自らの AI 描画の新たな次元へ(1):サイバー女子開拓員の作業現場(1)
当方が様々な背景とともに異星開拓現場でのサイバー女子開拓員の
画を公開して来ましたが、オフタイムシーンとか作業から少し手を
離してのスナップ画像のようなものは多々あった一方、実際の開拓
現場での作業にどう関わっているのか、その作業遂行中の画は実は
ほとんどありませんでした。「彼女たちがその苛烈な環境に置かれる
理由」… 頭の中に確固たるイメージはあっても、それを描画させる
には至れていなかったのでした。



その様々な背景と主格を 1 画像に纏めるのにはかなりの骨折りが
必要で(プロンプト記述の工夫だけではなく、使う CheckPoint F1 や
LoRA F1 がどのような学習経緯で作り込まれたかにも大いに依存)
これまで密かに何度かトライしたものの、うまくは纏め切れ無かった
のでした。
プロンプト調整の側面で超本気モード、というか膨大な質と量の試行
錯誤を経て、ようやくまず最初の段階として、背景となる作業現場と
メカ画を今回どうにか纏めたものを公開するに至りました。
CheckPoint F1 は fluxAsianRealistic_v10Fp8.safetensors(容量 17 GB)
on GPU VRAM 8 GB (GeForce RTX 4060)です。
いわゆるモビルワーカー画となります。彼女たちはそれらをリモート
コントロールで扱う作業に従事しているという設定で描画をこれから
段階的に描画を組み上げます。
人物肖像と背景を Kling O1 (後日 Omni に改名か)の Multi Elements
合成を使って動画生成時に一緒にする方法もありますが、クロマキー
合成のように主格と背景が前後に層分離する印象は避けられませんので、
あえて原画の中に全てまず収めるアプローチを今回はとりました。
まずこの「モビルワーカー」というオブジェクトのイメージを
伝えることが如何に困難なのかということを痛感させられます。
描画 AI にとって学習想定外な概念なのかもしれません。



ここまでの試行錯誤は大変な量がありましたが、プロンプトの調整だけで
ようやくスタートラインに辿り着きました。
内部に搭乗するのではなくリモートコントロールで動かす感じです。







モビルワーカーの原型が整ったところで表現が他者意匠に接近しないよう、
さらにそれらを超えて行くように LoRA F1 群を加味して行きます。
<lora:Sci-fi_env_flux:0.8> , <lora:FluxMythP0rtr4itStyle:0.8>












幼少時に憧れた未来画の再現といえるレベルでメカ画の質は確保しました。
これらの奇々怪々なメカ群とサイバー女子開拓員を同舟させるのはきっと
至難の業でしょう。同一プロンプト内で閉じることが出来るもの
でしょうか。
描画 AI にとってみれば「ここまでプロンプトに従ってメカ画をフルパワー
で描かせておきながら、その前景に美女を描けだと? しかも学習経験済
でない通常ありきな美人画ではなく、儚げな肢体ながら屈強な装甲で
自身を固めたナノスーツ着用の???」みたいな(…呆笑)ハードルの
メチャ高さがあるトライアルなのでした。
従来からの「秘伝などとせず全て公開」方針と異なりますが、今回、
プロンプト調整であまりに苦労したので、生成プロンプト部分は
一般公開しません。
(CivitAI 公開時にも「HIDE PROMPT」オプションを利用予定)
これまでのように「こんなノウハウと呼べる未満の七転八倒結果が
参考になるならせいぜい再利用して役立てて貰ったほうが当方にも
励みになる」という心境に今回はなれないほどに、調整が大変
でした。従来の Stable Diffusion 用の記述要領と FLUX.1 用の記述
要領の「後継および上位互換でない狭間の仕様」の深堀りも徹底的
にやりました。(全過去記事で公開の通り、これまでは FLUX.1 に
対しても、従来の Stable Diffusion 用の記述要領のまま上位互換を
期待して闇雲かつ安易にプロンプト記述をして来ました。)
過去に有償記事を試してみて超閑古鳥となり懲りて、その後は
やらなかったのでしたが、記事の後半だけを有償化するなどの
工夫が可能のようで、記事末尾にプロンプトを記載してそこだけ
を有償化します。
これで描画の成果自体はご鑑賞頂けて(閑古鳥防止 ^^;)、画の
再現や描画に関する情報を希望される方だけが有償部分をアクセス
するように制御出来ることを期待しています。悪しからず恐縮です。
ご覧いただきありがとうございます。
(2026/03/27 執筆)
★描画プロンプト:
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