受験後に大荒れ息子~スマホの問題じゃなかった。息子の爆発が教えたこと
「落ち母」ことちゃんのエッセイ№4
息子に捨てられたわたし(母親)スマホ
ゴミ箱のSIMと、母の怒り
私が捨てたんじゃない
最初に言っておきます。
私が捨てたんじゃありません。
息子に捨てられたんです。
スマホのSIM。
仕事、友人連絡先も
データも
全部入っていたもの。
「どこやったの?」
問い詰めたら
「ゴミ箱に捨てた」
そう言いました。
言葉が出ませんでした。
取っ組み合いの喧嘩
その日は
15歳一人息子と取っ組み合いの喧嘩になりました。
怒鳴り合い。
押し合い。
ぐちゃぐちゃの中で
息子にスマホを奪われ
SIMを抜かれ
ゴミ箱に捨てられました。
さらに息子は
「もう限界。消えたい」
そう言ったそうです。
思春期とか
反抗期とか
そんな言葉では
片付けられない瞬間でした。
怒りの矛先
もちろん
息子にも怒りもわかる。
でも正直に言います。
私の怒りの大半は
無関心な夫
に向いています。
子どもが荒れると
母親の責任
と言われることが多い。
でも父親は
何もしない。
向き合わない。
ただ文句だけ言う。
向き合うのでなく家にいないのです。夜遅く帰宅、出張…徹夜
これは
社会の毒
だと私は思っています。
私の反省
でも、ここで
大事なことも言わせてください。
これは
私の反省でもあります。
スマホを持たせるとき
ルールを作りませんでした。
ちゃんと
話し合いもしなかった。
息子がほしいからと簡単に
スマホを持たせてしまった。
これが一番の反省です。
スマホは
ただの道具ではありません。
子どもにとっては
おもちゃ
です。
大人だって
スマホを
なかなか手放せない。
子どもなら
なおさらです。
息子は感じていたのかもしれない
もう一つ思うことがあります。
息子は
私の怒り
を感じていたのかもしれません。
夫への怒り。
家庭への苛立ち。
それを
どうすることもできなくて
爆発した。
そんな気もします。
逆にゼロにしてくれた
今回の出来事で
全部
ゼロ
になりました。
データも
スマホも
関係も。
でも逆に
このままの状態を
ぶった切ってくれた
のかもしれません。
「もうこんな関係やめろ」
と。
暴れることの意味
正直に言えば
息子が暴れたことで
逆に
向き合わないといけない
と思いました。
子どもなんだから
ちゃんと関わらないといけない。
本気で。
子どもでも許されないこと
ただし
これだけは言いたい。
どんな理由があっても
人に向けてはいけない。
怒りは
人に向けてはいけない。
母親でも
です。
もし不満があるなら
ピアスを開けてもいい。
髪を染めてもいい。
青でも赤でも
好きにすればいい。
その方が
まだ素直です。
でも
人に向ける怒りは
違う。
スマホを与える前に
これから子育てをされる方に
言いたいことがあります。
スマホを持たせる前に
必ず
ルールを作ってください。
夜の時間。
使い方。
見るもの。
ちゃんと
話し合って
決めてください。
決めないと
どんどん
「もっと見たい」
「もっと使いたい」
となっていきます。
そして
夜中まで使う。
体調を崩す。
家庭が荒れる。
そういう流れは
本当に起こります。
受験のあと
うちの場合は
受験が終わったあとでした。
ずっと我慢していたものが
一気に
爆発した。
そんな感じです。
最後に
私は
完璧な母親ではありません。
むしろ
失敗だらけです。
でも
こういう
恥ずかしい話を
隠さず書くことで
同じ苦しさの母親が
「私だけじゃない」
と思えたら、必要な方に届いたら
それでいいと思っています。
子育ては
本当に、スマホ問題は
簡単じゃありません。
スマホの問題じゃなかった
今回の出来事で
私が一番感じたことがあります。
それは
スマホの問題じゃない
ということです。
SIMがなくなったとか
スマホを取り上げるとか
そんなことが
問題の本質ではありませんでした。
あの日、息子が爆発させた
あのエネルギー。
あれは
ずっと溜まっていたもの
だったんだと思います。
注意してもやめるわけがない
よく
「スマホをやめなさい」
と言います。
でも正直に言えば
注意してやめるなら
最初から問題になりません。
スマホは
ただの道具ではなく
子どもにとっては
世界
です。
だから
取り上げるか
取り上げないか
そこだけを考えても
意味がない。
家族の空気
今回のことで
一番考えたのは
家族の空気
でした。
夫は無関心。
私は怒りを抱えている。
その空気を
子どもは
ちゃんと感じている。
言葉にしなくても
全部伝わっている。
子どもは約束を見ている
子どもは
ちゃんと見ています。
大人の言葉と行動を。
大人が
一貫しているかどうか。
子どもは
そこを見ています。
爆発はサイン
今回の出来事は
本当にひどい出来事でした。
でも
もしかすると
息子の爆発は
「このままじゃだめだ」
という
サインだったのかもしれません。
見直すべきもの
だから
スマホの問題だけを
考えるのではなく
家族関係
を見直す必要があると思いました。
このまま何も変えなければ
同じことは
きっとまた起こります。
最後に
スマホを
取り上げるかどうか。
それは
本当は
大きな問題ではありません。
大事なのは
家族が
どう向き合うか。
そして
親が
どんな態度で
子どもと関わるか。
そこだと思います。
今回の出来事は
私にとって
本当に苦しく
恥ずかしい話です。
でも
もしこの話が
同じように悩んでいる
お母さんの
何かのきっかけになれば
と思っています。
問題はスマホじゃない家庭。
ことちゃん
