「なんかよくわからない」で動くとき、人は一番正しい選択をしている
自分が広告やマーケティングの仕事に携わり
気づいたことがある。
モノを買ってもらうため、
購買力を上げるために
さまざまな分析をする。
買ってもらう理由や根拠を作り出す。
売れる予想を立てる。
モノが売れて分析をする。
その一部に、宣伝や広告が絡む。
それは資本主義社会が生み出した結果なんだ。
私は「本質ではない」と感じている。
人が何かを選ぶとき、
本当に大事なのは「理由」じゃない。
「なんかよくわからない」けど欲しいときに
人はモノを購入することが多い。
マーケティングの世界ではよくこう言われる。
「人は理由で買うのではなく、感情で買う」
でも、最近、それすらも少し違う気がしている。
正確に言うと、
人は“感情ですら説明できない領域”
で動いている。
人がモノを買うとき、行動を起こすとき
目に見えない理由が9割で
残りの1割が目にみえる理由だと思うのだ。
マーケティングの世界は
目に見える、数字で分析できる
たった1割の理由付けでしかない。
そんな風に感じている。
目に見えるもの、
「数字」という定義の中では
過去の因果からは抜け出せない。
数字は有限であり、無限ではないからだ。
「なんかよくわからないけど欲しい」
「理由はないけどやってみたい」
「説明できないけど惹かれる」
この感覚。
これが一番最初にあるものだと思う。
でも、人は、そのままだと不安になる。
「理由もないのに買っていいの?」
「こんなの買ってどうするの?」
自分自身に買う理由・買わない理由を
見つけ出すような脳の仕組みになっている。
だから、後から理由をつける。
機能がいいから
コスパがいいから
将来性があるから
それっぽい理由を並べて、自分を納得させる。
そして、やっと行動に移せるのだ。
でも、本当はもう、選んでいる。
理由はただの後付け。
マーケティングは、
この「後付けの理由」を設計することが多い。
メリットを並べる
ベネフィットを伝える
ロジックで納得させる
確かに、それで売れることもある。
でも、それは、
「選んだ後に納得させる技術」
であって、
「選ばせる本質」ではない。
本質はもっと前にある。
説明できない違和感のなさ
なんとなくの安心感
理由のない惹かれ方
そういう“見えない領域”で
人は動いている。
だから、
理由から入った選択はズレやすい。
メリット・デメリットで決めたものは、
あとから「なんか違う」と感じることがある。
それは、感覚を無視して頭で決めたから。
これはモノを買うときだけでなく、
恋愛においても同じことが言える。
メリット・デメリットを重視した付き合い
将来のための未来を見据えた選択
違和感を無視しての付き合い
それを続けた先には、
「なんか違う」という結果が
待っているのだろう。
本来の流れはこうだ。
「なんかいい」
→ 動く(購入する)
→ 後から理由がつく
この順番のとき、
不思議とうまくいく。
頑張らなくても流れるし、無理もない。
マーケティングも、
本当は“理由を作ること”じゃない。
“理由がなくても選ばれてしまう状態”
をつくること。
「なんかよくわからないけど、いい」
この感覚が生まれたとき、
人はもう動いている。
だから、
理由がないことを怖がらなくていい。
むしろ、
理由がないときこそ、本質に近い。
「なんかよくわからない」
その感覚を信じて動く。
それが一番、自分とズレない選択なんだと思う。
「内側と外側が一致する」とは、
「よくわからないけど選択」したときに
体感できる感覚なのだ✨
もっと、自分の感じた感覚を信じて
行動することで外側が変わっていくんだ🌈
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