点ではスヌーピーも近くてーー
ぐんぴぃ   「配られたカードで勝負するっきゃないのさ」ですね。
坂井    そう!人生がわらしべ長者的にうまくいくことはあっても、最初から全部が豊かな人はそんなにいないじゃないですか。だからひとつの武器から仲間を増やしていく。

本著p.154
  • 独自の視点を築くためには、
    ①他人と違う情報源を持ち続ける。
    ②他人の表現を借りずに自分の言葉で語る。

  • やる気が起きない時は、
    外発的動機も織り交ぜればいい。

  • 頑張りが報われない時は、
    評価を"半分"だけ受け取る。

坂井    メリトクラシーもハイパー・メリトクラシーも、全部が悪じゃなくて、仕方ない部分もあるじゃないですか。だから就職活動や人事評価において、そういう評価制度のことは"半分"は理解しつつも、「だから自分はダメだったんだ」というふうには受け取らなくていい。

本著p.171
  • 冷たい人/怒る人がいたら、
    相手の痛みを想像する。相手は話し合う余裕すら無いのかもしれない。

  • 目的や効率が気になって動けない時は、
    頭で考えるのをやめて、とにかく行動してみる。

ぐんぴぃ   たけし軍団の言葉で「でもやるんだよ」というのがあって、座右の銘にしてるんですけど。「才能ないかもしれないけど、でもやるんだよ」と。確かに、やってればなんとかなるんだから。

本著p.166

坂井    その魚豊さんの『ひゃくえむ。』、これがものすごくいい漫画なんです。
(中略)
坂井    財津選手というプロの陸上選手が登場するシーンがあるんです。主人公・トガシの高校に講演に来るのですが、生徒たちを前にしたスピーチでこう言うんです。「浅く考えろ 世の中舐めろ 保身に走るな 勝っても攻めろ」

本著p.207
  • 人生のネタバレに接しすぎて動けない時は、
    自分が心動かす瞬間だけは体験しないとわからないと思い出す。

情報が体験に先行する社会では、私たちはネタバレされたような感覚になる。しかし、あなたの情動だけは、誰にもネタバレできない。なぜなら、情動は自分で体験しなければ分からないからだ。

本著p.114

人に何と言われようが、この瞬間、自分の胸の内に生じた感動を愛した方がいい。「みんな味わってるものだけどな」とか思わずに。

本著p.187

最後まで、ありがとうございました。

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Eric ありがとうございます!