「私のひとりごと」— 出逢い —
今日は仕事がお休みで、知り合いに会いに行った。
2月に入院した時に知り合った方たち。
私は入院中、個室だったので、他の患者さんと関わることはほとんどなかった。
でも毎朝、談話室にある体重計へ測りに行っていて、その時によく女性のAさんと顔を合わせていた。
最初は挨拶をする程度だったけれど、そのうち少しずつ話をするようになり、お互い乳がんだということが分かった。
同じ乳がんでも、治療や状況はそれぞれ違っていた。
Aさんは4人部屋にいて、
「あなたと少し似ている状況の方がいるの」と、Bさんを紹介してくれた。
ちゃんと話をするようになったのは、退院が近くなってからだった。
連絡先を交換して、私は先に退院した。
その後も何度か連絡を取り合っていたけれど、診察日が重なることはなく、会えないまま時間が過ぎていた。
そして3ヶ月ほど経って、
「一度3人で会いましょう」という話になり、今日やっと会うことができた。
Aさんは、私より14歳年上で、ご家族と暮らしている専業主婦の方。
Bさんは13歳年上で一人暮らしをしながら、今も現役で仕事をされている方だった。
ゆっくり話すのは今日が初めてだったので、今の体のことや、これからの治療、それぞれの生活や仕事のことなど、いろいろな話をした。
Bさんは私と状況が似ていたけれど、形成の方法が違った。
Aさんは、抗がん剤治療、がんの摘出手術、放射線治療を終えて、これからホルモン療法に入るそうだ。
自分とは違う乳がんのことも知り、一回り以上年上のお二人と話をして、
これからの体のことや仕事、生活についても、前向きに頑張ろうと思えた。
気づけば、あっという間に4時間が経っていた。
「またしばらくしたら会いましょう」と言って別れた。
とても楽しい時間だった。
たくさん話して、たくさん聞いて、
学ぶことも多かった。
人間関係は難しいこともあるけれど、
こういう出逢いは、大切にしていきたいと思う。
病気になったからこそ出逢えた人たちもいるのだと、
今日は少し温かい気持ちになった。
『私の話』という連載もあります。
よかったら読んでいただけたら嬉しいです。
