mage.Space の無償SDXL だけでも「木星の衛星カリストからの眺望」をどうにか描けましたが...。
以前、この記事で…。
木星の衛星カリストがmage.Space の無償SDXL では地球の月と
解釈されてしまい、意図に合わないという話を記しました。
それでもどうにか機会を探っていましたら、mage.Space 上で
こんな作例に出会いました。

プロンプトは以下の通りです。
Relics of Atlantis on Saturn's moon with saturn in the sky
(「土星の月にアトランティスの遺跡があり、土星が空にある」
…何故かこの短文を翻訳サイトDeepL は「土星の月と空に浮かぶ
アトランティスの遺跡」と誤訳します。)
画には見えませんが「土星の月」をSDXL に分からせようとした
トライであり、これを土台に「木星の衛星カリストの水上都市」
は描けないものかを試行錯誤しました。
まずはネガティブ・プロンプトに「monochrome」を明示して
白黒描画を抑止しました。

土星ではなく木星と衛星、それに月が空にあるようです。
アトランティスの遺跡は人工探査機に置き換わっているようです。
この時点でプロンプトを以下に変えました。
Relics of Atlantis on jupiter's moon with jupiter hazy in the sky
人工探査機は再び遺跡に戻ったようです。

空には大きな木星と小さな木星があるようです。小さな木星はまだ木星の
別の衛星と見なせるかも知れません。
この画も同様です。

jupiter's moon を jupiter's satellite に変えることで空から地球の月を
追い出そうとしましたが、人工衛星だと解釈された画が続出しました
ものの、やがて意図が理解されたのか落ち着きました。


プロンプトを更に変えました。単語間の関連が不明確なのが最初の
DeepL での誤訳にもつながっていると考えて対策しました。
((water city on jupiter's satellite)) with ((only jupiter alone)) hazy in the sky
画の改善はいつもの通り、直線的な改善ぶりではなく、大量の描画をさせる
ことで、徐々にヒットが増えて来たのを選抜して、公開しています。

都市が現れました。














繰り返し描画を進めましたが、このあたりが限界点のようです。
進展がこれ以上望めず、遠景にある木星の巨大な質量感や
美しい水上都市の景観のクオリティは意図とは「似て非なるもの」
の領域を抜けません。
言ってみれば「ローカル描画で描いたカリストと木星の画を
頑張って模写したが、いまいち上手くない(^^;)」レベルです。
ローカルPC で描いた同じ題材の画からは少年時代に繰り返し
眺めた画家 Chesley Bonestell の天体画を半世紀ぶりに
思い出させた画力が感じられましたが、今回のこれらの画には
その画力がありません。見惚れる美しさが無いのでした。
その点が「下手な模写」ということです。
まあ前回の「地球の月として認識される。空には月が出る。」
からは大きく前進はあった、とは言えます。
mage.Space の無償SDXL のみを使う運用では、この題材は
ローカルPC のNMKD StableDiffusion GUI やStable diffusion web UI(AUTOMATIC1111 版)に任せろ、と言うことでしょう。
ご覧いただきありがとうございます。
