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「なんか嫌」を無視しない。境界線がある人ほど人生はラクになる

「なんか嫌だな」
そう思った時に、

私が神経質なのかな?
わがままなのかな?
これくらい我慢しないといけないのかな?

と、自分の感覚を引っ込めてしまう人がいます。

でも、嫌って、悪い事じゃない。
それは、ここは無理があるよと教えてくれるサインだから。

この感覚を無視し続けると、人はだんだん苦しくなります。
婚活でも、仕事でも、人間関係でも、そうなのですが、
なぜかいつもとても疲れてしまう。
頑張っているのに、ラクにならない。
停滞や空回りしている、
そんなことが起きやすいんです。

それは、あなたの弱さや頑張りのせいじゃなくて、
自分の境界線が曖昧になっているからかもしれません。

嫌を感じること自体は悪くない

嫌を感じやすい人は、面倒くさい人でも性格でもありません。
ただ、人より少し早く違和感に気づいているだけのこともあります。

それは、人からの雑な扱いだったり、踏み込みすぎる距離感や、こちらの気持ちを置いていくような会話のこともあるし、なんとなく合わせることを求められる空気だったり。

そういうものに、あなたはちゃんと反応しているんですよ。ちゃんとしすぎるくらいです。そりゃ誰だって疲れちゃうよね、って私は思います。

問題は、嫌を感じることではなくて、嫌を感じたあと、どうするかです。

ちょっと無理している自分、自分を無視している自分、そんな自分の状態を
我慢し続けるのか。
相手ごとバッサリ切るのか。
それとも、自分の感覚を見て、線を引くのか。

大事なのは、我慢でも、即切りでもなくて、嫌を手がかりに境界線を引くことです。

境界線は、冷たさではなく自分の輪郭

境界線というと、壁みたいに聞こえるかもしれません。
でも実際はそうじゃありません。

子どもの頃の遊びのように、バーリアって防御することや誰もはいれないようにする訳じゃなくて、お互いが心地よくいられる場を整えること。

ここまでは大丈夫。
ここから先は無理。
それは好き。
それはしたくない。

それを自分でわかっていて、必要なら相手にも伝える。
それが境界線です。

境界線がある人は、何でも受け入れる人ではありません。
でも、振り回されにくい。
だから結果的に、穏やかです。

人生がラクになる人は、
全部を頑張らないし、全部に応えません。
その代わり、自分の違和感をちゃんと拾っています。

境界線をつくって選択をする、それは冷たいことじゃなくて、自分も相手も大切にすること。

見失うと同じところでつまづいてしまう

婚活でも、最初から相手に合わせすぎる人がいます。

まだ数回しか会っていないし。
ここで嫌だなんて感じ悪いかな。
このくらいで引っかかる私が細かいのかな。

そうやって、自分の感覚を後回しにしていく。
すると、だんだん疲れる。
でも理由はうまく言えない。
最後に「もう無理」となる。

これ、婚活だけじゃないんですよね。
仕事でも、夫婦でも、家族でも、友人関係でも同じです。

なぜかずっとしんどい。
なぜか自分ばかり我慢する。
なぜか最後に疲れ切る。
なぜか、急に電池が切れる。
なぜか突然感情が爆発する。

それは相手選びだけでなく、
自分の境界線を見失っているのかもしれません。

「嫌」は、自分を知る入口

嫌を感じた時、人はすぐに反応で「あの人が悪い」「この人は合わない」と決めがちです。

でもその前に、

「私は何が嫌だったんだろう?」
と見てみることが大切です。

距離感なのか。
言い方なのか。
雑に扱われた感じなのか。
無理して合わせた自分がしんどいのか。

嫌の中には、
我慢してきたことや、
本当は大事にしたいことが隠れています。

だから嫌は、ただの不快感ではなく、
自分の輪郭を教えてくれる感覚でもあるんです。

小さい違和感を見逃さない

たくさんの人を見ていると、限界まで我慢してから動く人は多いです。
でも本当は、その前に小さなサインが何度も出ています。

例えば、
返事をするたびに少し気持ちが重くなる。
会う約束をすると気が進まない。
断らないけれど、あとでどっと疲れる。
話したあとに、なぜかすり減る。
モヤモヤが残る・・・

こういう小さな嫌を、なかったことにしないこと。
人生がラクになる人は、そこをちゃんと捉えています。

あ、私これ嫌なんだな。
ここ、無理してるな。
少し線を引いた方がいいな。

感覚を自分に戻して確かめる
それだけでも、ずいぶん違います。

これからできること

まずは、嫌を感じた時にすぐ正しいか間違いかを決めないことです。

「私は今、嫌なんだな」と認める。
自分の気持ちを受け止めてあげること。
まずはそれで十分です。

そのうえで、

私は何が嫌だった?
本当はどうしたい?
どこまでなら大丈夫?

と、自分に聞いてみる。

境界線は、大げさな宣言ではありません。
日常の小さな選び方で作られていきます。


なんか嫌だなと感じたら、
少し距離を取ってみたり、反応で動かないことだったり、即答できないことはすぐに答えない、だったり、できないことは引き受けなくていいし、本当に無理な相手からは離れることも大事。

それでいいんです。

サインを使いこなす

嫌は、あなたを困らせるためにあるのではありません。
あなたをあなたの場所に戻すためにあります。
そのためのサイン。

ずっと我慢してきた人ほど、嫌を感じる自分が悪いと責めて、そんなんじゃだめだと思いやすい。
でも本当は、その嫌こそが心からの連絡です。

もう無理だよ。わかってるでしょ?
そこは違うよ。本当は薄々感じてるんじゃない?
ほんとうはこうしたいんじゃないの。

そんな心の声を無視しないでください。
良い悪いのジャッジは必要ありません。

まず、今の自分を感じて受け取ること。
それだけで、人生は少しずつラクになります。

嫌は敵ではありません。
うまく使えば、自分を守り、自分を知るための味方になります。

あなた自身があなたの一番の味方です。


ジュンコ
Enppy.|対話カウンセラー・仲人
迷いをほどいて納得して人生を進める自分へ


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