Guitar1019
今回の「その日の歌」はProcol Harumの"A whiter shade of pale"。日本語だと「青い影」って呼ばれているみたい。
この曲は前々回の「ひこうき雲」(荒井由美さん)で浮かんでいたんだけど、その後突然歌うことになった前回の「遠くで汽笛を聞きながら」(アリス)を確認している時にも浮かんだ。
そして、"A whiter shade of pale"はさらにバッハの「G線上のアリア」を導き出すのであった。
メロディーを覚え切れず探り探りというかもはやイメージで不安なまま歌っているので全体的に意識が吸われている。。鍵盤のメロディーも頑張って弾いてみたものの全然うまくいかない。やっぱり弦の跳ね返りに指の力が負けていてきちんと音を出せないしリズムが乱れる。。
そう言えば前に中島みゆきさんの「悪女」のことを考えた時に"Stand by me"が浮かんだこともあったんだけど、私の脳は本人の意識を超えたところで勝手に情報を処理して色々なものを引っ張り出してくる。
この辺りの曲の繋がりは、まあコードというか展開で近い部分があるからだろうと理解しやすいんだけど、全然理由がわからないオファーもわりとある(前にSavage Gardenの"universe"や"the lover after me"が謎の引っ掛かり方をしたみたいに。でもはじめは意味不明だった引っ掛かりが、後々考えてみれば「そういうことだったのか」という結果になることもままある)。
おそらく私は一般よりも一つの事象から導き出す情報や選択肢の幅が広いのではと思う。直接的な結び付きの周辺にある、直接的ではなくとも間接的に絡んでくるような事象、背景も、色々と脳が引っ張り出してくる。
多分これは「子ども」でいられなかった幼少期からの生存戦略というか処世術というか、とにかく自分独りで自分の身を守る必要性があったから、ひたすら他人や外の世界を観察して適切な対応を導き出し危害を加えられないようにしなければという意識や危機管理の積み重ねでそうなったのかなという気もしている。
コロナに関しても、ノーマスク人間への忌避は、ウイルス拡散装置としてだけでなく、その背後にある「自分の欲求のみを最優先し他人に危害を加えてもかまわない」という精神性への反応、そのような「理性のない」人間は「野獣」であるということでの警戒恐怖も非常に大きい。
ちなみに私が持っているノーマスク人間に対する仮説は以下である。
ノーマスク人間は「自分の欲求のみを最優先し他人に危害を加えてもかまわない」という精神性を有するため、同様の以下の事象との相関が非常に強い。
・喫煙者(副流煙を気にしない/正当化し他人の迷惑を考えない)
・性的同意無しに無理矢理行為を強行する者(相手の気持ちやリスク迷惑を無視)
・避妊や性病予防を拒否する者(避妊具を使っても完全に防げない等と主張し「そのほうが気持ちいいと思い込んでいる」方法を相手の意を無視し強制)
・AIDS梅毒その他性病の感染を知りながら故意に(多数の相手へ)感染させる行為を行う者
・「風邪は移せば治る」という迷信のためにあえて他人にウイルスを暴露し続ける者
・過度な飲酒で他人に危害を加える者、各種ドラッグ使用者(自己の欲求のコントロールができない)
・車やバイクのマフラーを改造しあえて騒音を撒き散らし悦に入る者
・下々の人間、目下格下はどうなっても構わないと思って不当行為を繰り返す既得権益者(他人の人権尊厳の尊重配慮、理性的行動の決定的な欠如)
そしてこれらをはじめ「死ななければ、重症化さえしなければ、罪にならなければ、見つからなければOK」を強行し「他人」に振りかざす「大したことないから感染を広げることは問題無しとする者」は、「相手が死なない・死んでいないから」ということでその他の加害行為を不問とする。そのため
・理性の欠落によりありとあらゆる他害加害行為(家庭内暴力や各種虐待、モラハラ、セクハラ、パワハラ、人種差別、ヘイトスピーチ等々、枚挙にいとまがない)を通常運転で継続的に行いそれを正当化したり自身の他害を頑なに認めようとしなかったりする
特質がある。
勿論大規模調査でこんなことの検証を行うことはないだろうけどね。果たしていかがだろうか。きちんとデータを取ってみたら面白いと思うよ。
目に見えている事象の背景や裏を私の脳は捉えている。そのメリットもあればデメリットもある。
学問分野を横断し繋がりからどんどん探究し知見や世界を広げていくことができた大学での学びは非常に楽しかった。けれどもそれも過去のこと。
さて、"A whiter shade of pale"はあの鍵盤のメロディーが有名で、触れられる音楽の幅が非常に限定されていた私でも子どもの頃から知っていた。ただ、「歌として」というよりも、「あの鍵盤の曲」というイメージで。だから、歌については、実は今回初めて意識をして聴いたことになる(いつも曲が流れても鍵盤の部分のメロディーに意識が向いていたので歌を聞いていなかった、、というのも歌よりも鍵盤のほうがより「メロディーらしい」と私の脳は判断しているようで、そうすると歌ではなく鍵盤メロディーの「音階」に意識が集中する、、という絶対音感の弊害)。
それで、急いで歌を必死に覚えようとしたんだけど、、結論を言うと全然覚えられなかった。。というのも、私は崩した感じの歌い方というか即興的な歌い方というか、そういうものを処理するのが苦手で、「本当のラインはどこにあるの?」と思ってしまうんだよね。
今回参考にしたのはオフィシャルにあった"50th anniversary stereo mix"なるものだったんだけど、声も円熟している感があったし最近録ったものだったのかな。音源というかライブ的な節回しという感じで、とにかく歌のメロディーが全然覚えられなかった。。10回位は聴いたんだけど、聴き終わってさあ歌うぞと歌詞を見ながら歌おうとすると途中で展開がわからなくなる、仕方ないので音源を聞きながら一緒に歌ってみていけそうな気になる→一人で歌おうとしてやっぱり忘れているの繰り返し。。埒が開かないので最終的には諦めてあやふやなまま歌い通してしまった。。(そして歌の記憶にコスト全振り状態だったのでベースも覚えきれていない。。)
有名曲なのと私にはいまいち背景が掴みきれないところがあるので野鳥版は無し。基本的にはロマンスがテーマだし。
しかし"A whiter shade of pale"って、「青い影」だと"whiter"の部分はどこへ??と思った。これは青ざめた状態、青白さの白さがより際立った感じ?だと思うんだけど、この「白」の部分はやっぱり神聖性とか純真な感じを出しているのかな、とも。
私にはちょっと曲の舞台からしてよくわからないんだけど、おそらくダンスパーティーのような社交場で踊っていたとあるペア間の話だよね?
最初は"kind of sea sick"とか"for the coast"とかあるから海のイメージが強くてクルーズ船の上のことなのかなと思っていたんだけど、直接的に海上・船上のことだと断定できる箇所は無かった。それでまあ、とにかくホールのようなところで飲みながらダンスをしていてかなり盛り上がっている(二人もその周りも)ところで、男性側が自分の過去の話("miller"と"tale"があるから、ジェフリーチョーサー著「カンタベリー物語」内の"The miller's tale"と関係がある??としたら、下品な寝取られの話??)をしたら急に女性側が最初は"ghostly"(お化けみたいに?)そして"whiter shade of pale"になった、という流れだと思うんだけど、、
その急変については、彼女自身が"There is no reason"(理由はない)、"The truth is plain to see"(真実は見ての通り)だと言っている。そしてそれに対して語り手はどう対応するかと悩み、彼女に「ウェスタの処女なのに禁欲を守れず流罪となった者のようになってほしくない」「自分の目は開いていたはずなのに節穴だったのかもしれない」と続けている。
ここがちょっとよくわからない。彼女が青ざめたのが男の話が原因であることは確かだと思うんだけど、そのプロセスは、男の話があまりにも彼女に遠いものだったから、あるいは彼女に近いものだったから、そのどちらなのだろうか。
舞台の雰囲気(社交場で飲みながらファンタンゴを踊って盛り上がっている感じ)からすると、決して初心な世間知らずの女性ではない気がする。そうすると、男のした「寝取られ話」に(自ら)思い当たる節があって青ざめたと考えることはできる。
しかしそうすると"whiter"の部分に疑問が出てくる。先述の通り、「白」ってやっぱり神聖性とか純真さを象徴する色でもあって、ここでは特に禁欲的な生活をした名誉ある聖職「ウェスタの処女」が引き合いに出されていることもあるから、その関連からすると"whiter shade of pale"は神聖性を帯びた青ざめ方と見ることもできて、その場合は男の話が彼女にとっては下品すぎたり刺激が強すぎたりしてキャパオーバーだったから、ということにもなると思う。
全く真逆の展開だよね。でもどちらも決め手にかけるというか断定しきれないところがある。そこが面白いところなんだけど。いずれにせよ、曲は彼女が"whiter shade of pale"になったシーンの繰り返しで閉じられるので、二人がその後続くことはなかったのだろう。




