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英語なんて憶えなくていいんだよバカ!

『Thank youとSorryしか言わねぇオレら』

「英語、できた方がいいっすよ」
って言われたらさ、まぁ確かにって思うよ、そりゃ。
なんか恥ずかしくてさ、カタカナ英語で乗り切ってるこっちが。で、向こうは流暢な発音で「グローバル人材」とか言ってくる。
うるせぇよって話よ。

そもそもな、グローバル人材とか言ってる時点で、もう田舎者の発想なの。新宿駅で迷子になるタイプの奴がさ、なぜかカリフォルニアとか目指しちゃってる。
しかもそいつが「英語話せなきゃこの先ヤバいっすよ」って忠告してくるんだよ?お前が一番ヤバいわ。まず自分の人生の道順、Googleマップに出してこいバカ。

だいたい「子どもには早くから英語を」とかさ、もう呪いだよね。
Eテレで「グッモーニン!フレンズ!」とかやってるけど、現実の朝、うちの娘は目やにこすりながら「納豆たべるー」って言ってんの。
どこに英語の隙間あんだよ。納豆と英語の間、地獄ほど遠いわ。

「世界で活躍できる人間に」ってよ、こちとらまずこの住宅街で活躍してねぇんだよ。
週末イオンモール行って、スタバの前で人混みに疲れて帰ってきてんの。
おい、そんな奴がさ、どこの世界で何をどう活躍するの?教えてくれや。
中国の市場とかアメリカの株式市場とかじゃねぇのよ、活躍するのは。
まず町内会の運動会で玉入れひとつまともにやれてねぇの。

あと「英語できると世界が広がる」とか言うだろ?
あれ嘘だから。広がらないよ。
広がった先にあるのは、もっと疲れるコミュニケーション。
英語での自己紹介に慣れたと思ったら、今度は多様性とか空気読む技術まで要求されてくる。
英語で謝って、日本語で反省して、心ではイラついてるんだよ。
そんなもんグローバルでもなんでもねぇ。地獄の三重奏よ。

「旅行でも便利だよ?」って言うけどさ、オレの旅なんてさ、国内の温泉と道の駅だけで完結してんのよ。
「富士山 beautiful!」って言う相手いねぇんだよ、家族しかいねぇんだから。
その家族も「それ日本語で言えば?」って冷静にツッコミ入れてくる。

つーかよ、こっちはThank youとSorryでここまで来てんのよ。
下手な発音でも心込めたら通じるんだって。
むしろ流暢に話したら「英語できるんですね!」ってなって、どんどん要求が高度になってくんの。
あれ地獄。おれらは永遠の「I’m not good at English」って壁の向こうで生きてんのがちょうどいいの。

しかもだよ、SNS見てると「娘が5歳で英検準2級とれました〜😊」とか載せてくるバカ親。
もう黙ってろ。家の中だけで自慢してろ。
うちの娘は粘土で犬作って「これはパパ」って言ってるよ。そっちの方が泣けるわ。感動をありがとうだよ。

英語を学ぶことを否定してるんじゃねぇ。
でもな、「英語できなきゃ終わり」みたいな風潮に毒されてる奴ら、てめぇらが一番終わってる。
終わりの始まりに気づかねぇで、海外からの評価ばっか気にして、自分の暮らしスカスカにしてる。

オレはオレの小さい世界で、納豆にネギを乗せてる。
その丁寧な暮らしが何よりの誇りだ。英語なんか知らん。
「納豆、ラブ!」これで十分通じる。黙って食え。バカ。

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