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学びはぜひアウトプットしよう。インプットは8割忘れる。【苫野一徳さん講演会メモ】

講演の最後に苫野さんが、「人は聞いただけでは8割忘れます。ぜひアウトプットしてください」と言われていて。

アウトプットとして、自分のために、そして必要な方のためにメモを中心に書いていきます。

参加した講演会はこちら。

苫野先生のnote▽



■ 約150年前、世界中で公教育が広まった。

人類史の1万年間は、殺し合いが娯楽だったり、宗教が違えば殺し、人種が違えば奴隷・暴力が当たり前という時代が続いていた。

そこから脱出できた大きな理由のひとつが、

民主主義の発明と、公教育の発明。


● 学校の目的の変遷

始まりは:富国強兵・殖産興業。

今:すべての子どもに『自由の相互承認』の感度を育むことを土台に自由に生きるための力を育むため。

目的が変わったが、構造だけ150年前のまま残ってしまっている。

つまり、学校はまだ成熟の途中。制度はこれからもアップデートしていく。



■明治の学校システムは、150年ほぼ変わっていない

・日本の学校構造は、明治の創設期とほぼ同じ
・ヨーロッパもかつては似ていた
・明治政府はわずか5年で全国に2万校つくった
・目的は 富国強兵/殖産興業
・自由や個の尊厳ではなく、国家のための国民づくり

構造に残っているもの

・国語教育=日本語統一(方言を罰した時代)
・体育・運動会=軍事教育の名残
・制服・ランドセル
・学年学級制


■ 民主主義

一般意志(ルソー)
 みんなの意志を持ち寄って見出し合ったみんなの利益になる合意のみを正当な根拠としてこの社会をつくり合う。→多数決は民主主義の本質ではない。

・対話を通して合意形成していく

・学びの本質も 体験 × 対話

・共同創造


■憲法について

・多大な権力を持つ国家を監視するためのルール。
・矢印の方向は、国民から国家へ。
・権利規定である。義務規定は本来おまけのおまけのおまけ。外国では権利規定のみのところもある。(しかし義務規定と思ってる人も多い)


■ルールとは(法律含む)
・すべての人の自由をルールとして保障する。
・自由は上から与えられるものではなく、自由になるために自ら作り合っていくもの。
・ルールとは、憲法を一番上にして、その既定の中にあるはずだが、学校の校則はなぜか治外法権のようになっている。


■ そもそも学校は何のためにあるの?

すべての子どもに『自由の相互承認』の感度を育むことを土台に自由に生きるための力を育むため。

そのためにも、学校を多様性がごちゃ混ぜの ラーニングセンターにしていこう。

と、苫野さんは20年前から言い続けていて、5年前に入口に立ち、
今ようやく “2〜3歩” 入った段階だと言われていた。

・自由の相互承認の感度を育むことが公教育の本質だから

・接触仮説(ゴードン・オルポート)

・言葉は大切

・公教育には私立学校も含まれる

・インクルージョンからトランスクルージョンへ(参考文献)▽




■ 個別化 × 協同化×プロジェクト化の融合 の時代へ(2040〜2045年に本格転換)


・学びの構造転換は 2040〜2045年ごろ に本格化すると予測している
・鍵は 個別化×協同化×プロジェクト化の融合
・ユニバーサルデザイン → レスポンシブデザインへ


■やる気の条件(3C)

コンテンツ × コラボレーション × チョイス
(大人も子どもも同じ原理)


■現行制度の中で様々な取り組みをしている学校

・名古屋市立 山吹小学校
・福島県大熊町 学び舎ゆめの森
・京都府立 清明高校など

こうした学校では、自己効力感・他者受容感・集合的効力感 が向上しているという調査もある。(スクタンの指標による▽)



■ビジョンを実現する方法

ビジョン → ロードマップ → スモールステップ


■教育の専門家

・教育の哲学
・教育の歴史
・世界の教育
・教育の実証研究
・アウトプット





※思ったこと、ご感想などぜひお気軽にコメントいただけたらうれしいです。


※哲学っていいよね。そもそもの土台を問い、考え抜き、今の時点での答えを導き出している。そしてそれを開かれた場に置き、さらに底はないのかとまた考える。
その土台があるからこそ、良い社会や良い教育などの具体を重ねていける。

※福岡県立立花高校での講演会。遅刻してしまったのだが、とても有意義な時間を過ごすことができた。ライブ配信もあったようだが、実際に足を運んでよかった。

遠方など、講演会をライブ配信をしてくれることも増え、参加できる機会が増えるのでありがたいが、行けるところはなるべく行くことでやはりダイレクトに伝わるものがあり今後もなるべく行ける時は行こうと思った。

ネットの良さとリアルの良さがこれからも融合していくんだろうなぁ。良い時代だ。

来ている人は教職員や保護者が中心のようだったけれど、タブレットやスマホを使ってメモをしたり、自由に水分補給しても良い雰囲気、生徒さんたちが司会進行されていたりと、講演会のスタイル自体が緊張感が少なく、それが学びの意欲を深めてくれた。

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