水泳のターンとは?基本動作解説:タッチターンとクイックターン比較
水泳のターンとは?基本を押さえよう
水泳のターンは、壁に到達した瞬間に進行方向を反転し、次のストロークへつなぐための動作です。
つまり、「止まらずに泳ぎ続けるための仕組み」と言ってもよいでしょう。
ほんの数秒の動きですが、その一瞬でスピード・リズム・フォームが大きく変わります。
「ターンがうまくいかない」「壁で止まってしまう」「スムーズに蹴り出せない」
そんな悩みを持つ方はとても多いです。
この記事では、泳ぎの中で欠かせないタッチターンとクイックターンについて、わかりやすく基本動作を解説します。
タイム短縮だけでなく、「疲れにくい」「見た目が美しい」フォームを目指すための第一歩として、ぜひ最後まで読んでみてください。
ターンの3つの基本動作
1.壁へのアプローチ(進入)
2.壁タッチまたは回転による反転
3.壁を蹴り出して再加速する
この3ステップが自然に流れるようにつながることで、スピードを落とさずに泳ぎ続けることができます。
特に重要なのが、姿勢・呼吸・タイミングの連動。
これが崩れると、ターン後にバランスを崩したり、推進力を失ってしまいます。
タッチターンとは?正確さを重視するターン
タッチターンの特徴
タッチターンは、平泳ぎやバタフライで使われる最も基本的なターンです。
ルール上、両手で壁を同時にタッチする必要があるため、正確な手の動きが求められます。
初めてターンを練習する人にとって最適な方法で、水泳の基本動作を理解するのに最も適しているといえます。
タッチターンの基本動作
1.両手で壁を同時にタッチ
壁に向かってまっすぐ進み、両腕を伸ばして壁を軽く押すように触れます。
2.片手を残し、もう片方の腕で回転開始
右手を壁につけたまま、左手を後ろに引くようにして体を横向きにします。
3.足を壁にセットして蹴り出し準備
膝を軽く曲げ、足裏をしっかり壁につけて構えます。
4.ストリームライン姿勢で蹴り出す
両腕を頭の上で重ね、体をまっすぐにして水の抵抗を最小限にします。
よくある失敗と改善ポイント
・壁までの距離が合わずに手が届かない → 最後のひとかきを小さく調整
・蹴り出しで体がねじれる → 目線を少し下にして、頭の位置を安定
・ストリームラインが崩れる → 腕を重ねて耳を挟むように意識
このように、1つ1つの動きを丁寧に整えることで、確実で美しいターンができます。
クイックターンとは?スピードを落とさない技術
クイックターンの特徴
クイックターン(別名:フリップターン)は、自由形や背泳ぎで使用される高速ターンです。
壁に手をつけず、体を前転させて足で蹴り出すという動きが特徴です。
競泳の世界では1回のターンで約1秒の差がつくともいわれており、タイム短縮を目指す人にとっては欠かせない技術です。
クイックターンの基本動作
1.壁へ向かう最後のストロークを小さく
スピードを保ちながら、前転の準備に入ります。
2.あごを引いて体を丸め、前転
お腹に力を入れ、目線をへそに向けるとスムーズに回転できます。
3.足裏で壁をキャッチ
回転後、つま先をやや下に向けて壁を押さえるように当てます。
4.蹴り出しと同時に反転・ストリームラインへ
蹴る瞬間に腕を頭の上に伸ばし、体をまっすぐに整えます。
上達のためのポイント
・回転中の視線は「おへそ」を見る
・壁を蹴ったあと3秒間ストリームラインを維持
・呼吸はターン前のストロークで済ませる
これらを意識することで、ターン後の水の抵抗が減り、スピードのロスを最小限に抑えられます。
タッチターンとクイックターンの違いを比較

どちらのターンも、正しい基本動作ができればスムーズに体を動かせるようになります。
「フォームを安定させたい」ならタッチターン、「スピードを追求したい」ならクイックターンが向いています。
ターンを上達させる2つの練習ステップ
STEP1:イメージトレーニング
水に入る前に、陸上で動作をイメージしてみましょう。
特に「足の蹴り出し」と「ストリームライン」を鏡の前で確認するのがおすすめです。
STEP2:壁際3mで繰り返し練習
プール全体を使う必要はありません。
壁から3mの範囲で、何度もターンだけを繰り返すことで、体にターンのリズムが染みつきます。
正しいターンがもたらす効果
・タイム短縮(1ターンで0.5〜1秒改善可能)
・呼吸リズムが整い、疲れにくくなる
・壁蹴りでフォームが安定
・全身の連動性が高まり、肩や腰の負担を軽減
水泳のターンとは、単なる方向転換ではなく「効率的な泳ぎをつくる技術」です。
ターンが上達すれば、スピードだけでなく、泳ぎ全体がより滑らかに変わります。
まとめ:水泳のターンとは?基本動作解説:タッチターンとクイックターン比較
タッチターンは正確さと安定感を重視する基本形。
クイックターンはスピードと連続性を追求する応用形。
どちらも、「姿勢を保つ」「タイミングを掴む」「呼吸を整える」という基本動作が軸になります。
水泳を続けていく中でターンが自然にできるようになると、安定して長距離泳ぐことができるので、さらに水泳が楽しくなります。
もし次に水泳の機会があれば、この記事で紹介したポイントを意識してみてください。
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