書評:柄谷行人・見田宗介・大澤真幸『戦後思想の到達点』(NHK出版)私はもともと文学趣味の人間なので、柄谷行人については、初期の文芸評論から『探求』三部作あたりまでしか読んでいない。経済とか政治制度の問題を扱っているようなタイトルの本は、どうにも触手が動かなかったからなのだが、先日『柄谷行人浅田彰全対話』(…