見出し画像

やさしいだけの占い師に、なりたくなかった

私の鑑定は、やさしさと寄り添いで、できている。

落ち込んだ人の隣に座って、その人のペースで、次の一歩を、一緒に探す。

それが、私のやり方。

これからも、変えるつもりは、ない。

・・・

でも、今日はひとつ、隠していた話を、します。

・・・

私は、黒と金の、少し妖しい絵を、つくっている。

死神。悪魔。崩れ落ちる、塔。

重いとみられがちな札たちを、精緻な線画にして、

Tシャツや、ステッカーにしている。

・・・

やさしい鑑定の私を知っている人ほど、

たぶん、面食らうと思う。

・・・

なんで、と聞かれそうなので、

先に、答えておきます。

・・・

タロットは、光だけで、できていない。

二十二枚の大アルカナには、

死も、誘惑も、破滅も、ちゃんといる。

・・・

占いを続けるほど、私は、思うようになった。

暗いと思われがちな、その札たちに、光を当てたい、と。

・・・

人の弱さも、迷いも、引き返せない夜も。

全部ひっくるめて、見届ける。

それをしない、やさしさは、たぶん、薄い。

・・・

闇を知らない人の「大丈夫」より、

闇を見届けた人の「大丈夫」のほうを、

私は、信じたい。

・・・

だから私は、

光だけの占い師には、なりたくなかった。

・・・

その「もう一人の私」が住んでいる場所が、あのショップです。

黒地に、金と銀の線で、タロットを、一枚ずつ刻んでいる。

大人が、静かにまといたくなる、一枚を目指して。

・・・

やさしい私とは、ずいぶん、顔つきがちがう。

でも、どちらも、嘘じゃない。

光も、闇も、両方とも、本当の私です。

・・・

あなたの中にも、暗いと思われている部分が、あると思う。

隠さなくて、いい。

いっそ、それごと、まとってしまえばいい。

──────────
◆黒と金のタロット意匠をまとう
占い師えんたくのショップ

一度、ご覧になってみてください。

いいなと思ったら応援しよう!