入院レポ② スパルタ直母教育と乳頭混乱
帝王切開で手術日+7日、病院にお世話になり、退院して数日が経ちました。
娑婆の空気は、マジで旨いぞ。
産院はご飯が美味しくて、入院日数が長い分助産師さんには沢山お世話になりました。
ただ術後2日目からお世話をワンオペでやることになるので、夜間は通い授乳とはいえ、雑巾絞りの腹痛や腱鞘炎がある中ではなかなかに辛かったです…。
まだ沐浴や毎日の夜間同室がないだけマシですが、娘は体重増加が20-30g/日が目安のところ5日目にして85g/日を叩き出したぐらい、よくミルクを飲みよく💩を出す。
30-45分(慣れる前は60分以上🙂↕️)かけてミルクをあげたと思えば、💩出したくてギャン泣きするのを宥め、そこから💩出し3連でおむつ替え3連、30分休んだらまた空腹で泣くことも。ピェ〜
産褥期って、基本寝とけじゃなかったっけ…
帝王切開なせいでワンオペ期間が長い…
早く退院して夫と分担したい…となった日々でした。笑
そんな中でも、1番苦しんだのが混合授乳です。
病院での指導方針
私はバースプランに混合授乳希望と書いていたので、帝王切開後2日目の昼から、母乳特訓が始まりました。
「できるだけ母乳→不足分をミルク」を3時間に1回繰り返す方針で、その間にお腹が空いたら母乳をあげる形でした。
私は術後2日目の母乳の出はまだ少しでしたが、平均よりは出る方なようで、少しずつ母乳を飲んでもらうことに。
入院期間が長く、合計7-8人の助産師さんに見ていただきましたが、どこまで母乳(しかも直母)で頑張るかは助産師さんによりスタンスが違いそうでした。
若手は「とにかく母乳・直母を軌道に乗せましょう!」スタンス、ベテランは「母乳でもミルクでも赤ちゃんは育つから、最後は体重増えてるかだけ見てればいいのよ〜」スタンス。
入院前半は若手の方に当たることが多く、母乳特訓がとにかくスパルタでした。
姿勢、抱き方、角度、マッサージ、色々気をつけても母乳の時は娘が毎回ギャン泣き。
ミルクは落ち着いてがぶ飲み(めっちゃ飲んでめっちゃ💩出して、体重爆増中)。
私たちは母乳育児の壁に当たりました。
娘の乳頭混乱と、私の母乳分泌
元々、妊娠8ヶ月頃から乳首から分泌液が出ており、母乳が出るタイプ…なのか…?とは思っていたものの、現在想像以上に出ており、それでも安泰ではございません。
哺乳瓶を買う時にリサーチした予習が現実に。
母乳育児は、①母のお乳の出、②母の乳首の形状、③子の哺乳の上手さに左右される理解でいましたが、
私たち母子の状況は、①○、②×、③△
母乳量は多めだが、乳首が短め&お乳が出過ぎて張るせいで乳房〜乳輪が腫れて固く吸いづらい。
子は乳首要因か、吸うのが苦手なのか、上手く吸えない(徐々に改善されたので多分私の乳首要因)。
娘は、私の乳首を嫌がり(辛そう)、哺乳瓶の乳首を好むようになった。
つまり、世間で言う、乳頭混乱なのでしょう。
お腹空いている中で飲みにくい乳首からのチャレンジを強いられるので、ギャン泣きして舌が上がり、吸うどころではない娘。
若め〜中堅の間ぐらいの助産師さんからは「ママのおっぱいこんなに出てるのに、何であなたは吸わないの!!」と娘がキレられて、不憫極まる。
可哀想になってきて、この子じゃなくてせめて乳首の形状が悪い私にキレてくれ…と溢れる母性。
乳頭混乱に対応する色んなコツ
それから、色んな工夫をした。
助産師さんによってもスタイルが違うので、あれこれ試して少しでも前進したらホッとする日々。
これは仕方ないことだが、来てくださる助産師さん7-8人のうちベテラン勢が2人いて、その2人の時に一気に前進する。
4-5日かけて最終的なスタイルが確立されてきたが、人によっても異なると思うので、やったことを全て列挙してみます。凡そ、トライした順に記載します。
授乳クッションだけでなく、タオルやハンカチで赤ちゃんの頭の高さを調整
赤ちゃんの口に対して、乳首は対角に、また下唇から沿わせるように入れる
赤ちゃんの唇が乳首だけでなく乳輪も吸えるように深く入れる(チュパチュパ音がしたら咥えが浅い)
深さが足りなければ、赤ちゃんの首〜後頭部をおっぱいにわりと思い切って寄せる
左乳首はフットボール抱きにする(右乳首は横抱きのまま)
母乳の前に数分乳輪を指圧マッサージして母乳がすぐ出る状態にしてスタンバイ
左乳首は長さが短いので、奥側に押し込むことで一時的に長さ出しする
左乳首のみニップルシールドを装着
空腹でギャン泣きしていたら、先にミルクを10mlあげて落ち着かせる→左乳首→右乳首→残り好きなだけミルクの順にする
右乳首の前に泣いたら、10mlミルク追加もあり乳首が固く、左乳首→右乳首に移行するときに吸い疲れて寝落ちしたら、抱っこ、おむつ替え、背中さすり、足の裏をやや強めに押す、などで頑張って起こす(でないとお腹は満たされてないので、すぐ泣き、頻回授乳になる
ここまでやって、やっと軌道に乗りました😮💨フゥ
娘も私も頑張った。
あとは私は入院中のため未実施ですが、お子が乳頭混乱になった友人は、桶谷式の助産院に通い、母乳相談室の乳首を使った模様。
母乳漏れ対策に、遠山の金さん
こうして、漸く少しづつ母乳を飲んでくれるようになりました。
術後3日目から母乳量が増え、乳が張り始め、
4日目には乳房がカッチコチになり、
5日目には熱を帯び始め、右の乳首からはシャワー強のように噴射するように。
授乳中、硬く短い左乳首vsギャン泣き娘で格闘している矢先、反対側の右乳首からはピューピューと母乳が噴出するのです。
ちなみに私は妊娠中からUNIQLOの前開きワイヤレスブラを使っています。
母乳が本格的に分泌されるようになってからはブラの内側にパッドを張り、母乳を吸わせる時には前のボタンを外していました。
ところがどっこい。
必死に左乳から母乳を吸わせていたら、気づいたら右乳から母乳が垂れまくり、パジャマはびしゃびしゃに。
娘のベビー服をも盛大に濡らしてしまい、着替えを増やすこともありました。
それでも吸ってもらうのに必死でしたが、少しずつ吸ってくれるようになってからは、乳漏れ対策に気を回せるように。

前開きのシームレスブラだとうまくいかない。
捲ってお乳を出しても、ビヨンと戻ってしまう。
結果、遠山の金さんになりました。

これで反対側は反射的に出てきてしまってもパッドで受け止められています。
デメリットをあげると、
配膳や掃除の人が入ってきた時に気まずい思いをさせてしまうことでしょうか。
適当でいい、娘と私の授乳スタイル
こうして母子の混合授乳ルーティンが確立されていったわけですが、いかんせん未熟な顎に硬めの短小乳首は疲れるようです。
母乳の時間を多めに取ると、その後ミルクを飲む頃には疲れてしまい、胃を満たす前に寝落ちすることも。そうなると、すぐにお腹が空くので、頻回授乳になります。
なので、授乳とミルクの時間配分はこれからも探り探りになりそうです。
正直、ギャン泣き期間が数日続き、娘がキレられたこと、連日助産師さんによって指導が異なることで疲れてしまい、
「こんなに直母に拘る必要はあるのか?」
「母乳を搾乳して、哺乳瓶であげるのじゃだめ?」
「私としては混合に拘らず、完ミでもいい」
と回診のときに力無く質問しました。
その日、回診に来ていた初めましてのベテラン助産師さんが後から部屋に来て、こんな言葉をかけてくださいました。
今日の小児科検診でも赤ちゃんは健康だったし、母乳でもミルクでもどっちでも成長自体には問題ない。トータルで必要量が賄えてればよし!
母乳はお金と準備時間のコストが下がるメリットがあり、ミルクは誰でもお世話できるメリットがある
授乳は最近流行りの昼夜シフト制でもやってもいいけど(私もこれをやるつもりだった)、本当は母乳は3時間おきに出さないとホルモンの関係で量が安定しないから、シフト制にするなら母乳量<ミルク量にはなる
母乳量キープのまま夫婦でお世話を分担するなら、産褥期は①ママ授乳中心で昼夜対応/パパ他全般、②ママは夜は直母(+不足分はミルク)、昼はママ搾乳したのをパパが哺乳瓶であげる(+不足分はミルク)でもOK!何でも柔軟にやってみて良い
正直、スパルタ直母特訓に疲れ、時々叱られさえする娘を見るのが可哀想で辛かったので、とてもすぐ心が軽くなりました。
あ、もうやれるだけやって、
だめなら搾乳機使ったり、ミルクに頼っていいんだ…と思いました。
母乳が出る体質だからといって、母乳に拘る必要性を自分で感じていなかったので、同じ「助産師さん」から気楽にやればいい旨を言葉にしていただいて、漸く肩の荷が降りた気がしました。
ほんで、ミルクの量毎日変わるやん?
めでたし、めでたし・・・
・・・と、思ったじゃないですか(誰)
入院最終夜まで持ち越した夜間同室、子が日々爆速で大きくなっていることもあってか、まぁ授乳、そして授乳。
0:00に母乳+60ml 飲み、おむつ替えて3h寝よ…と思いきや
1:30にギャン泣きして母乳+50ml
2:45にギャン泣きして、母乳+50ml
いやいや流石に飲み過ぎちゃう?
と色々調べていたら過飲症候群気味な気配がするも、もうすぐ退院だし嫌われる覚悟でn回目のナースコール。
すると、「あぁ大丈夫です、飲ませちゃって〜」
もう答えが分からねぇ。
それから今も、たくさん飲んではすぐ💩し、すぐ泣いてお腹空いてそうに口パクする日々。
やっと直母ができてきても、直母→ミルクの流れで30分以上はかかるのに、次まで2時間待ってくれず。
かと言って、ミルク量を増やしても飲んでくれず寝落ち。…したかと思えば、💩⭐︎

30-45分間隔のまとまって寝れない日々を送っています。
運が良ければ2時間寝れる時もあるので、その時は神様仏様森羅万象に感謝しています。
乳の悩みは、尽きない。
- 余談 - 搾乳機の誤解
ちなみに知らなかったのですが、
搾乳機って、「出すぎる母乳を保存したり捨てるための道具」とは限らないんですね…。
入院中、直母正義の空気が漂っているからか、母乳が出ているので搾乳機は要らないタイプと口酸っぱく言われて、え、母乳を冷蔵冷凍保存できないの…?と心配になりました。
母乳は空になるぐらいに吸うほど供給量が増えるというのが肝で、私は搾乳機を使うと供給過多になり、乳房が張り、乳腺炎になる可能性があるとのことです。
確かに、スッカラカンになるまで吸っていいと誤解していたので、乳腺炎をやらかすところでした。
まぁでも調べていくと、母乳が出ない人はブーストのつもりで使い、母乳が出すぎる場合は乳腺炎予防のために「ソフトモード」で排圧したり、それを冷蔵冷凍する分には良さそうなので、やってみようと思います。
