pyramidflow-miniflux の t2v 用 ComfyUI ワークフローを試して改めて感じる大事なこと。
引き続き ComfyUI 全環境を不本意に潰す事故が無ければ存在を見落として
いた、t2v 対応の pyramid_flow_miniflux_text2vid_example_01.json
を試してみます。
環境が壊れて今すぐには動かせないにせよ、まあもう t2v 動画
生成では、HunyuanVideo の圧倒的な動画品質と表現力、
そして LoRA F1 のブレンド次第で HunyuanVideo FastVideo が
ほぼその領域に到達かつ 1 動画生成に 10 分という驚異のレベルを
実現したのを経験済の当方なので、このトライには大した期待も
ありませんでした。
結論から言えば、まさにその予想の通りだったのですが、他方、
やはり考えさせられることが明確になりました。
pyramid_flow_miniflux_text2vid_example_01.json をカラの ComfyUI タブ
画面に放り込み、特に不足ノードも出ないので、まずは 768p 動画用の
pyramid_flow_miniflux_768_bf16.safetensors を CheckPoint に指定して
他は極力小さめの VAE などを指定していつものプロンプトを入力して
実行しましたら、キラキラ拡散画面になってしまいました。
outdoor, medium shot, wearing gray and black nano-suits, wide hip, large breasts, perfect slender young girl body, perfectly glossy skin ,25 yo mature girl, picture of a vivid, masterpiece, ,perfect lighting, asian beauty, Machine background ,spaceship outdoors background, Mecha Transport parts, dark and foggy environment, heavy fog environment, battlefield behind,

そこで直近の i2v 768 p 動画生成では試さなかったのでしたが、従来からの
予想を確認する意味で、CheckPoint を変更せず、VAE Decode の設定を
半分にしてみました。HunyuanVideo 系ではこの処置が正解でした。


しかしキラキラ拡散画面は変わりませんでした。


VAE Decode の設定を元に戻して、CheckPoint を 384 p 動画生成用の
pyramid_flow_miniflux_bf16_v2.safetensors にして実行しました。
キラキラ拡散画面にはならず t2v 動画生成は為されました。しかし…。
うわー…..。

動画の GIF 化は不要ですね…。正直気持ち悪いです(^^;)。
ルッキズムだなんだと非難されようが、正直のところ「親を怨め」としか
言えません。(ってか、そもそも実在もしませんが。過去から何度か
触れていますが当方の未来の設定では、遺伝子操作へのタブーが徐々に
緩んで現在のような「美女に産んで貰っただけで一生勝ち組」のような
歪んだ女尊男卑が無くなり、異星開拓さえも男女問わず志願 / 徴集がある
というものでした。「こんな過酷環境に美女が居るのは不自然」という
指摘を先回りして却下する設定です。)
ただ、これが「屈強なサイバー男子隊員」だったらどうなのか?と
いう点が、後述の論旨にも実はとても重要です。
ただちに LoRA ロードノードを追加して、AsirAsianPhotographyflux.safetensors で修飾をかけようとしました。
しかし CheckPoint を指定する PyramidFlow Model Lorder の出力は
「pyramidflow model」を要求して LoRA F1 をロードしているノード
の「model」との結線を拒否しました。

そのため AsirAsianPhotographyflux.safetensors で修飾することは諦め
ました。冒頭でも述べた通り、t2v 動画生成では、HunyuanVideo と
Hunyuan FastVideo が必要充分以上の働きを見せることを知っているので
この結果にもがっかりもしません。むしろ今まで抑えていなかった手法
の出来を、環境破壊事故を契機に漏らさず確認出来た意義は大きいです。
考えさせられることが明確になったのは、その後です。
プロンプトを以下のように改変して、背景のメカ画だけを動画生成
させたらどうだろう、と考えたのでした。
Machine , spaceship outdoors background, Mecha Transport parts, dark and foggy environment, heavy fog environment, battlefield behind,

こちらは GIF 化したものを貼り付けます。
これは勿論、Dain-APPで大きな緻密動画への展開も可能です。

おおー…..。異星開拓前線をホバリングする圧倒的な偉容と重量感。
現代の(いや未来か)「マイティジャック号」とも言える優美な
成田亨氏流デザイン(ここで当然冨田勲師の最高傑作と称される
オープニングテーマが鳴り響く ↓ )は、当方自身の静止画原画作成、
動画生成の過去には全くないレベルのメカ画であり、過去の SF 映画
シーンでも見たことのない凄さで迫って来ます。
脱線ながら、URL 引用したローテク特撮極まりない動画を見るだけで感涙が
止まりません。
当時での破格、 各週 1 回の制作費一千万円(現在の 1 億円以上)での
シリーズ 36 回制作の予算で制作開始されるも低視聴率で 13 回で打ち切り
になり、同じ花王提供の「コント 55 号の世界は笑う」に取って変わられた
(それが当時誰にも惜しまれることもなく)小学 2 年生だった当時の
深い無念が今も鮮明に蘇ります。
えっと、もといこの仕上がりには驚きました。もっと沢山生成させたい
ですが、pyramidflow はプロンプトや設定を変えないと新たな処理にも
入らない、という仕様の癖があるので、今回は以下の考察を優先します。
ここで改めて認識することは、当方が静止画原画作成、動画生成の過去
にこだわって来た「異星開拓前線でのマシン群を背景としたサイバー女子
隊員画」を基準題材にすることの大事さ、正解ぶりということです。
マシン画だけの描画目的では、t2v 動画生成の、
pyramid_flow_miniflux_text2vid_example_01.json もなかなか凄いと
アラを見抜けず高評価してしまっていた筈です。
「異星開拓前線でのマシン群を背景としたサイバー女子隊員画」だから
こそアラや破綻を見抜けたのでした。
ずっとその信念でこの題材を描画、動画生成の中心軸に置いて来ました。
CivitAI や note やインスタでも「セクシーですねー!」「♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
とかの反響を国境を越えていただくこともありますが、当方自身の中
には「年甲斐もなくどういう趣味だよ」「やっぱり男は若い奇麗な女が
好きなのね」という実際は見えない冷視線も正直感じない訳ではあり
ません。
仮に当方が大金持ちでその道楽で、大道具係、小道具係のプロに特撮
スタジオセットを組んで貰い、プロの美人モデルさんに隊員のコスプレ
をさせて自身で撮影して、それぞれに相応以上の給金を出したとしても、
その全員から内心は「この変態ジジイがっ(苦笑)」としか思われない
であろう図柄というか設定ではあるのでした。
しかしそれは幼少時に SF 小説の小さな挿画を通して、その背後に想像で
深く広く突き抜けた「当方が見たい未来」を描く、描かせる、動きとして
命を与えるということでもあり、それは勿論、AI 描画創作の目的では
ありますが、「異星開拓前線でのマシン群を背景としたサイバー女子
隊員画」に満足の仕上がりを追求することは、同時に静止画生成、
動画生成手段に最も厳しいハードルを課して見極める、という手段
でもあるのでした。正直、それ以下でもそれ以上でもありません。
ご覧いただきありがとうございます。
(2025/02/03 執筆)
